イSムのインテリアになる仏像「仏頭」発売

天武時代の薬師如来像を再現! イSムのインテリアになる仏像「仏頭」発売
2013/02/15 マイナビニュース

美術工芸品の製造・販売を行うMORITAが展開する「仏像ブランド“イSム(いすむ)”」は、人気ブランドTanaCOCORO[たなこころ 掌]より、仏像「仏頭」を発売する。

このほど発売する「仏頭(ぶっとう)」は、天武14年(685)に、飛鳥の地にあった山田寺の本尊として造られた薬師如来像の頭部をモデルにしている。文治3年(1187)に現在の所蔵寺院へ移されたが、1411年の東金堂の火災の際に焼け落ち、頭部のみが被災を免れたという。しかし、寺院勢力による強奪や火災などあまたの苦難の跡がその顔に刻みつけられており、左側頭部も大きく陥没している。

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同社はこの仏像が持つ長い歴史を体現する欠けや割れまでも、忠実に再現。仕上げには金銅仏ならではの青銅色を多層にわたる彩色で表現し、光沢感を残して仕上げた。

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TanaCOCORO[掌]仏頭は、価格1万9,950円。イSムウェブサイトおよび全国の取扱店で販売する。先行予約受付は2月8日から、発売は2月26日から開始する。



・全国で相次ぐ仏像盗難事件だが、美術品としての需要もあるに違いない。仏像に愛を感じれば所有されるといいだろう。ただ仏像自体にご利益があるわけでもなく、あくまでも象徴なのだ。それはキリスト教の十字架などと同じことだ。例えば踏絵を踏んだからと言って、信仰上の問題を感じるのは象徴性を排した即物的な見方だろう。


仏像ブランド“イSム(いすむ)”  http://www.isumu.jp/


仏像が福袋に! 全16アイテム100万円の「仏像福袋」を大丸東京店で販売
2012/12/18 マイナビニュース

美術工芸品の製造・販売をするMORITAは、2013年新春特別企画として、大丸東京店で「仏像福袋」を販売する。

同社は、「飾れる仏像ブランド“イSム(いすむ)”」を展開している。このほど、2013年の初売りにふさわしい、“仏像福袋” を3セット限定で特別価格で販売する。

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内容は非売品も含む全16アイテム。金剛力士や阿修羅(あしゅら)、大日如来(だいにちにょら)、毘沙門天(びしゃもんてん)といったスタンダードなものから、イSムPremiunシリーズ(十一面観音、帝釈天(たいしゃくてん))も入る。148万500円相当を、特別価格100万円で販売。仏像は全て同社が自宅に配送するとのこと


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高野山真言宗、6.8億損失か お布施など運用に失敗

高野山真言宗、6.8億損失か お布施など運用に失敗
2013年2月27日 朝日新聞

 空海(弘法大師)が開創して約1200年の伝統を持つ宗教法人の高野山真言宗(総本山・金剛峯寺〈こんごうぶじ〉、和歌山県高野町)が、資金運用に失敗して少なくとも6億8千万円の損失を出していたことが、関係者の話でわかった。約3700の末寺から集めた檀(だん)信徒からのお布施も含まれている。

 26日に始まった宗派の議会にあたる宗会には、宗会議員を務める僧侶35人が参加。庄野光昭宗務総長は、多額の損失を出したことについて「運用が思いにまかせず推移している。無念で慚愧(ざんき)に堪えない」と説明した。


・学校法人や宗教法人などの資産運用失敗で巨額赤字を計上する例が目につくようになった。それは投資運用会社への丸投げが原因としても、必要以上にお金を貯めこんで誰にも還元されることないことの裏返しだ。宗教家は、宗教の道には詳しく説いても現代金融の複雑さを理解しているとは思えない。

例えば、ある宗教法人は多額の寄付金を土地購入にあてて闇雲に買い漁っているという。信者の皆さんは、その事実を知らされておらず運営に使われていると疑ってない。宗教法人幹部が私利私欲に使っていることは少ないとは思いたいが、清貧を旨とする宗教が最先端の金融商品を運用し少しでも資産を増やそうという動きの矛盾を考えないのだろうか。


高野山で意見対立 宗会が解散
2013年02月27日 NHK大阪放送局

弘法大師、空海が開祖となっている宗教法人の高野山真言宗で、資産運用をめぐって内部で意見が対立し、宗派の議会にあたる「宗会」がきょう、解散されました。

高野山真言宗で宗会が解散されたのは、昭和27年に宗教法人となって以来、初めてです。解散されたのは、高野山真言宗の議会にあたり、全国の10のブロックの代表などあわせて37人の議員からなる「宗会」です。

高野山真言宗によりますと、きのう開かれた宗会で、宗派の資産運用の結果をめぐって一部の議員から「投資で6億8000万円を超える損失を出しながら全体として9億円に上る利益が出たことになっており、粉飾の疑いがある」などという意見が出され、「宗会」の責任者の庄野光昭宗務総長の辞任を求める不信任案が賛成多数で可決されました。

これに対し、庄野宗務総長は「粉飾は事実無根で、不信任案に何の根拠もない」として、きょう、宗会を解散しました。

高野山真言宗で宗会が解散されたのは、昭和27年に宗教法人となって以来、初めてで高野山真言宗は、今後、50日以内に全国の代表となる議員を選ぶ選挙を行うことになります。



高野山真言宗が宗会解散 法人化後初、不信任可決も
2013年2月27日 共同通信社

 宗教法人高野山真言宗(総本山・金剛峯寺、和歌山県高野町)で議会にあたる「宗会」が、実務トップの庄野光昭宗務総長の不信任案を可決、庄野宗務総長は27日、宗会を解散した。不信任案可決や宗会解散は1952年の法人化以来初めて。関係者によると、不信任案は出席した宗会議員35人のうち、18人の賛成で26日に可決。資産運用で損失が出ていることで、外部監査に対して虚偽の資料を提出したとして、宗務総長の責任を追及した。



高野山真言宗宗会を解散 資産運用巡り
2013年2月27日 読売新聞関西発

 宗教法人の高野山真言宗(総本山・金剛峯寺、和歌山県高野町)で、議会にあたる宗会(議員37人)の解散が27日、決まった。資産運用のあり方に関して、内局のトップである庄野光昭宗務総長に対する26日の不信任案の可決を受けたもので、今後、指名による10人を除く議員27人の選挙が行われる。

 記者会見した庄野宗務総長らによると、証券会社に任せていた資産運用で、2002~12年、商品によっては計約6億8000万円の損失が発生したが、約16億円の運用益があり、差し引き約9億円の利益があったという。26日に開かれた宗会で、議員の一部から「会計の不明朗な点があったのでは」と批判があり、庄野宗務総長の不信任案が僅差で可決。庄野宗務総長は辞職せず、宗会を解散した。

 現議員の任期は15年5月まで。任期途中の解散は極めて異例で、今後、50日以内に選挙が行われる。



高野山真言宗が6億8000万円損失、資金運用に失敗
2013年2月27日 TBS

 弘法大師・空海が開き、1200年の歴史を持つ高野山真言宗が資金運用に失敗し、6億8000万円の損失を出していたことがわかりました。宗派内での対立が深まり、トップへの不信任案が可決されるという異例の事態となっているようです。

 弘法大師・空海が開設して、およそ1200年の伝統を持つ高野山真言宗。ですが、伝統と信頼を失いかねない問題が発覚しました。資金運用に失敗し、およそ6億8000万円の損失を出していたことが明らかになったのです。損失の中には全国およそ3700の寺から集めた信徒からのお布施も含まれているといいます。

 森財務部長によりますと、2002年から資金運用を始め、現在およそ30億円を運用しています。従来は満期が長くリスクの低い商品で運用していましたが、2007年度から証券会社を雇い、元本保証がないハイリスクな商品に切り替えたのが原因とみられています。信徒から預かった大切なお布施などを資金運用に充てることは多々あるのでしょうか。

 「(相談は)年々増加傾向にありまして。一般的にお布施だけでその(宗教)法人を運営していくのはなかなかできることじゃない。資金が不足して、投資事業で収益を出して、お寺を運営していこうという考え方もあり得る」(行政書士法人 鷹悠会 高木幸聖代表)

 文化庁では、宗教法人に対し、財産の管理・運用の心得4か条を定めています。
 <投機的な資金の運用を図って宗教法人の財産を減少させたりすることのないように心がけましょう。>

 高野山真言宗の規則でも、資金運用について「確実な銀行に預け、管理しなければならない」と定めていますが、法的に強制力はありません。専門家は今後、何らかのルールづくりが必要になってくると指摘します。

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 「宗教法人は他の法人と比べて特典が税制上与えられている。それだけしっかりと中で管理していくことが原則。それが出来ないなら行政が介入して、いま行われている公益法人改革をそれを宗教法人にもやる」(慶応義塾大学 中島隆信教授)

 高野山真言宗では、庄野宗務総長への不信任案を可決。新体制は解散後50日以内に行われる選挙で決めることになります。



高野山真言宗の宗務総長辞任へ
2013年04月25日 NHK大阪放送局

資産運用をめぐって内部で意見が対立していた高野山真言宗は、一連の混乱の責任を取る形で執行部の責任者の宗務総長がきのう(24日)、辞任を表明しました。

弘法大師、空海が開祖となっている宗教法人の高野山真言宗は、信者から集まったお布施などの資産運用の結果をめぐって内部で意見が対立し、ことし2月には宗派の議会にあたる「宗会」が解散されるなど、混乱が続きました。

これを受けて、執行部の責任者の庄野光昭宗務総長はきのうの宗会で一連の混乱の責任を取る形で辞任を表明しました。

庄野宗務総長は、一夜明けたきょう、NHKの取材に対し、「これ以上、内部で対立を深めて高野山真言宗の名誉を傷つける訳にはいかない。私がすべての責任を負って辞任することにした」と述べました。

高野山真言宗では、来月8日に新しい宗務総長を選ぶ選挙が公示され、宗派内の手続きを経て、7月26日に新しい宗務総長が決まります。



新宗務総長に添田氏 高野山真言宗、資産運用問題で交代
2013年6月25日 朝日新聞

 高野山真言宗(和歌山県高野町)は25日、資産運用をめぐる問題で執行部トップの宗務総長(金剛峯寺〈こんごうぶじ〉執行長〈しぎょうちょう〉)を辞任した庄野光昭(こうしょう)氏(70)の後任に、同町の蓮華定院(れんげじょういん)住職、添田隆昭(りゅうしょう)氏(66)を選んだ。任期は7月5日から4年間。

 添田氏は京都大文学部を卒業。2001~09年、私立高野山高校の校長を務めた。

 高野山真言宗では、お布施などを高リスクの金融商品に投資していた問題が発覚。最高議決機関「宗会(しゅうかい)」が2月、庄野氏の不信任案を可決したのに対し、庄野氏は宗会を解散。宗会改選後の4月にあった臨時宗会で、「資産運用に粉飾はなかった」とする弁護士らの検証結果が承認されたが、庄野氏は騒動になった責任をとり辞任していた。



追記

宗教法人高野山、前総長らを提訴 投資で損害、8億円超の賠償請求
2016年1月29日 中日新聞

 宗教法人高野山真言宗(総本山・金剛峯寺、和歌山県高野町)などは28日までに、内部規定に反してリスクの高い金融商品を購入し損失を出したなどとして、実務責任者だった前宗務総長庄野光昭氏(73)と、前財務部長に計約8億7千万円の損害賠償を求めて和歌山地裁に提訴した。

 法人によると、庄野氏らが証券会社から購入した金融商品「仕組み債」による損失約4億円については、元本回収の確実性の確保を定めた内部規定に反したなどと主張。

 また、複数のコンサルタント会社などに支払った計約4億7千万円に関しても額に見合う業務提供がないとしている。(共同)


介護主夫日記:介護で人生を諦めるのか!?

† 身に染みる記事だが、これが日本の現実だろう。それが定年以降の家族介護ならば諦めはつきやすいのだが、20~30代で介護を強要されることが人生に大きな岐路となることは事実。結婚する相手が理解しないと新しい生活を送ることもできない。

‡ 記事にあるのは認知症対応だが、余裕をもって介護が成功するには、多くの他人の援助と自分自身の切り替えが必要だろう。「親思いで偉いね~!」とか言われたら、私は黙殺したい。こうした問題は個人差・家族差が大きくて、楽な介護生活を送る人もいる一方で悲惨な生活を送る人もいる。それは気の持ち方でうんぬんできるものではない。私は、福祉専攻として把握している部分が多いのだが実際は試行錯誤の連続なのである。私なりに介護のポイントを書き連ねることもできるのだが、それが誰かの役に立つとは思いにくい。反対に言うと、これで介護は大丈夫と言い切る人たちは何も分かっていないのだと思う。


恋愛や結婚もできない 介護で人生をあきらめる若者たち
2013年4月12日 dot.  ※週刊朝日 2013年4月19日号

 一般的には、介護を担うのは50代以上の人が多い。実際に、厚生労働省の「平成22年国民生活基礎調査の概況」を見ても、40歳未満で要介護者と同居する主な介護者は、全体の約3%と低い。しかし、「もっと多く、若い人が介護をしているはず」と指摘する声がある。

 介護に関するホームページには、「仕事と夢を追いかけてきたのに、希望が閉ざされてしまった」「お金の相談をしたくても、周りに同じ境遇の人がいないからわからない」という声も見られる。周りに介護経験者が少ないため、相談やグチをこぼす相手もなかなか見つからない。仕事や夢が犠牲になる可能性が高いのも事実だ。現在の不況では仕事も安定せず、金銭的に余裕がない人も多いだろう。

 育児・介護休業法では、働きながら介護との両立をはかれるように、「介護休暇」と「介護休業」を企業に義務づけている。「介護休暇」は、通院の付き添いや買い物のために、単発で年に5日(要介護者の家族が複数いる場合は年10日まで)休める制度で、「介護休業」は、対象家族1人に対して通算93日、介護のためにまとまった休みが取れる制度だ。しかし、終わりの見えない介護を考えると、十分な日数とは言えず、制度を利用する人も少なく、実態に沿っていないとの批判がある。また、実際にこの制度を利用できるのは、一部の大手企業に勤めている人に限られるとの見方もある。

 23歳から認知症の父を介護し、『笑う介護。』(成美堂出版)の著書もあるライターの岡崎杏里さん(37)は、「若い人の介護は、仕事だけでなく、恋愛や結婚を犠牲にする可能性がある」と指摘する。介護に時間を取られ、出会いのチャンスやデートの時間を失ったり、介護が原因で恋人と別れたりするからだ。

 実は岡崎さんも、20代のころ、同じ経験をした。だから1年前に結婚した夫とつきあい始めたとき、父の介護のことをなかなか言いだせなかった。

 恋人時代、デートした後に車で送ってもらっても、自宅より手前で降ろしてもらった。その秘密めいた行動は、「バツイチで子どもがいるのかもしれない」と疑念を抱かせるほどだった。つきあって4カ月、意を決して打ち明けると、若いのに苦労して偉いなと思ってくれたようだった。その気持ちは彼の両親も同じで、結果的に結婚へと、とんとん拍子に進んでいった。

人生いろいろ:高額寄付とオレオレ拾得物

† お金は人間にとって最大の関心事と言ってよいだろう。自給自足できない現代生活では無理からぬことだ。そこで起きる悲喜劇が人間を彩る。誰もが大金を手にしたいし控えめに言っても、必要ないと断言する人は稀だろう。それは交換できるという機能があるからで、サービスや愛情までも手に入れられると固く信じられているからだ。

‡ 最近、脳裏にあるニュースを以下に掲げる。①は高額寄付だが、いわゆる普通の女性なのがいい! 億万長者が義務でするものと違うことと、はっきりと使用希望まで述べている。一方、②の拾得物に関しては、17件の問い合わせがあり俺のものだと名乗り出た輩もいたという。警察は帯封から、金融機関・支払日を特定し捜査して持ち主の子どもに返還となった。お金には名前は書いていないのだが、あわよくばと考える人がいるのも人間の性だろうか。


都道府県警察における遺失物の公表ページ 警察庁
 (外部リンク) http://www.npa.go.jp/consultation/chiiki2/ishitsubutsulink.htm



①「児童福祉に役立てて」89歳女性遺言で2億7000万寄付
 2013年1月19日 スポニチ

 名古屋市が昨年末、市内に住んでいた故人の女性から「児童福祉に役立ててほしい」との遺言に基づき2億7606万8138円の寄付金を受けていたことが18日、分かった。市によると、個人による億単位の寄付は極めて異例。市は善意を生かし、名古屋市大医学部に障害者医療に従事する人材を育成するための講座設置を検討している。

 女性は昭和区在住だった恒川八重子さんで、昨年1月に89歳で亡くなった。市が遺族から受けた説明によると、恒川さんは足に障害があり、児童福祉に使ってほしいと言い残していた。寄付はすべて現金という。

 昨年6月、遺言執行者を通じて市に連絡があり、市は同12月に寄付を受け取り、遺族に感謝状を贈った。



②ゴミ処理施設の1000万円 持ち主が判明
 2013年2月22日 日テレ
 
 去年12月、広島市のゴミ処理施設で見つかった現金約1000万円の持ち主が判明した。決め手は札束についていた金融機関の帯だった。

 去年12月17日、広島市安佐南区のゴミ処理施設でゴミの中から現金約1000万円が見つかった。現金には複数の金融機関の帯がついており、06年の日付が記入されていた。

 警察が調べたところ、当時70歳代の男性が所有者であることが判明。しかし、男性は現金を引き出した直後に死亡しており、男性の50歳代の長男が去年12月、現金が入っていることを知らずにタンスなどをゴミ処理施設に持ち込んでいたという。22日、現金を返還された長男は「ありがとうございました」と話し、現金を持ち帰ったという。

 1000万円が見つかって以降、警察にはこれまで17人が、自分のものではないかと名乗り出ていた。



追加

「福祉に」と遺言で9200万円寄付 新潟市の元建具職人
2013年2月25日 産経ニュース

 昨年10月、病気により65歳で亡くなった新潟市中央区の元建具職人、小野芳春さんの代理人が25日、同市役所に篠田昭市長を訪れ、小野さんの遺言に基づき「新潟市の福祉に活用してほしい」と約9200万円を寄付した。

 小野さんは遺産の相続人などがなく、生前に遺言書を作成。弁護士が遺言に従って小野さんが福島県会津若松市に所有した土地を処分するなどした。遺言がなければ、遺産は国庫に帰属されるという。

 新潟市は「小野さんの遺志を尊重して使途を検討したい」としている。


NHKラジオ 宗教の時間「信じるということ」雨宮慧

宗教の時間「信じるということ」
2013年3月31日 NHKラジオ第2放送

上智大学神学部教授…雨宮慧(あめみやさとし)
【きき手】大福由喜(おおふくゆき)NHK文化福祉番組部ディレクター



・雨宮神父は、無宗教の家庭から上智大学に哲学を学ぶために進学した。その理由は中学生の時に感じた「なぜ生きているのか」「どう生きたらいいのか」を学ぶためだった。阿部次郎『三太郎の日記』を読んでいた。

大学ではホイヴェルス神父の必修授業があり出会った。ホイヴェルス神父で印象に残っていることとして①「神様はイエス・キリストを創る前に、ソクラテスを送って下さった」②「スズメがさっと電線に止まります。何と不思議なことなのでしょう」と言われたことを覚えている。

①は、哲学を勉強しても、理性を使っても究極のところまでは行きつけない。②は、そこにある不思議な力、豊かにするのが信仰なのだろうと感じた。

人生においてもっとも大事な問題は「何において自分自身を確かにさせるのか」に答えること。人間は何かを信じたい、富や社会的評価において、それが自分自身を確かにさせるのだろうか。

アブラム(アブラハム)とペテロの言動から、信じることを考える。ペテロはゲッセマネの園で、イエスから裏切ることを予告された。それに対してペテロは三度にわたり否認した。イエスを裏切ったペテロは激しく泣いた。

それは後悔の涙なのだろうか!? 裏切られても捨てられることのないイエスの愛に気づくといった慰めの涙ではなかったのだろうか。

「信仰とは賭けである。冒険である」(ベネディクト16世)

キリスト教の信仰とは、頑張らなくてもいい、(イエスがともにいてくださるので)自然のままにでいいという教え。問題なのは自分の力で救いを得ようとする発想であり、弟子たちのように信仰に不安や疑いが残っていても自然なことなのではないのだろうか。

以上、私的な要約

イースターを念頭にした番組。哲学が人生の諸問題を解決すると思い学ぶ学生は少なからずいる。哲学を学んでいくと、行き詰る時があり、宗教的なあり方にも魅力を感じることはあるのだろう。

ただ神学を学ぶことと宗教を生きることは全く次元の違うことだろう。神学は哲学に似た構造を持っているわけであり理論である。一方で、生きることは体験であり頭でなく全身で感じることである。

ベネディクト16世が、信仰とは賭けであると書籍に書いているという。不思議なことだが、一流の学者は科学の先に神を感じることがある。前法王も、それを感じていたのだろうか。

自分自身を確かにするとは、自分を相対化させるために何をたてるかということだろう。それが富や社会的地位という移ろいやすいものに求めたならば右往左往するしかないだろう。

雨宮神父によれば、信じるという語根は「確かである」ということらしい。つまり、確かにある・分かることを感じなければ信じることはできない。書籍に書いてあることや頭の中で考えたことが、果たして本当なのだろうかということだ。

一方、ホイヴェルス神父のことではないが、スズメが電柱に止まるという当たり前のことの不思議さに気づくことが、生命のすべてである。そこからも、「頑張るな・自然のままに」という気づきが実は復活(生命の再発見)というイースターの意味であろうと思う。

週刊朝日百科 「週刊 仏教を歩く[改訂版]」全30冊

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2013年2月7日より週刊朝日百科シリーズ「仏教を歩く〔改訂版〕」が発行されます。
2003年10月から2004年5月まで発行した「仏教を歩く」の改訂版です。

出版社:朝日新聞出版
サイズ:A4変

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・内容はエッセイ等が差し替えられたようで、ネームバリューのある人が登場している。
 私は過去のシリーズ全冊を所有している。
 この判型がA4変形判であり、とても扱いにくかった。
 それに合わせて専用ファイルも販売という商売なのだ。
 手元に置いておこうと言うならば、活字を大きくした文庫版サイズがありがたいのだが・・・

人生いろいろ:文房具の進化

† 以前は事務屋をやっていた関係から文具に関しては探求心が強い。使えれば良いと思われるかもしれないが、道具にこだわるのは職人気質。なお担当をしている場合は新商品をサンプルとして供される場合もある。

‡ ステープラ―(ホッチキス)は、針なしというものが流行りだが、そこに従来製品を改良したものが登場した。以下の記事にあるように、女性でも軽く使えるということだ。そして、この28枚というのが物理的な限界だそうで、10号針を極限まで使える。100均でも入手できる時代だが、綴じる枚数が増えると針が曲がってしまう経験は誰でもあるだろう。このように今ある製品を極めることは日本人には得意であり、軽自動車ではないが独自の規格でリードできる余地があるのだ。


コクヨS&T 28枚までとじられる「ステープラー<パワーラッチキス>」
2012年12月28日

コクヨS&Tは、一般的な「10号針」を使ったステープラーでは業界最多の28枚までとじられる「ステープラー<パワーラッチキス>(フラットタイプ)」を2013年2月13日から発売する。

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近年、エコや安心・安全といった観点から針なしステープラーの人気が高まる一方で、通常のステープラーには「多枚数をしっかりとじたい」という需要が高まっている。

従来、10号針を使用するステープラーでは20枚とじが主流だったが、本製品は、女性の手でもすっぽり収まるコンパクトサイズでありながら、10号針を使ったステープラーでは業界最多の28枚までとじることが可能となった。さらに、「てこの原理」を応用した「軽とじ機構」を搭載したユニバーサルデザインの商品なので、28枚の紙でも軽い力で楽にとじることができる。

【本体価格】650円

オフィシャルサイト


神の風景-人間と世間-115

「夫婦の仲の悪いのは困ったものですが、仲の良すぎるのも困ったものです。お互いの愛情だけで一緒になれたと確信しておれるほどに仲の良いのは、困ったものです」(藤木正三)2-137困った夫婦

・地球上に何十億と人間のいる中で、二人は組み合わされたのです…と続きます。藤木師は仲のよい夫婦を非難しているわけではなく、出会いの不思議さに圧倒されずに二人の愛だけで巡り合わされたと考えることに疑問を感じています。夫婦関係だけでなく、人間の出会いの不思議さは何と奥深いものなのでしょうか。

NNNドキュメント'13「孤高の出張カウンセラー 自閉症の子どもを救え」

NNNドキュメント'13「孤高の出張カウンセラー 自閉症の子どもを救え」
2013年2月17日深夜 日本テレビ

わが子が自閉症と宣告された母親の苦悩を希望へと導く臨床心理士がいる。歯に衣着せぬ言動と奇抜な風貌で国内外を飛び回る“出張型心理カウンセラー”奥田健次(41)氏。番組ではわが子の将来を案じて思い悩む母親と、知的障害を伴い言葉の発達が困難と思われた男児が、わずか数ヶ月で驚きの成長を見せる姿を追う。その一方で奥田の大胆な手法に戸惑う家族も…。子どもの問題行動に向き合った瞬間に独自のひらめきで解決策を見出し、確かな変化をもたらす奥田の手法。その根底にあるものは数多くの臨床実績と、「障害は的確なアプローチによって改善する可能性がある」という信念だ。そして、奥田が幼少期に受けた暴力…。その体験を乗り越え、自閉症の子どもたちに情熱を注ぐ姿に密着する。

ナレーター: 鈴木省吾
ディレクター:浅田さかえ
制作:日本テレビ



・まず、私の知っている臨床心理士も奥田のような感じの方で、病院勤務を止めて開業に切り替えた。開業していくことは組織に属さない分だけ利点もあるが、それだけに力量も問われる。

さて本作品だが、奥田健治という発達障がいを専門とする開業臨床心理士を取り上げている。彼は分析心理学の研究者として大学准教授の経験もある。自閉症に関しては、いろいろなアプローチがあり、研究者がさまざまな実践を行っている。

彼のあり方は、とにかく目の前で起きている問題行動を具体的な方法で直していく。つまり標語のような発達障がい児に対するお題目を提示するのではなく、具体的に親の前で示し、その行動を教え込んで親に訓練させることを促す。

その具体的な方法は、行動分析学の考え方に基づいたもので理論にもかなっているのだろう。彼の考えによれば、それを一人一人の子どもたちに合わせてオーダーメイドの方法を伝授するということなのだ。

取材の途中で語った、奥田の幼少期の記憶・体験、その後保育士として働いて自閉症児に接したことから心理学に興味を持ったようだ。それから米国に留学してから研究者になったようで異色の経歴といってもよいかもしれない。

ドキュメントでは、タイ・バンコクに住む自閉症児を持つ子どもへの継続的なセッション、新規家庭でのセッション、また軽井沢での本拠地での様子、各種講演・勉強会などを取材していた。セッションでは、自閉症児が変容していく様子があった一方、その方法についていけずに断念する新規家族の様子も伝えた。

奥田のブログ等を見ていると、かなり鮮明に独自の世界を持っていると感じる。だから、この取材に対しても一定の距離を持っているし取材者に対しても親切ではないような感じがする。番組の反響で、問い合わせが増えていることに対して迷惑な思いすら感じているようだ。それは当然ともいえる。

テレビ番組出演する人は、それを大いに利用し集客を目指したり権威づけをしたりするのが本当に多い。また見ている人もテレビで取り上げてくれる人なら信頼と実績があると思い込んでしまう。治療が難し病気や障がいでは、それが強く働いてしまうだろう。

映像を見ていて感じたのは、対象となる障がい児をきちんと観察していること、また意味づけを発達の中で捉えて、どのような契機を与えれば必要な行動を促せるかを予想していることだ。

カメラの前で睡眠薬を飲まないと2時間くらいしか眠れないと語る奥田は自ら繊細だと語った。このカットが使われるか奥田も半信半疑だったかもしれない。

自閉症児のためには、奥田の方法を応用できる人材を産み出すことが必要なのだが、それができるか否かが疑問に残る。ドキュメントの限界を感じつつも、こうした逸材を紹介することも一つの使命であることは間違いない。


オフィシャルブログ http://diamondblog.jp/kenjiokuda/
奥田研究室 http://www.kenjiokuda.com/

人生いろいろ:新聞再編時代

† 新聞を購読する人が徐々に減ってきているという。かくゆう私も朝夕刊セットから朝刊のみに切り替えて2年あまりになる。幸い中日新聞では、中日新聞プラスという購読者対象のネットサービスもあり、無料で制限付きがあるものの夕刊も見られる。朝日新聞や日経新聞はデジタル版を有料で行っており、紙媒体に依存できないことは誰も分かってきている。海外でも著名な日刊紙がデジタル版に衣替えするところが多くなってきた。

‡ 新聞の速報性が薄れ、テレビ・ラジオの画一性に嫌気がさし、個人がネット環境を使えば無料でも全世界に情報発信できる時代にある。こうした中で情報独占、電波独占をしてきた権力機構にも大きな揺らぎが起こっている。朝日新聞は、全国の新聞専売店主へ転業するならば資金提供する!?と発言しているらしい。そのくらい厳しい時代に入った。切り替えができないマスメディアは退場の時代に入ってしまった。


消費税きっかけに財務基盤弱い新聞社が経営破たんする可能性 朝日新聞の木村伊量社長「年頭あいさつ」で言及 (一部分)
2013/1/21 J-CASTニュース

朝日新聞の木村伊量社長が行った年頭あいさつをきっかけに、紙媒体の「右肩下がり」ぶりに対する危機感が改めて広がっている。

木村社長は、消費税をきっかけに財務基盤が弱い新聞社が経営破たんする可能性に触れたうえ、「デジタル・ネイティブ」と呼ばれる世代について「彼らがある突然、紙の新聞を読み始めることは期待できるでしょうか」と述べ、この世代が年齢を重ねたとしても紙媒体の復権は難しいとの考えを披露した。

「食うか食われるかの戦いです。体力がない新聞社がギブアップして」
木村社長のあいさつは2013年1月4日に行われ、この全文が業界紙「新聞情報」1月9日号に掲載された。あいさつでは、消費増税をきっかけに経営環境がさらに厳しくなることを指摘する中で、
「食うか食われるかの戦いです。体力がない新聞社がギブアップして、新聞業界の地図が塗り変わるようなことも頭に入れておく必要があります」
と、財務基盤が弱い新聞社が経営破たんする可能性にも言及。紙媒体の衰退についても多くの時間を使って言及した。例えば電子ペーパーやオンデマンド出版の普及が進んだ場合については、
「現在のオフセット印刷工場などの生産設備や、トラックによる新聞輸送、そして販売店ASAの全国ネットワークが甚大な影響を受けること間違いなしです」
と厳しい見通しを示した。さらに、
「『デジタル・ネイティブ』と呼ばれるいまの若者たちが社会の中核を担うことになっていくと、彼らに紙の新聞はどこまで読まれるのでしょうか。彼らがある突然、紙の新聞を読み始めることは期待できるでしょうか」
と、反語表現を用いながら、若者が新たに紙媒体の読者になることについては絶望的な見方を示した。

「紙媒体に書くことだけにこだわる記者は数年後には仕事がない」
なお、木村社長のあいさつによると、朝日新聞が期待をかけているのが11年5月にスタートした「朝日新聞デジタル」。すでに有料会員数が8万を超え、13年春には10万人が達成できる見通しだという。木村社長は、記者に対しても、
「(紙媒体を中心とする編集部門は)デジタルを含む多彩な情報の発信部門へと大きく変わりました。記者活動のデジタル化もそのひとつです」
「新聞の締め切りは朝刊、夕刊の2回ではなく、24時間です。厳しい言い方になりますが、紙媒体に書くことだけにこだわる記者は数年後には仕事がない、くらいに思っていただかなければなりません」
と、紙媒体中心の意識を変えるように強く求めている。


テレメンタリー2013 「“3.11"を忘れない 原発に一番近い教会」

テレメンタリー2013 「“3.11"を忘れない 原発に一番近い教会」
2013年3月23日 名古屋テレビ 5時20分~5時50分

福島第一原発と偶然にも同じ名前の福島第一聖書バプテスト教会。その距離わずか5㎞。原発に一番近いキリスト教の教会。あの爆発事故以来、立ち入ることも祈りをささげることもできなくなった。
佐藤牧師は全国を飛び回り講演活動をして、震災のこと原発事故のことを伝える。そして避難を余儀なくされた信徒約50人を救ったのは1人のドイツ人牧師だった。一時立ち入りで見た驚きの光景とは?「古里に帰りたい」最後に行き着いた場所とは?

ナレーション:貫地谷しほり
制作:OAB大分朝日放送
プロデューサー:楠元正孝
ディレクター:長田次郎



・原発事故後に避難を余儀なくされた70名の教会員らは、全国各地に移り住むことになった。教会員の多くが奥多摩にあるキリスト教キャンプ施設の厚意で震災1か月後に住みはじめた。キャンプ施設側も本業を中断し避難してきた彼らを受け入れることを決断した。

ドイツ人牧師はドイツの福音派教団から宣教師として派遣されたようで、現在は奥多摩福音の家のディレクターを兼ねている。その施設で避難民は2011年4月から2012年3月まで滞在することになった。

その後、教会は福島県大熊町 ⇒ 福島県いわき市へ移転することになり、いわき市に住宅を借りて教会員らは住み、その地に2012年6月から新しい教会堂の建設を始めた。番組では建設途中の教会堂で2月に行われた入堂礼拝式で終わった。

番組は佐藤牧師の大分県での講演の様子から始まり、大分県中津市に住んでいた教会員との久しぶりの再会を映した。大分朝日放送制作ということなので、これが契機に取材を始めたのかもしれない。

番組のメッセージ性であるが、特に原発の不条理を描いたわけでもなく、原発難民となった教会員たちを受け入れたキリスト教キャンプ施設のドイツ人牧師の厚情を挟んで人間の絆を描いたものに仕上げたかったのだろうと思う。

大熊町の教会が設立されたのは原発開発の遥か昔であり、その逆ではない。安全とされた施設の放射能漏れ事故で転居を余儀なくされた大勢の人たちの代弁として象徴的に教会員を取り上げたということもいえる。

それでも教会員たちがコミュニティを保って今もあることが、他の原発避難民に比べると良いのかもしれない。彼らはクリスチャンなので、こうした状況を受け入れようとすることや、何事も神の御意志と捉えることも当然に期待されている。国や東京電力への恨み節は一言も番組では聞かれなかった。

教会員らの私生活への変化や困難などが深く追求されたわけでなく、他の原発番組に見られる苦悩や矛盾に悩む人間像を描くことまではしなかったのが残念であった。

なお、テレビ朝日系のドキュメンタリー番組だが、早朝時間に放送されており、名古屋テレビでは5:20からである。私は、この前回分の放送番組を調べていて、たまたま放送があることを知った。当日、新聞欄を見る頃には放送は終わっていたはずだ。このようにバラエティ番組などに押されて片隅に追いやられているのがドキュメンタリー番組の現状である。


福島第一聖書バプテスト教会  http://f1church.com/
 
奥多摩福音の家  http://www1.odn.ne.jp/ofi/
 東京都西多摩郡奥多摩町小丹波135
 奥多摩福音の家は、クリスチャンキャンプ場 兼 カンファレンス・センターです
 オッケルト・トラウゴット (Traugott・Ockert)牧師


テレメンタリー2013「"3.11"を忘れない 原発に一番近い教会」

翼の教会
帰れない故郷を望みながら
佐藤 彰

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福島第一原発からもっとも近い教会、福島第一バプテスト教会。2011年3月11日、大地を揺るがした大災害は教会にも地震、津波、放射能という三重苦を与え、その日から教会は流浪の旅を余儀なくされた。すべてを失った悲しみの中で懸命に生き抜いた教会は、人々の祈りによって、故郷・福島いわき市に新しい会堂「翼の教会」を建てた。

発売日:2013/08/25
発行: いのちのことば社(マナブックス)


カルトに狙われる中高生が増加 勉強中に声かけ、「洗脳キャンプ」へ

カルトに狙われる中高生が増加 カフェで勉強中に大学生が声かけ、「洗脳キャンプ」へ
2013年3月9日 J-CAST

宗教団体の勧誘の対象年齢が低下し、中高生が巻き込まれる事態になっている。カフェで勉強をしている生徒を狙い、大学生の信者が正体を隠して近付くケースが増えているというのだ。

専門家は「早期発見が重要」と指摘し、子どもの生活スタイルの変化に注視するよう話している。

大学から締め出され、中高生をターゲットに

「それまでは数年に1件程度だった、(中高生の)保護者からの相談が、2年前、1か月に1件以上のペースで来るようになった」――全国カルト対策大学ネットワークや日本脱カルト協会などで、カルト被害防止の啓発活動をおこなってきた恵泉女学園大学の川島堅二学長(宗教学)はJ-CASTニュースに対してこう話した。

放課後カフェなどで一人で勉強している受験生が狙われるケースが多い。正体を隠した大学生の信者が、「大学生」という立場を利用して声をかけ、宗教団体の催すスポーツイベントなどに誘い出すのだという。

背景には、全国カルト対策大学ネットワークらの活動により、大学側での防止策が強化されたことがあると考えられる。啓発授業の設置や学園祭からの締め出しなどで、大学生を対象とした勧誘活動がやりにくくなったため、「戦略を変えてきたなと思いました」(川島氏)。

東京はじめ首都圏を中心に、札幌、大阪、北九州など、全国の都市部でも被害が確認されているそうだ。これまでにもマスコミなどでよく取り上げられている3団体を含めた、計6団体による被害が多いという。

1年超えると抜け出すの難しく「早期発見が重要」

川島氏によると、子どもがこういった団体に誘われた兆候としては、「生活スタイルが変わること」がある。カルト勧誘は、具体的には以下のような段階をおって子どもの生活に食い込んでいくからだ。

まず、カフェなどで一人で勉強している高校生に、正体を隠した大学生の信者が「勉強がんばっているね」「●●大学の学生だ」などと声をかけ、警戒心を解いてから「勉強も大切だけれど週1度くらいは身体を動かしたほうがいい」などと近くの公民館などでおこなわれる団体の週末イベントに誘う。「バレーボールなどをする」「大学生の友達ができる」といったもっともらしい体裁があるため、たいていの親はこの時点では応援こそすれ警戒することはあまりない。

次に、「人生に役立つ話が聞けるから」と平日の夜に行われる勉強会(実際は教義を教え込む会)に誘われる。当初は週1回だが、少しずつ回数が増える。信者は共同生活をしている場合も多く、そこで夕食も提供される。当然帰宅が遅くなる日が増え、目ざとい親ならこの時点で子どもの変化に気づく場合もある。

こうした勧誘活動は3月~4月におこなわれ、最終的には5月の連休中の「合宿」に引き込むことが目標となっている。

そのため、しまいには子どもは「泊りがけのキャンプに行く」などと言い出すようになる。費用は「無料」という。この段階で親が「さすがにおかしい」と気付いて、相談にやってくることが多いそうだ。

また、稀なケースではあるが、信者の教師がその立場を利用して生徒を信仰に引き込むということもあったという。もちろん、このほかにも様々な手口がある。

川島氏は「最初の勧誘から3か月以内ならほぼ100パーセント離脱させられるが、1年を超えてしまうと、団体の教えが深く浸透し、親に本当のことを言わなくなる。専門家に相談へ連れて行こうにも、団体側の指示を仰いで拒否するので手を打つのが難しい。早期発見が重要です」と警鐘を鳴らしている。



・記事に書かれているように、大学での勧誘活動に支障が出てきたことから、それ以前に信者獲得を狙った動きということができる。

特に、家族から離れて暮らす学生たちが狙われていたのだが、これからは受験生の段階からも注意していないといけない。

もっと問題にされてよいのがカルトの実態である。


追加情報

<いまドキッ!大学生> 手口巧妙、カルトの勧誘
2013/4/30 中日新聞

 1年生の諸君、大学にはもう慣れたかな。前回(16日付)の紙面でサークルの魅力を紹介したけど、伝えきれなかったこともある。それは、サークルの中にはその後の人生を台無しにされかねないカルト宗教の団体もあるってこと。新入生は格好のターゲット。うっかり入ってしまわないように気を付けて。

 カルト宗教とは、自分たちの信仰のためには社会の常識や法律を無視することもある危ない宗教のこと。死者十三人を出した地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教(今のアレフ)が代表的な例だ。

 オウム信者の多くが、大学生のときに入信したことは知ってるかな。カルトにとって、世慣れしてなくて警戒心が薄く、自由な時間が多い大学生はまさに狙い目。特に入学シーズンは新入生が標的にされるよ。入学ガイダンスや学内の掲示で注意を呼び掛ける大学も多い。

 誘い方はいろいろある。キャンパスやその近くで声を掛けるのは昔からある方法だ。名古屋大一年の女子学生(18)は三月中旬、入学手続きを終えてキャンパスを出たところで、二人組の女性に「聖書の一節を読ませてほしい」と声を掛けられた。大学側が注意しやすいキャンパス内をあえて避けており、カルトの可能性が高い。

 下宿先に突然やってくることもある。静岡大二年の男子(19)は昨年の春、インターホン越しに「学生アンケートに協力して」と求められた。相手が名乗ったのは、霊感商法が問題になった新興宗教とつながっているとされる団体だった。

 ここ数年はネットの交流サイト「フェイスブック」や「ミクシィ」で誘うことも増えている。学校名や趣味などの個人情報を公開する人が多いから、狙いを定めやすいようだ。「いいね!」ボタンを押したり、メッセージを送ったりして近づくんだって。

 問題は、カルトの多くが初めは正体を隠していること。「合唱をしませんか」「バレーをやろう」などとうそを言って、いざ会場に行ってみると、まったく関係ない宗教の誘いが始まるんだ。

 カルトサークルを見抜くにはどうしたらいいのかな。山口貴士弁護士(37)がその特徴を教えてくれたから、左のイラストを参考にしてほしい。「少しでも怪しいと思ったらすぐにその場から逃げて、大学の学生課などに相談して」とアドバイスしているよ。

20130430 83

◆「卒業後も金と時間奪われる!」

 みんなの中には「自分がカルトに入るわけない」とか「うちの大学にカルトサークルなんてないでしょ」って油断している人はいない? そんな人こそ要注意だ。

 山口弁護士は「相手は勧誘のプロ。詐欺と同じで『自分は大丈夫』と思っている人が一番だまされやすい」と話す。

 カルト対策に取り組む住職の瓜生崇さん(38)も「カルトが活動していない大学はないと思った方がいい」と教えてくれた。

 「カルトだって法律を犯さなければ問題ないでしょ」と言う人に向けては、恵泉女学園大の川島堅二学長(54)に登場してもらおう。

 川島学長は、カルトに入ると大学時代はもちろん、卒業後もずっと時間と金を教団に奪われてしまうと指摘する。「人生のすべてが教祖や教団のいいなりになる。そんな宗教を信じるために大学に入ったわけではないはず」と呼び掛けている。(字井章人)


マザーテレサの怖い素顔が明らかに!

マザーテレサの怖い素顔が明らかに! 「洗脳看護」「カルト施設」、その実態とは!?
2013年03月13日 ハピズム

 去る3月2日、インドの日刊インターネット新聞「The Times of India」に、「Mother Teresa 'saint of the media', controversial study says」とのタイトルで、マザー・テレサのこれまでのイメージがメディアによって作られたものであるという研究結果が出たと、掲載された。

 マザー・テレサといえば、貧困や病気にあえぐ弱い人たちの救済活動に生涯を捧げた、カトリック教会の修道女。修道会「神の愛の宣教者会」の創立者でもある彼女は、"無償の愛"の代名詞のように伝えられており、今なお、世界中の人々から崇め、慕われている。しかし、カナダの宗教学専門誌「Religieuses」最新号で大学の研究者が発表した論文によると、マザー・テレサの美談や名声は、カトリック教会の誇大宣伝のためにデッチあげられたものであり、聖人には程遠い人物だったというのだ。

■これまでのマザー・テレサ像

 1910年、オスマン帝国領のコソボ州で生まれたマザー・テレサは、敬虔なカトリック信者の両親に育てられ、12歳のときに「修道女としてインドで働きたい」と決心。18歳で、ロレト修道女会に入り、インドのカルカッタに派遣され、上流階級の子女の教育に携わっていたが、「すべてを捨て、最も貧しい人の間で働くように」という神からの啓示を受け、カルカッタのスラム街に移住。宗教を問わず、貧しい人、病気の人など弱者のために働きたいとし、1950年に修道会「神の愛の宣教者会」を設立。ホスピスや児童養護施設を開設し、その無償の愛の活動は全世界に知られるようになり、世界中から援助が集まるようになった。1971年に、教皇・パウロ6世から勲章「ヨハネ23世教皇平和賞」を授章されたのを皮切りに、ノーベル平和賞など数多くの賞が贈られた。1997年に、87歳で亡くなった時には、インド政府が国葬を行い、死後5年目にはヨハネ・パウロ2世が「彼女は福者である」と宣言した。そして、なにかと問題の多いカトリック教会において、清く正しく、いつまでも輝き続ける聖人のような存在として、マザー・テレサは人々の記憶に残ることとなった。

■明らかになりつつある、マザー・テレサの素顔!

しかし、実像は異なるのではないか、と疑問を投げかける者が現れた。今回「Religieuses」に論文を寄稿したのは、モントリオール大学とオタワ大学の研究員たちである。

 彼らは、マザー・テレサに関する文献資料、約300件を調査し、「マザー・テレサが世界中に開設した517もの『死を待つ人々の家』ホスピスは、衛生状態が悪く、医薬品も慢性的に足りず、満足な治療が施せなかったと報告されている。しかし、彼女の修道会『神の愛の宣教者会』は何百万ドルもの多額の寄付金を受けており、金銭的に困っているわけではなかった」という事実を突き止めたと発表。そして、「マザー・テレサは、患者の痛みを和らげることはせず、痛みに耐えることを賛美して癒やすという、怪しげなことをしていた。多くの病人が、彼女の元を訪れれば、医師が治療をしてくれると思っていたにもかかわらず、彼女は、イエス・キリストの受難のように、痛みに耐えることは尊いことだと繰り返し言うだけだった」「人気が低迷しつつあったバチカンは、劣悪な環境で痛みに苦しむ人たちに『あなたは素晴らしい人間なのよ』と優しく接している、マザー・テレサのことをまさに“生きる聖女”だと大げさに宣伝することで、カトリックのイメージアップを図ろうとした」と指摘した。

 また、「バチカンは異例の早さで彼女を福者だと宣言したが、“痛みに耐えろ”という、怪しげな看護方法、問題点の多い政治家とのコネ(ハイチやアルバニアの独裁者を支持し多額の寄付金を得たという説がある)、多額の寄付金の管理に関する疑問点、そして、中絶、避妊、離婚に関して過度に批判していた点などは、一切、問題としなかった」とも綴っており、事実を知れば知るほど、マザー・テレサの神話はでたらめだということが明確になるとしている。

 さらに、マザー・テレサの名が一気に世界に広まったのは、英BBCのマルコム・マガリッジ氏の力が大きいとも指摘。中絶反対派でカトリック右派のマザー・テレサに共鳴したマルコムは、1968年にロンドンで彼女と面会しており、翌年、そのミッションをたたえる映画を製作。「初めて写真に撮られた奇跡」として、コダック社もマザー・テレサを宣伝に使い、彼女の顔は世界中に知れ渡った。

 奇跡といえば、バチカンは、「マザー・テレサは、ひどい腹痛に苦しむモニカ・ベスラという若いインド人女性の腹部に、宗教的なメダルを置き、祈ったことで治癒した」とし、マザー・テレサの奇跡として伝えている。しかし、医師は、「モニカが患っていた卵巣嚢腫と結核は、投与された薬により治癒したのだ」と証言しており、これを否定。それでも、バチカンは「奇跡だ」と主張し続け、多くの人々を騙しているという。

 なお、マザー・テレサは晩年心臓病を患い、ペースメーカーを入れる手術などを受けていたが、自身は衛生的で設備が整った近代的なアメリカの病院で、痛みを和らげる麻酔薬を投与されながらの治療を受けていた。まさしく、聖人からは程遠い人間だったというのである。

 マザー・テレサは聖人ではない、うさんくさい人間だという意見は、実は昔から出ていた。2年前に62歳の若さで食道がんでこの世を去った無神論者のジャーナリスト、クリストファー・ヒッチンズは、長年、マザー・テレサはとんでもない食わせ者だと主張し続け、それに関する本まで発行。「彼女が世界中から集めた寄付金を使えば、ベンガルにファーストクラスの病院を建てることだってたやすいことだった。しかし、彼女はそうせず、衛生状態の悪い、あまりにもひど施設に患者を収容し、ろくに治療を施さなかった。痛みを和らげるなど嘘だ。死ぬこと、痛みに耐えることを賛美する、まさしくカルトのような施設だったのだ」「信仰する宗教に関係なく看病したというが、それも嘘。朦朧とした患者に、痛みに耐えれば天国へ行けると、繰り返し言い、洗脳した」と厳しく批判している。

 今回発表された論文だが、「聖人的なイメージを持つマザー・テレサの創られた神話が、貧困にあえぐ人々の救済を目指す人道活動家たちを励ますことになっているのは確かだ」「しかし、マザー・テレサに関するメディア報道は、もっと慎重に、事実に基づいたことを伝えるべきだ」という言葉で締めくくられている。

 衝撃的な論文であるが、マザー・テレサの人気は不動のものだとされており、カトリック教会への打撃はさほどないだろうと、米メディアは見解を示している。今から10年前、2003年にローマ教皇庁はマザー・テレサの列福式を行ったが、世界中から25万人を超える人々が集まり祝福。実像がどうであれ、カトリックが全力を注ぎ創り上げたマザー・テレサの"聖人としての神話"は、揺らぐことのない、不動のものなのである。



・事実に基づいた報道とは何だろうか。記事に指摘されるまでもなく、マザーの行っていたことは医療行為ではないだろうが、苦しみを耐え受け入れなさいということの真意に対する誤解なのだろう。

多額の寄付を集めており、それで近代的な病院を建設し運営すれば多くの人たちを救えただろうとするのは大きな誤解であると感じる。

なお異例な早さで聖人扱いされたことは事実だろうし、それがマザーの意志とは関係ないバチカンの意向であることは明らかだろう。

マザーが個人として、自分自身の役割を自覚していたことは明らかであり、いろいろな葛藤があったことは確かだろう。だからこそ彼女は神に真剣に聴き従おうとした。

それと、では具体的に貧困にあえぐ人たちを救う行動するには、緻密な計画と実践が伴う。神がマナを降らせて食べさせてくれるわけではない。

マザーを崇拝し社会生活を壊す人たちを続出させたならばカルトということもできるが、彼女が行ったことは一人一人のココロに、隣人とは誰なのかという問いを与えたということなのだろう。

彼女は、カルカッタに行きたいと熱望した人に対して、あなたの隣人はどこにいるのかと最も大事な問題を提示した。。

マザーが、どこかに隠し財産をしていたとか、豪奢な生活を秘かにしていたといった事実があるならば出してほしいものだ。

それからマザー・テレサ個人と多くのシスターやブラザーたちは基本的に違った人たちであり、同じではない。彼女の団体の構成員が例え愛に溢れていなくてもマザーのせいではないだろう。

マザーが伝えられているような女性ではなかったとしても、その伝えようとしたことは私には伝わっているし、社会変革でなく目の前に一人の人に愛を込めて接するということが全てだと分かれば改めて彼女の行ってことが奇跡と称されても、ただただ頷くだけである。

マザー・テレサを聖人だとは思っていない。ただ、彼女自身と神への想いと行動を一致させようとし、無私の行動を組織的に実践したことは簡単にできることではないだろう。あの質素な身なり生活をできる者だけが、彼女たちの生き方に意見をすることができる。

だからマザー亡きあとは組織は縮小しつつ続いていくというのが自然な流れとなるだろう。彼女の残した言葉は、宗教的な生き方を全うした一人の女性の思いを時間・時代を超えて伝えていくことになるだろう。

神の風景-人間と世間-114

「私たちが願望とすべきは、自由な状態ではなく、むしろ不自由な状態に耐え抜くいさぎのよさではないでしょうか。このいさぎのよさこそ、自由を与えてくれます」(藤木正三)2-136自由

・自由とは何でしょうか。束縛からの解放ですか。藤木師は生きるとは本来束縛に耐えることで、自由は瞬時であると語ります。不自由の中に自由を感じることに、本来のことがあると思われます。

【お知らせ】 再開について 4/1~

またブログを再開することになりました。

毎日続けることは記事を埋めることが主眼になります。定期的に休むことはリフレッシュに良いことです。今後は随時掲載ということになります。

この3カ月の間にも、ローマ法王の生前代位という歴史的なことが起きました。たまたま、そのニュースを知ったのは報道されてから1時間も経っていない時でした。早速、ブログに掲載することは躊躇しませんでした。

いろいろなシリーズを始めるのですが完結できていないのが問題ですが、引き続き重要度の高いことから進めていきたいと考えます。

2013年4月1日 たれプーさん♪


キリスト受難の道たどる=復活祭前の聖金曜日―エルサレム
2013年3月30日 時事通信社

 キリスト教の復活祭を前にエルサレム旧市街で29日、イエス・キリストがはりつけの刑になる直前に十字架を担いで刑場のゴルゴタの丘まで歩いた経路とされる「ビア・ドロローサ(悲しみの道)」をたどる「聖金曜日」の行進が行われた。

 世界各地から集まった数千人の巡礼者が、賛美歌を合唱しながら、キリストが死刑判決を受けたローマ総督ピラトの官邸跡と伝えられる学校の校庭から「キリストの墓」がある聖墳墓教会までの1キロ弱の路地を練り歩いた。【エルサレム時事】 


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