NNNドキュメント'11 やまない雨はない うつと共に生きる気象キャスター

NNNドキュメント'11
やまない雨はない うつと共に生きる気象キャスター
2011年10月30日25:30~ 日本テレビ

ナレーター:毬谷友子
制作:日本テレビ

「自ら死んではいけません、やまない雨はないのです」自殺予防の講演会でこう語りかけるのは倉嶋厚さん(87)。かつてお茶の間の人気を博したお天気キャスターの草分けだ。14年前、最愛の妻をガンで突然失ったことがきっかけで重度のうつ病を発症、自殺をこころみた。4か月に及ぶ閉鎖病棟での闘病生活―どん底から14年。今は自身の体験をもとに「自殺予防」を訴えている。しかし、うつを完全に克服したわけではない。「うつは闘うものではなく、共存するもの」と話す彼は、その生き方をカメラの前で見せてくれた。そこには、うつの現実、病から得た人生訓、季節を楽しむ心。そして、妻を失い孤独となった倉嶋さんを支えてきた絆があった。



・1997.6に妻・泰子さんを末期ガンで亡くし、子どももいなかった厚さんは強度のうつ状態に陥った。自殺願望があり精神科病院への入院を経て回復し、今は東京で一人で暮らしている。現在では、うつ病による自殺予防の講演会を各地で行っている。

この取材は1年も前から始めたらしい。厚さんを、どのようにドキュメンタリーとして表現するのか非常に難しいところである。取材陣も、最初は接し方が難しかったようだ。

今まで、いくつかの関連するドキュメンタリーを見てきたが、取材陣が感情移入できない番組が多かった。それは、あまりに健康な人たちが取材しているからだろう。本当の悲しみや哀しみ、苦しみに翻弄されたことのない人には理解できないと感じる。

厚さんは、お天気キャスターであり医者でも心理学者でもない。ただ、今まで経験したことを公開し役立てようとする律義さがある。こうした長期の取材につきあっているのも、そうした使命感があるためだろう。

番組では、彼がSOSを発して失意の時に助けてくれた女性との再会を取材していた。厚さんよりも年上の女性であるが、面倒をみてくれて入院の手配までしてくれたそうだ。こうした出会いが幸いしている。

ただ精神的に不調な時に取材されること、特に自宅まで来てカメラを回されることはきついなぁと感じた。また、HPを開設されているということで理系だね。

なお、題名となった書籍『やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから… 』(文芸春秋、2002/08刊)を基にしたテレビドラマも2010年3月6日テレビ朝日ドラマスペシャル“やまない雨はない”にて放映されているようだ。

ディレクター:斎藤弘江

お天気博士 倉嶋 厚のホームページ  http://www005.upp.so-net.ne.jp/kurashima/
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神の風景-人間と世間-53

「同じであるということと、一つであるということとは、全く別のことです。生命あるものは皆、相違しています。そして、皆、一つであることを希求しています」(藤木正三)2-69生命

・敷衍していくと、人間であることと、一人の人間であることの違いでしょうね。私たちは人間に過ぎませんが、一人ひとりがみな己を見つめて生きています。その一人ひとりが形作っているのが社会です。

魂の言葉28

たしかに、星の進行を変えることはできません。
けれど、自分を振り返る人間の魂には、運命の星を超えてゆくように思えます。(マルシリオ・フィチーノ)

・運命を変えることはできないが、それをどのように生きるかは、あなた次第である。

介護主夫日記:高齢者と生きがい

「生きがい」について調べてみたことがある。実は、こうした研究をしている人は少ない。抽象的であることと定義しずらいからだろう。

神谷美恵子『生きがいについて』は、広く知られた著作である。ハンセン病の療養に携わった女医として、また、翻訳家として著名。それから、精神医学者・ヴィクトール・フランクルの一連の著作。ナチス収容所での自身経験を描く『夜と霧』で著名。

私は、福祉のテーマは「生きがい」の追究ではないだろうかと考えている。医療は延命、介護は身辺整理に集約されるとすれば、福祉は「生きがい」を発見させ人生に意味を持たせることだと感じる。人間にとって一番大事なことは、生きている意味を味わう体験だといえる。哲学や宗教ではない、実感に基づくものをこれからも追究してみたいと考える。

榎本栄一27

  好日

ひとのこぬ一にちは
耳の遠いのもわすれおり
眼をつむれば
寂かに桜(はな)も咲いており

・榎本師は晩年、耳が不自由であった。ただ、それも忘れるような日もある。五感は人を鋭敏にするが、創造力もあるのが人間。

人生いろいろ:高齢者を狙った出会い系メール

† 出会い系サイトなるものに関してはまったく知らない。高齢者にも被害があるようで注意されたし。

‡ 「あなたに遺産をあげる・・・」と、一度も会ったことのない女性に言われるわけはないだろう。


見守り新鮮情報 第122号  平成23年10月28日
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

  高齢者も被害!出会い系サイトの「お金をあげる」はウソ!?

<事例1>
高齢の父が、パソコンの出会い系サイトで「7500万円の遺産を渡したい」と言
ってきた相手を信じ、メールをやり取りしているうちに、サイトの利用料金が
50万円を超えた。相手と会う約束を10回以上しているが一度も会えずにいる。
やめるよう説得しても聞き入れない。人が変わってしまったようだ。(当事者
:70歳代 男性)
<事例2>
パソコンに不審なメールが届いても全て無視していたが、ある時、「1200万円
あげる」というメールが目に留まった。信じ込んでやり取りしているうちに、
そのためのポイント代として200万円も支払ってしまった。詐欺ではないか。
(80歳代 男性)

<ひとこと助言>
☆「お金をあげたい」などといったメールから有料の出会い系サイトなどに誘
 導され、相手の巧妙な言葉を信じてやり取りするうちに高額な利用料を支払
 ってしまったという相談が、高齢者からも寄せられています。
☆このようなサイトでは、通常のメールとは異なり、ポイントを購入し、その
 ポイントを使ってサイト内でメールを行う仕組みになっていることがほとん
 どです。相手は、お金を渡すためなど様々な口実でメールを続けるよう促す
 ので、気づいたときには多額の費用をつぎ込んでしまいがちです。
☆メール相手が出会い系サイトの「サクラ」であることも考えられますが、証
 明するのは難しく、お金を取り戻すことは困難です。うまい話には注意し、
 ネット上の見知らぬ相手を簡単に信用しないことが大切です。
☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ


私の自己反省13

「自分は、人あるいは生きものを愛し育むことを怠りながら、いたずらに自分に対する・他の人びとの尊敬や愛情・保護や賞讃などを求めすぎてはいなかったか」(水谷啓二)

・人間の関心は他人どう見られるということ。これを逃れられる人は多くはいない。特に日本人は同質性の高い民族であり、ムラ社会の伝統は残っている。しかし、自分とは自分でも分からぬ者であるし、ましてや他人の移り気な判断を頼っても仕方がない。

新スタートレック TNG 第34話「運命の少女サリア」

ガイナンが恋の指南役として要所で存在感を出している。ウェスリーの初恋物語。

サリアの護衛であるアーニャは姿を変えられる種族という設定であり、変身したアーニャを見てウェスリーはサリアも本当は怪物のような容姿なのかと恋も冷めてしまう。つまり、外見で人を判断していたことになるのだが…。

それでも、最後の転送シーンでサリアは水晶の結晶のような光として、その正体を露わにする。そのまばゆく光る美しさにがっくりとするウェスリーだが、ガイナンは二度とこのような機会はないと伝えることで一回一回の人生に大きな意味があると諭すところが美しい。

いろいろと変化が楽しいのもSFの魅力である。この当時の技術では、映像面でかなりの苦労をしたそうだ。自由にCGが扱えるようになるのは先の話である。

ウィル・ウィートンは当時16歳だったそうで、思春期の心の移り変わりが出ていて切ない感じがした。


サリア:ジェイミー・ハバード

介護主夫日記:100均アイデア商品2

ポリラップ・・・購入した商品は、22センチ幅と30センチ幅だが、どちらも60メートルもあり値段は同額であった。これは激安なのだが、まだ使っていないので品質は分からない。100均だから値段に差をつけられないのがミソ。中国製で輸入品。

食事用エプロン(ポケットタイプ)・・・食事介助に使える商品で、食べこぼしをキャッチするポケットタイプと、だらりと長いロングタイプがある。なお、市販介護用品としての食事用エプロンは定価1200円~あるが、それが耐久性があるとかは一概には言えない。100均も使い捨て商品ではないのでお得だ。

ローソク・・・父は一日何回もお勤めするのだが気になるのは火の始末。これは線香も同じだが、ローソクの方が怖い。最近、ローソクも長短が揃えてあり、燃焼時間20分、15分、10分、5分となっている。ちなみに短い線香は売っていないので、こちらは20分程度と決まっている。現在、10分ローソクで実験中。読経が終わるころにはローソクは消えていてグッド!

君はスペシャル

20111017 03917
君はスペシャル

クローズアップ現代 宇宙と生命の謎に迫れ 巨大望遠鏡の挑戦

クローズアップ現代
宇宙と生命の謎に迫れ 巨大望遠鏡の挑戦
(NO.3110)
2011年10月19日 NHK

地球のような惑星の誕生、そして生命誕生の秘密に迫る史上最大の電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」が9月30日、本格的な観測を開始した。国立天文台の石黒正人元教授らが30年前から取り組んできた「日本発」の国際共同プロジェクトで、南米・チリの標高5000メートルの高原に巨大望遠鏡を66基建設し、ミリ波やサブミリ波と呼ばれる電波を観測。その電波を分析すると、宇宙空間に漂う微小な物質の量や成分、さらに物質の動きがわかり、どのように惑星が誕生するのか、明らかになるという。さらに期待されているのが、惑星誕生の現場でアミノ酸など生命を形作る物質を発見、つまり地球外に生命が存在する証拠を見出すことだ。新型望遠鏡の観測開始までを追い、奮闘する日本人研究者の姿と研究の最前線を伝える。

出演者
渡部潤一(国立天文台教授)



・上記の記事要約を読めば特に番組を見る必要もない。ただ、宇宙の星々を見ていると気持ちがよくなる。このプロジェクトには、石黒氏らが天文所候補を探して高地で乾燥地帯を探して現地を見つけたということだ。

番組では、試験的に電波受信しただけで一級のデータが出てくると研究員らが驚いていたのが印象的だ。光学望遠鏡では、物質の発する電波から得られる情報は得られず、目視で考えることになるというわけだ。

番組後半では、大きな夢としてアミノ酸を発見することで地球外惑星帯に生命の種を見つけることが天文学者らの望みだと語った。地球外生命体は決してSFの世界ではなく、生命の要素たるアミノ酸が化合できる環境があり太陽から適度な距離にあれば地球型惑星は存在することになる。

ただ、この施設の建設費はどのくらいかかり、どれほどの研究員がいてどんな研究を進めているのかは説明がなかった。66基パラボラアンテナを同期させつつ観測する技術とか、今までの電波望遠鏡の歴史とか知ることができたらよかった。この天文台だけで、夢が実現するとは到底思えない。まだまだ宇宙は神秘に満ちている。

洗脳体験をナラティヴに1

「あらゆる概念は現実を曲解し、現実を見る妨げになることを。概念は現実ではない」(アントニー・デ・メロ)3-114

† 概念を通して人間は現実を見る。もっと噛み砕いて言えば、自分自身の頭の中にある情報で、いま目の前にあることを理解しようとする。例えば、「インド人」というイメージがそれぞれにあるだろう。それと、もし目の前にいるインド人・○○さんは同じだろうか!?

‡ 思想・信条は、この世の中をある色眼鏡で見させようとする。例えば、資本階級と労働階級の闘争。私が関わった宗教教団も「善と悪」という二項対立の構造で世界は出来上がっているというもの。自分たちは善の組織であり、悪の組織は終末に滅びるというものだった。

【開始にあたって】
振り返ると30年前に、とある宗教教団に入り活動をしていたことが心の隅に残っている。そこは、いわゆるカルト扱いされることもある組織である。そこに人生の原点があるように感じることがある。そこへの憧れ、煩悶、挫折、離脱の過程は単に主義・思想を身に着けたいということに止まらず生き方の問題として残っている。

今までも、この経験からあらゆる主義・思想に傾倒するという意味を考えている。それは、単にカルト集団に騙されたという次元の問題以上に、この世の中にあるありとあらゆる組織体や思想信条にまで明確な分析力を与える契機となった。例えば、既成宗教として伝統あるものにしても、国家という政治・経済思想にしても、同様の構造を持っていることで自ずと限界がある。

しかしながら、言いたいことは、それらの主義・主張とは別の次元で「いのち」本来の、人間存在があるのではないかという問いであった。自分自身を知ることが全ての始まりである。その自分自身とは何かという問いは、さまざまな経験を通して咀嚼して初めて理解できるような気がする。その「気づき」という照明をもとに、世の中を見るといろいろなことが違って見えてくる。

とある組織から離脱し、考えの整理のつかぬままに新しい思想で自分を作り直そうとしていた時代もあった。ただ、その直前に経験した「いのち」の風景の実感が、それに否を突き付け続けた。自分とは人間とは何なのかという問いかけに真摯に向き合いたいと思い、さまざまな生き方の探究を始めた。

その決定的な契機を与えてくれたのが、藤木正三師でありアントニー・デ・メロ師の著作であった。デ・メロ師は、神父としてよりも心理学者として、心身の探究と東西霊性の懸け橋としての意味が大きい。彼の著作から、思想・信条の構造というものと人間心理の相関を知ったことで、さらに自分自身と社会というものに目ざめた気がする。

もはやそれらの出来事は自分自身のなかで一つの物語となり語り出す時期を迎えたのかもしれない。すべてのことは必要であったと思う。過去のすべての人、事物との出会いが今の私を形作っているのは間違いない。それがすべてありがたいと感じる。過去の不幸な出来事も、私のなかでもう一つの形を成している。

※なお、デ・メロ師のことばの引用はアントニー・デ・メロ/中谷晴代訳『ひとりきりのとき人は愛することができる』(女子パウロ会、1994)からで、3-114とは本書の114ページを指す。


ひとりきりのとき人は愛することができる~Call to Love Meditations
アントニー・デ・メロ 著
中谷晴代 訳
女子パウロ会 (1994/04)

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聖書のことばを、愛と、愛の障害という視点から洞察し、いかにして執着・欲望・イデオロギー・公式などから解放され、無条件で愛することができるかを黙想する。
アントニー・デ・メロ晩年の黙想書。

まえがき
黙想 たとえ全世界を手に入れても
黙想 だれかがわたしのもとに来るとしても
黙想 下着を取ろうとする者には上着をも
黙想 その人はこの言葉に気を落とし
黙想 金持ちが神の国に入るよりも
黙想 狐には穴があり
黙想 自分を愛してくれる人を愛したところで
黙想 わたしがこの世に来たのは
黙想 悔い改めよ
黙想 永遠のいのちを得るには
黙想 一つの石もここで崩されずに
黙想 施しをするときは
黙想 蛇のように賢く
黙想 天の国は力ずくで襲われており
黙想 真理に基づいて神の道を教え
黙想 あなたがたの師はひとりだけ
黙想 子供のようにならなければ
黙想 互いに愛し合いなさい
黙想 鋤に手をかけてから
黙想 敵を愛しなさい
黙想 なぜ、罪びとといっしょに食事を
黙想 主人が帰って来たとき
黙想 イエスは、祈るためにひとり山に
黙想 人を裁くな
黙想 片方の手があなたをつまずかせるなら
黙想 メシアはこういう苦しみを受けて
黙想 わたしが来たのは、地上に火を投ずるため
黙想 空の鳥をよく見なさい
黙想 自分のいのちを得ようとする者は
黙想 からだのともし火は目である
黙想 人の子は思いがけないときに来る



著者:
アントニー・デ・メロ(Anthony de Mello)
1931年 インド、ボンベイに生まれる。
1947年 イエズス会に入会。
1961年 司祭叙階。スペインで哲学、アメリカで心理学を学び、インドに帰って東洋と西洋の霊性の総合、心理学とイグナチオ的霊性の総合を試み、司牧的カウンセリング研究所「サダーナ」を主宰する。
1987年 ニューヨークで客死。
邦訳書:
『東洋の瞑想とキリスト者の祈り』『小鳥の歌』『心の泉』『沈黙の泉』『蛙の祈り』『何を、どう祈ればいいか』(女子パウロ会)ほか。

訳者紹介:
中谷 晴代(本名:小熊 晴代)
1959年 富山県高岡市に生まれる。
1983年 上智大学大学院英米文学博士前期課程修了。
1990年 米国ステューベンビル・フランシスカン大学大学院神学修士課程修了。
訳書『主のまなざしの中に』(ヴェリタス出版社)『行きづまったとき』(女子パウロ会)『愛と性の結婚生活』(共訳・サン・パウロ)『聖霊と教会』(共訳・聖母の騎士社)
現在のおもな仕事は、月刊誌『毎月の黙想』(みことばの泉社)翻訳・校正。


私の自己反省12

「自分は、日常生活において、物や金・時間や労力などの浪費が多くはなかったか」(水谷啓二)

・「浪費」とは無駄ということ。森田療法(モリタ・セラピー)では、モノを活かすことを第一に考える。自分自身に与えられたモノを活かし、お金や時間、エネルギーを活かすこと。

歴史秘話ヒストリア 愛と悲しみの「こだまでしょうか」~大正の詩人・金子みすゞの秘密~

歴史秘話ヒストリア 第87回
愛と悲しみの「こだまでしょうか」~大正の詩人・金子みすゞの秘密~
2011年10月19日 NHK

東日本大震災後、「こだまでしょうか」で注目された大正時代の詩人・金子みすゞ。地方の一主婦だったみすゞは、故郷の海の様子を描いた詩で大ブレーク。一躍、人気詩人の仲間入りを果たす。しかし代表作「こだまでしょうか」を書いた頃、みすゞは重い病や夫との不和に苦しみ、不幸のどん底にいた。そんなみすゞを支えた最愛の弟の行動が、みすゞの死後、半世紀たってある奇跡を起こす。名作に秘められた愛と悲しみの物語。

【キャスター】渡邊あゆみ



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・金子みすゞフィーバーとなっている折の企画となった。26歳で夭折した天才女性詩人というふれこみで、短かった彼女の人生のエピソードを、3つのエピソードから振り返る。

生まれ故郷である長門市仙崎の風景から、彼女の詩作が風土と密着していることを描く。漁業が盛んであった土地柄から魚や自然をうたったものが多い。貧しい生活から、家業であった本屋ということもあり思索好きな少女であったようだ。長じて下関でも本屋に勤めていた時に、大正期の童話雑誌盛んな時期と重なり、投稿して認められたことで一躍知られた存在となった。

みすゞには、弟がいたが貧しさから養子に出された。そうした淋しさの中で育ったようだ。20歳で結婚したが、夫との関係が上手くいかず、夫から「淋病」をうつされたりと心身ともに厳しい時代を生きた。母親の勧めで離婚したが、一人娘の養育をめぐり夫に娘を引き渡す直前に服薬自殺という26年間の人生。

さて、彼女の人生、とりわけ有名となった「こだまでしょうか」の詩がどのような環境で生まれたかを、推測して描いていく。彼女が独自の視点を持っていることは、誰でも読めば分かることで説明は必要ないこと。それは、彼女が生まれ育った環境から自然に出てきたものだろう。

みすゞの死後に、弟の手元に残された詩集を発行したことが新聞に取り上げられブームとなり、この大震災発災直後にACで延々と流されたCMで大ブレイクしたということ。番組最後には、被災地で地元FMや小学校でボランティアによる朗読会が行われている映像を紹介して終わった。

実は、かなり以前に「NHKスペシャル こころの王国 童謡詩人 金子みすゞの世界」(1995年8月27日総合テレビ)という番組があり、私の手元には録画が残っている。これもドラマ仕立ての番組であったが、まだ彼女が知られ始めた段階での紹介であった。

私の考えでは、矢崎節夫(児童文学者)という方が、彼女の発掘にかかわった本人であり、現・金子みすゞ記念館館長となっている。その点では、資料が散逸しない段階で再評価進み今日に至ったことは、本当に幸いなことだと感じる。

NHKは、再現ドラマ形式の番組がたびたびあるが、この歴史秘話ヒストリアもセリフは極少ないものの俳優を起用している。たびたびブログでは書いていることだが、こうした経費があれば関係者インタビューを多くすることや、時間を短くする努力をして頂きたいと切に思う。

ただ、江戸時代以前の歴史は関係者がいるはずもなく文献と遺物しかないので、結局、取材を基にした構成ということになり、それが歴史だろうかと感じてしまう。歴史とは歴史家が作るものだという認識があるので、歴史家の数だけ歴史認識があるということ。

NHKも、徹底的な取材をすることは承知の上で、やはり過去突飛な推測を、これが真実だ!言わんばかりに放送してきている。再現ドラマ仕立ての番組を見ると、いつも不満を感じている。それから、3つのエピソードということは視聴者受けし分かりやすいには違いないが、一人の人生をこれで切られてはたまらない。

それから番組では全く触れられなかったことだが、金子みすゞの詩は曲をつけられて歌われている。そうした活動は以前からありCDもたくさん出ている。この番組をきっかけとして、詩だけでなく童謡も書いている金子みすゞに触れることと、是非、彼女が生きた土地を訪問して自然を感じてほしいものだ。

人生いろいろ:仮想買い物を楽しむ

† 某通販サイトを利用しているが、「ほしい物リスト」にどんどんと入れることだけで気持ちが落ち着くのは不思議だ。むろん、その大部分は注文することなく終わる。ただ、履歴を残すことは消費動向が丸わかりとなり嫌だと当初は考えていた。

‡ ただ、彼らの欲しいものは定量的な数字であり個々の消費に関心があるわけではない。私にとっては、リストに入れて、時間をおいてから注文するということで、衝動買いを避けることもできるという利点は大事なことだ。結局、ネット中毒になり何でも注文するわけでもなく、現実の消費もすることでバランスは取れるものだ。思い切って、普段絶対に見向きもしない商品をリストに入れることは何か嬉しい(絶対に買わないけど)。

神の風景-人間と世間-52

「夫婦とは、独身であったことを止めて、夫と妻という全く新しい生き方の中に入ることです」(藤木正三)2-68現状認識

・藤木師の断想の特長に家族関係に言及したものがある。これは聖書などで語られる古代ユダヤの風俗・風習をもとにしたものから区別し、現代の家族関係の難しさを語っている。夫婦とは独身者が共同生活することではない、全く新しい生き方に入ることだと語ります。本当にそうです。その意味で互いに思いやりを持たなければ成立しないことなのでしょう。

仏教名句32

好んで他人の好悪長短を言うべからず。  (恵心僧都)

・こうした話題しか興味がないのが人間。芸能人のアレコレそんなに気になるのかなぁ・・・

「世界の終末は10月21日」、予言した米キリスト教徒は沈黙

「世界の終末は10月21日」、予言した米キリスト教徒は沈黙
2011年10月21日 ロイター

 今月21日を「世界の終末の日」と予言してメディアの注目を集めた米国のキリスト教徒ハロルド・キャンピング氏(90)が、「審判の日」を前に沈黙を守っている。

 ラジオ局「ファミリー・ステーション」を主宰するキャンピング氏は今年、5月21日を「最後の審判の日」と予言して一躍話題の人となった。その後、当日に何も起こらなかったのは計算ミスだと釈明し、新たに10月21日を世界の終末の日と予言し直した。

 同ラジオ局によると、それから約1カ月経った6月には発作を起こして入院。その後は公の場にほとんど姿を現しておらず、全米60カ所以上で放送されていた番組も中断したままとなっている。

 20日に電話取材に応じたラジオ局の広報担当トム・エバンス氏は、キャンピング氏は番組ホストを「引退した」が、会長職にはとどまっていると説明。予言に関するコメントは差し控えた。

 5月21日の前には、支持者らが全米約2200カ所に最後の審判の日に関する屋外広告を掲示するなど、米国で大きな騒動となっていた。しかし、今回はそうした動きもほとんど見られない。[アラメダ(米カリフォルニア州) 20日 ロイター]

 

・全米で66局のネット放送をしていたということで有名人。かなり高齢なので妄想が進んでしまったのか!? このように人類が破滅しなければ楽園は訪れないという教義に縛られている人たちは多い。

決して他人事ではなく、日本でも予言する人はいるし、私たちも日々占いに凝っている。それが人生訓程度だから生活に影響はないが、彼のように生死を賭けた内容ならば勝ち馬に乗りたい人たちも出てくる。

イエスの言われた、「真理とは小賢しいものからは隠されている」ということは、自分自身が選ばれているという選民意識からくる優越感によるものに対する皮肉だろうと思っている。自分のみ助かるというなら宗教はいらないだろう。


「21日に地震、世界破滅へ」、米キリスト教徒が予言
2011年05月20日 ロイター

 米国でラジオ放送局を運営するキリスト教徒の男性が、5月21日を「最後の審判の日」と予言し、話題となっている。予言では21日に地震が発生し、信仰心の厚い人は天国に召されるが、そうでない人は取り残され、数カ月にわたって続く世界の破滅に巻き込まれるという。

 予言をしたのは「ファミリー・ステーション」のハロルド・キャンピング氏(89)。同氏は1994年にイエス・キリストの再臨を予言したことがあるが、今回の予言について、「いかなる疑いの影もなく成就する」と自信をのぞかせた。

 ファミリー・ステーションは全米に66局を配し、提携先を通じ30カ国語以上で世界各地に向け放送を行っている。

 キャンピング氏の支持者は、全米約2200カ所に最後の審判の日について屋外広告を掲示したほか、数十人が各地で予言を広めている。

 土木技師でもあるキャンピング氏は、聖書の解釈やノアの大洪水などの古代の歴史を基に予言を行っている。21日はカリフォルニア州北部アラメダで妻と一緒に様子を見守る予定とし、「おそらくテレビかラジオなどのそばにいるだろう。(最後の審判の日に)世界の裏側で何が起きているのか興味がある」と述べた。

 キリスト教には世界の終わりにキリストが再臨し、人間は審判を受けるとの考えがあるが、世界の終末の日を特定する予言は異端で、多数派とは一線を画している。[サンフランシスコ 19日 ロイター]

 

介護主夫日記:100均アイデア商品1

4口タップ・・・今まで3口タップは、さまざまな形態のものを見てきたが4口が実は欲しかった。

分別はさみ・・・これはスプレー缶のガス抜きもできる商品だが、メインはペットボトルのキャップを取り除いた後に残る部分(瓶のそそぎ口)を取ることができる。そそぎ口を取りやすいメーカーもあるが、取りにくいメーカー製品は切り刻むようにするしかなかった。こんな商品を待っていた。

コインケース・・・現在使用しているものは500円硬貨が25000円分も収納でき、他に100円~1円硬貨をずいぶん入れられる。ただ、考えると日頃必要な量よりは多いと感じていた。最近見つけたものは、合計で10000円弱、500円硬貨は10枚入れられる商品だが印鑑入れ部分や切手・シート入れ部分もある商品があった。ただ、購入したのは500円硬貨が入れられる単品商品。町内会の集金は、500円単位が多いからだ。

Brilliant Classics ドイツ3大B:作品全集11

CD27 Beethoven
ピアノ三重奏曲第7番『大公』
 ボロディン・トリオ

† カザルス・トリオの演奏を聴いて引き込まれた。実は、ピアノトリオの演奏に目覚めたのはアイザック・スターンの日本における公開指導をテレビドキュメンタリーで見たことが契機となった。若い演奏家たちが、巨匠を前にしてレッスンを受けつつ演奏家としての基礎を作り上げている番組であった。スターンの晩年も教育活動に力を入れていたし、何よりも音に対するこだわりは胸打つ連続であった。

‡ 目覚めている演奏家は、後継者が育たないことを半ば知っていても、どこかにいるだろう後継者を求めている。それは、演奏に厳しい音楽家も同様である。自分が発見したことを伝えたいという思いは変わらない。それは、文字では伝わらず以心伝心というべきものだからだ。


Beethoven: Piano Trio No 7 "Archduke" (Rubinstein, Heifetz, Feuermann) - I

Beethoven: Piano Trio No. 7 in B Flat Major, Op. 97 "Archduke"
Rubinstein, piano; Heifetz, violin; Feuermann, cello

《ドイツ3大B探究メモ》
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97は、1811年の作品。ルドルフ大公に献呈された。このため『大公』と通称されて親しまれている。その通称にふさわしく、優雅さと堂々とした気品がある曲想で、ピアノ三重奏団には必須のレパートリーとなっている。《ウィキペディア》 フリー百科事典

ローマ法王は「ナチス」、米女優S・サランドンの発言が物議

ローマ法王は「ナチス」、米女優S・サランドンの発言が物議
2011年10月18日 ロイター

米女優で社会活動家のスーザン・サランドンさん(65)が、ニューヨークで15日に開かれた映画祭のイベントで、ローマ法王ベネディクト16世について「ナチス」と呼んだと報じられ、カトリックやユダヤ系の団体が非難している。

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 ニューズデー紙によると、サランドンさんは自身のキャリアについてのインタビューの中で、アカデミー賞主演女優賞を獲得した映画「デッドマン・ウォーキング」の原作本を、かつてローマ法王に送ったと明かし、「前の法王。今のナチスの方でなく」と語った。

 インタビューをした俳優のボブ・バラバン氏が、その発言をたしなめたところ、サランドンさんは訂正せず再び繰り返したという。

 17日にサランドンさんの広報担当にコメントを求めたところ、返答はなかった。

 ドイツ出身のローマ法王ベネディクト16世は1940年代初めに、ヒトラー青年隊に短期間所属していた。バチカンによると、当時入隊は強制的だったという。

 サランドンさんの発言について、ニューヨークのカトリック団体は声明を発表し、「節度を欠いている」などと批判。また、ユダヤ人差別に反対する団体も、サランドンさんはカトリック社会に謝罪すべきだと訴えている。



・文脈が分からないので、どういう思いがあったのだろうか。

笑って笑って

20111017 03924
笑って笑って

榎本栄一26

  地べたに

私のおごり心が
いし瓦の如く
地べたにくだけころがり
日がのぼり
日がしずみ

・くだけころがっている心に、日々生きる

ニコ生 『デモクラシー・ナウ!』ウィキリークス特集「アサンジ×ジジェク対談」

ニコ生 『デモクラシー・ナウ!』ウィキリークス特集「アサンジ×ジジェク対談」
2011/10/06 ニコニコ生放送

『デモクラシー・ナウ!』ウィキリークス特集
「<完全版初公開>アサンジ×ジジェク対談」
ウィキリークスのアサンジ保釈後初イベント。
カリスマ哲学者ジジェクとの貴重な対談映像の完全版を初公開!!

ずばりと物事の本質に迫るニュース番組として高評価を得る、アメリカの独立系報道番組『デモクラシー・ナウ!』がついにニコ生に登場!

記念すべき第一回目は、ウィキリークスのジュリアン・アサンジと哲学者スラヴォイ・ジジェクの対談。
今もロンドン郊外の邸宅に軟禁中のアサンジが、7月2日にロンドンで行われた保釈後初の公開イベントに現れ、
現代思想界のカリスマ哲学者ジジェクと2時間近くにわたって対談しました。

ウィキリークスが国際政治に与えた影響や、既存メディアとの違い、アサンジへの司法を使った攻撃から見えてきた司法制度の問題点から、「アラブの春」という中東の民主化運動まで……。

ホストを務めたのは、数々の賞を受賞したジャーナリストであり、『デモクラシー・ナウ!』の創立者で司会のエイミー・グッドマン。映像のあとには、デモクラシー・ナウ!ジャパン代表の中野真紀子氏と、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏をスタジオにお招きし、『デモクラシー・ナウ!』やウィキリークスについてお聞きします。

[映像出演]
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ジュリアン・アサンジ(ウィキリークス創設者)

スラヴォイ・ジジェク(哲学者)

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エイミー・グッドマン(ジャーナリスト、デモクラシー・ナウ!司会&総責任者)

【出演】

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中野真紀子(デモクラシー・ナウ!ジャパン代表)
モーリー・ロバートソン(国際ジャーナリスト)

■URL
『デモクラシー・ナウ!』HP: (日本語)  http://democracynow.jp/
『Democracy Now!』HP:(英語)  http://www.democracynow.org/



・この『デモクラシー・ナウ!』とは、もともとは米国の独立ラジオ放送局として設立され、現在ではインターネット配信で全世界でも視聴できる。『デモクラシー・ナウ!』の日本語版もあり、一部記事の翻訳をしたり、同番組をメディア放送用に提供している。

アメリカでは、ご承知の通り三大ネットワークやCNNなどのメディアがテレビで報道をしている。ただ、分権が浸透するアメリカでは地方放送局が盛んであり、日本よりも遥かに多いチャンネル数を誇っている。この放送局は、健全な批判精神を保ちつつ大手メディアでは放送しないような問題を掘り下げているアメリカらしい放送局である。

デモクラシー・ナウ!  《ウィキペディア》 フリー百科事典

さて、この日本語担当がニコニコ動画とコラボして、放送を開始するということである。

本題は、内部告発サイト『ウィキリークス』の創設者・アサンジ氏との対話が中心となっている。アサンジとは、どんな人物なのか、何の目的でウィキリークスを始めたのか、そして現在。

ここで改めて書いておく必要のあることは、日本で報道されているスタンスと世界が見ているウィキリークスは、全く報道のされ方が違うということだ。日本では、犯罪的に情報を漏えいし国家に危機を与える集団と見做されている。また、アメリカの国家機密の漏えいが顕著であることから厳しい扱いを受けていることも事実。

また、アサンジがスウェーデンで性犯罪を起こしたとして国際手配→イギリスで身柄拘束という報道は知られている。アメリカ外交公電の暴露は、各国の外交にも影響を与えている。

さて、対談でアサンジ氏の語ったことで印象的だったことを三つ。アフガン戦争での非戦闘員死者を、米軍の記録から暴露した。民間人の戦闘記録が公表されたのは史上初めてだろうと。アサンジらに対しては、大手カード会社が使用を凍結しており明らかに問題があること。彼が、性犯罪で身柄を移送されるならば、アメリカに引き渡される可能性も出てくるというECの裁判手続きの問題点。

アサンジ氏の話の論理性や現実認識力は確かで筋が通っていると感じた。もともと性犯罪をデッチあげることは国家がよく行う手法であり、米国に敵対するウィキリークスを封じ込める手段だろう。アサンジは情報を人類の共有財産と考えている。国家が隠そうとする情報には、知らされなくてはならない問題も含まれているということだろう。

それをするために、アサンジ氏は理論武装をして筋の通った考え方をしている。また、各国のメディアと協力して情報の持っている精度を上げたり追加取材を容易にし新たな事実の発掘に尽力している。こうした方法論も独善を生まない情報を分散させる優れた手法だろう。

米国の国家情報管理は、従来は縦割りであったものが9.11テロ事件を契機に見直され情報の共有化と称して、大勢の担当者が情報アクセスの機会を得た。それが、かえって莫大な量の国家機密を一度に漏えいするということにも繋がった。

国家というものは都合の悪いことを隠す習性があり、情報操作によって民意は歪められる危険性は大きい。むろん国家機密をすべてオープンにしろと言っているわけではないだろうが、ウィキリークスですっぱ抜かれて暴露されるよりは影響が少なくてすむだろう。

こうしたウィキリークスの活動にも大いに意義がある。アサンジ=犯罪者という烙印を押して報道する日本のマスコミに嫌悪感を感じる。それは、現在の日本のマスコミ横並び報道と同じこと。大事なことは報道せずにいる彼らがアサンジ氏を語る資格はなさそうだ。

いろいろな論点があり、それぞれに深い問題なので簡単にはまとめられないにしても、私たち個人が国家機密を知ることはできないし何か隠されていると感じていることは確かだ。そこで、本来であれば公器としてメディアが報道する必要があるのだが、それが果たされないというジレンマ。

このたびの福島第一原発報道ではないが、パニックを起こさせないためと称して隠すことが結局は事故を過小に見過ごし、マスコミも追随するという過ちを犯した。アサンジ氏の提起している問題は、こうした問題とも絡みつつ考えないといけないことだろう。

【追加引用】

ウィキリークスが情報公開停止へ 内部告発サイト、資金不足で
2011年10月24日 共同通信

 米外交公電約25万件などを公開した内部告発サイト「ウィキリークス」は24日、資金不足のため、情報公開活動を一時停止する予定であることを明らかにした。英PA通信などが報じた。ウィキリークスは組織存続のため、資金集めに集中する必要があるとしている。



WikiLeaks、資金難で一時活動停止 - 閉鎖の可能性も
2011/10/25 マイコミジャーナル

内部告発サイトWikiLeaksは24日、英ロンドンでJulian Assange代表が記者会見し、機密文書などを公開する活動を一時休止し、資金集めに専念すると発表した。金融機関が相次いで同団体との取引を停止したことで資金難に陥り、資金問題を解決できなければ年内にもサイト閉鎖に追い込まれる可能性があるという。

非営利団体のWikiLeaksは運営資金を全世界からの寄付に頼っており、寄付金の受付にPayPal、Visa・MasterCardなどのサービスを利用していた。昨年12月にAssange氏がスウェーデンでの婦女暴行容疑で逮捕されたのを受けて、PayPalやVisa・MasterCardがWikiLeaksへのサービスを遮断、Western Union、Bank of Americaなども続いた。 WikiLeaksによると、現在寄付の5%しか届かず、95%は同団体の運営に反映されていないという。同氏は金融会社の取引停止を「政治的な財務閉鎖」と非難し、まずは資金面の兵糧攻めへの対策に専念する考えを会見で示した。WikiLeaksはWebサイトに同団体との取引を継続する銀行や寄付に利用できる電子マネーをリストし、「攻撃を食い止めるには、あなた方からの支援が必要です」とサポートを呼びかけている。

WikiLeaksはWebサイトで運営継続に必要な経費の内訳を公表している。給与/スタッフ経費:500,000ドル、リサーチ:500,000ドル、セキュリティ:300,000ドル、製作費:400,000ドル、キャンペーン:300,000ドル、技術情報:500,000ドル、訴訟費用:1,200,000ドル。合計3,700,000ドルだ。

WikiLeaksへの寄付金の大部分を管理する非営利団体Wau Holland Stiftung(WHS)が今年4月、2010年にWikiLeaksに集まった寄付金と、その使途に関する報告書を公開した。収入は1,331,698ユーロ(約1,854,456ドル)で、支出は401,825ユーロ(559,561ドル)。2010年の経費と、現在WikiLeaksが必要とする経費には7倍近い差がある。例えば2010年の給与は145,000ドル、訴訟アドバイス費用は46,000ドルであり、収入減だけではなく、Webサイトの規模拡大や訴訟費用の増加による支出増も資金難の原因になっていると考えられる。



・大手カード会社での決裁、資金援助が不能となり兵糧攻めの効果がでている。このように、組織をつぶす手段はいろいろとあるということだ。彼が、番組で窮状を訴えていたことが現実的な活動に影響を与えている。

<アサンジ容疑者>露テレビ番組司会に、収録は軟禁場所で
2012年1月29日 毎日新聞

 ロシアのテレビ局「ロシア・トゥデー(RT)」は3月から、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者(40)=保釈中=が司会を務める番組を放映する。「明日の世界」と題したトーク番組で、10人の著名な政治家や活動家らにインタビューし、数々の疑惑を取り上げるという。

 女性2人への性的暴行容疑で逮捕されたアサンジ容疑者は、英国の南東部で軟禁生活を送っており、番組は同地で収録する。RTのシモニャン編成局長はロイター通信に対し、「我々が英語放送の主流(=欧米メディア)と異なる活動をしていることがアサンジ(容疑者)との共通点だ」と述べた。

 RTはロシア政府が資金提供するテレビ局で、国内外向けの英語番組を放映し、約4億3000万世帯が契約しているという。新番組では、アサンジ容疑者が欧米政府を批判することを期待しているとみられる。【モスクワ大前仁】



追記

エクアドル、政治亡命認める=ウィキリークス創設者めぐり―英政府、出国阻止の構え
2012年8月16日 時事通信社

 ロンドンのエクアドル大使館に逃げ込んだ内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(41)について、エクアドル政府は16日、政治亡命を認めると発表した。アサンジ容疑者も「重要な勝利だ」と喜びを語った。英当局は逮捕して出国を阻止する構えで、両国間の緊張が高まっている。

 エクアドルからの報道によると、同国のパティニョ外相は16日、記者会見し「あらゆる観点からアサンジ氏(容疑者)の亡命申請を検討した」と強調。その上で「アサンジ氏の懸念を取り除く答えが英国やスウェーデン、米国から示されなかった」と述べ、「アサンジ氏の生命や人権を守るため亡命を認めた」と語った。

 これより先、英政府はエクアドルに対し、アサンジ容疑者を引き渡さなければ、大使館の外交特権を剥奪し、容疑者逮捕のため警官が館内に立ち入ると警告。アサンジ容疑者が外交官の身分を付与されても、出国を認めない方針を示している。

 エクアドル政府の決定発表後、英外務省報道官は声明を出し「残念だ。英当局はスウェーデンに容疑者を引き渡す義務があり、これを遂行する」と表明した。

 アサンジ容疑者はスウェーデンの首都ストックホルムで、女性2人に性的暴行を加えたとして2010年12月、ロンドンで英警察に逮捕された。スウェーデンへの身柄移送をめぐって英最高裁まで続いた公判で、アサンジ容疑者は2人との面識は認めたものの「同意の上だった」と容疑を否認した。

 さらに、逮捕は米外交公電の公開を始めたウィキリークスの信用失墜を意図した政治的なものだなどと主張。最終的にスウェーデンから米国に身柄が移送され、死刑になる恐れがあるとの論理を展開したが、英最高裁は今年6月14日、訴えを却下した。進退窮まったアサンジ容疑者は同月19日、エクアドル大使館に駆け込んだ。 【ロンドン時事】



“来年に100万件文書公開”
2012年12月21日 NHK

アメリカの外交機密文書などをインターネットで公開してきた「ウィキリークス」の創始者で、女性に乱暴したなどとしてイギリスで逮捕され、国外への亡命を目指しているアサンジ代表が、「来年は新たに100万件の文書を公開する準備ができている」と述べ、各国の機密文書などを今後も公開していく考えを示しました。

「ウィキリークス」の代表、ジュリアン・アサンジ容疑者は、スウェーデンで女性に乱暴するなどした疑いでおととし、滞在先のイギリスで逮捕され、その後、裁判所がスウェーデンへの身柄の移送を決めました。

ことし6月、保釈されていたアサンジ代表は、ロンドンのエクアドル大使館を訪れて亡命を申請し認められましたが、イギリス政府が出国を認めないため、半年にわたって大使館で滞在を続けています。

アサンジ代表は20日、大使館のバルコニーに姿を現し集まった支持者に向かって、「ウィキリークスは来年、新たに100万件以上の文書を公開する準備ができている。世界中の国々が影響を受けるだろう」と述べ、今後も各国の機密文書などを公開していく考えを示しました。

アサンジ代表が5年前に立ち上げたウィキリークスは、インターネットを通じて、アメリカがアフガニスタンで展開した軍事作戦に関する情報9万件や、アメリカ国務省などが作成した内部文書25万件など数々の機密情報を公開し、アメリカ政府などが強く反発しています。


パターンは4つ? 自己啓発本との良い出会い方は?

パターンは4つ? 自己啓発本との良い出会い方は?
2011年6月25日 R25

夏休みの予定をそろそろ決め始める時期。旅行あり、イベントあり…盛りだくさんですが、なかには「たまにはじっくり本を読みたい」と、今から何を読もうかワクワクしている人も少なくないのでは?

なかでも、なんとなく気になってしまうのは「自己啓発本」。でも、たくさんありすぎて、どれを買おうかと迷ってしまいがち。

ところが、経済評論家の山崎元氏によれば、
「かなりの数の自己啓発本を読みましたが、根本的なメッセージと論理構成は似ているものが多いと思います」

とのこと。「自己啓発本の本質的メッセージは4パターンで尽きている」とのだとか。多くの自己啓発本は、これらパターンのいずれか、あるいは幾つかを組み合わせた内容に、著者独自の主張と文体を織り交ぜたものであるというのだ。

具体的には、どんなパターンなのか? その詳細をまとめてみた。

パターン1.「願いは叶う!十分強く願いさえすれば」

夢や願いは、本気で願えば実現するものだ、という内容のもの。著者は逆境にあってさえも夢を抱き、この夢を諦めずに人生を歩んだところ、夢が実現したので、読者にも同様の心掛けをお勧めする、というのが、この種の本の概要であり、構造。

パターン2.「無意識を有効に使おう」

アイデアは多くの場合、まったく世のなかにない新しいものはなく、既に世のなかにあるものの組み合わせであることが多い。ゆえに、頑張って新しいアイデアを考えようとすることよりも、あらかじめ必要なデータや情報をあつめ、それらの関連性をあたかも無意識に見つけられる力を磨こうという内容。

広告、マーケティング系の自己啓発本にこの種の手順が解説されているものが多いが、脳を上手に使おうという種類の本も、この本のように無意識の意識的な利用を目指すものであることが多い。

その3.「自分の時間に注目しよう」

時間は多くのビジネスパーソンにとって、最大の資源であり、同時に制約条件でもある。人間は時間の使い方を変えることでしか自分を変えることが出来ない。しかし、人はこのことに気付いているが、自分の時間をコントロールすることに対して意識的でないし、往々にして、自分の時間管理の実態を十分自覚していない。まず、自分の時間の使い方を把握することから始めよと説く内容。

その4.「自分の『強み』に集中しよう」

人間は取引や組織を通じて、お互いの「強み」を交換することでメリットを得ることができる。
ゆえに、自分の「強み」にこそ価値があり、仕事にあっても、強みを磨くことで良い評価とポジションを得ることが出来ると説く内容。

忙しいビジネスパーソンにとって、自己啓発本の基本的なパターンを知っておくことは、無駄ではないと、山崎氏。確かに、読むべき本は無数にあり、自己啓発本に費やす時間は極力短くしたいもの。どうせなら有意義な読書時間にしたいですものね。(R25編集部)



・かなりの数の自己啓発本を持っているが、あまり分類したことはない。ただ、無意識領域に働きかけ思いを強く持とうという、1+2のような本が多い。一方で、3のような時間管理の本は、きっちりとした人には向く。4のような本は主流ではない。

また、自己啓発本の進化系として、さまざまな学習法の本があり、語学・PC・資格試験といったことで自己啓発を図るというおびただしい本がある。

まず、著者が社会的に成功していることと、マスコミ露出度が大きいとベストセラーとなる。しかし、それを誰でも意識的実行することは至難であり、究極は金儲けであればウンザリするのだが・・・。

個人的に感じることだが、最先端の情報機器を駆使し海外メディアにも通じ、自分の楽しみもエンジョイするなんてことを実践していると称する人たちには距離感を置きたい気分となる。マルチな人が存在することを承知で、自分はそれ程の人間ではないし、そうなりたくもないと達観してしまう。

私は実業の世界に身を置いた経験がないので、余計にそう思うのかもしれない。自己啓発本は飽きた。そんなものを読まなくても問題意識さえあれば十分だ。

アントニー・デ・メロ栞7

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栞7

私の自己反省11

「自分についても・他の人についても、短所ばかりを問題にし、それを自ら直そうとして修養主義にかたより、あるいはまた、他の人を憎み非難攻撃することばかりに忙しくて、思いやりがなく、自他の長所を認めそれを伸ばそうとする努力を怠っていたのではないか」(水谷啓二)

・水谷氏が活躍した時代は、昭和初期からだから修養主義ということが大学生の課題であった時代。言いたいことは、自他の長所を伸ばすということ。自他ともにといことが念頭になければ、偏った見方に陥ることになる。

人生いろいろ:お祭りと反格差デモ

† 秋になり各地でお祭りが盛んだ。地元自治体のお祭りに行ってみる。最近はダンスコンテストが盛んであり、行進とは別ステージで開催されるようになっている。また、愛知県では真夏に「にっぽんど真ん中祭り(どまつり)」が開かれて全国から参加者がある。

‡ 踊りを見ながら考えたことは、欧米で吹き荒れる反格差デモのことだった。日本のみならず、金融不安が連日取り上げれ、特に若者の雇用が失われ貧富の差が固定化している。これに抗議するデモがマスコミで報道されている。これだけダンスや踊りブームの日本人が、例えば反原発、脱原発といったデモを組織し練り歩くならば政治状況は一変するに違いない。

クローズアップ現代 弁護士を目指したけれど… ~揺れる司法制度改革~

クローズアップ現代
弁護士を目指したけれど… ~揺れる司法制度改革~
(NO.3103)
2011年10月 5日 NHK 
 
司法試験に合格したものの、就職に苦戦する弁護士が急増している。やむをえず、いきなり独立開業する“即独(ソクドク)”も増えている。背景にあるのは、「より利用しやすく、頼りがいのある司法」を目指した10年前の司法制度改革に伴う法曹人口の拡大政策だ。司法試験の合格者を増やした結果、この10年で弁護士の数は1.6倍の3万人に急増。一方、法曹育成の切り札としてスタートした法科大学院では、合格率が低迷し、志願者が激減。更なる合格者増を求める声があがっている。こうした中、企業やNPOの一員となって法律のスキルを活かす“組織内弁護士”も登場。既存の弁護士像にとらわれない活動で市民に役立とうという動きもひろがっている。激変する弁護士の現状を取材し、司法改革が掲げた“身近な司法”の実現に向けた課題を見つめる。

ゲスト:鈴木修一(明治大学法科大学院教授)



・これだけ大きくブレた制度も珍しい。時間をかけて関係者が議論し始まった新・司法試験制度を含む司法制度改革。しかし、当初予想とは違った形になっており、しわ寄せは新・制度に期待した受験生・法科大学院生らである。

大幅に需要が増えると見込まれた弁護士、そして企業内弁護士が合格しても仕事に就けないといった状況まで生まれており、どの段階においても破綻している。もともと法曹制度が硬直化し時代にニーズに合わない人たちによって司法制度が維持されていることへの反省から始まった。難関たる司法試験に合格しても就職先がないという現実はあまりにも厳しい。

だからといって合格者を当初予定に増やせば、学力がない院生が合格するというジレンマがある。要は適正規模をどう考えるかだろう。旧・司法試験よりも法科大学院を修了するという時間・費用がかかり、金持ちしか司法に進めないというのが現状になってきている。

例えば医学部卒業生が医師国家試験に受からなければタダの人のように(医学研究者をめざして臨床医を選ばない人を除いて)、法科大学院生が司法試験に受からなければタダの人になってしまう。むろん、下位法律資格に合格したりすれば生活は可能であるが、弁護士とはステータスが違うから満足できるだろうか。

以上の現状認識をもって、番組を見た。

国谷キャスターの体調が悪いようで咳き込んでしまって、やはり生放送は怖い。内容に関しては、予想どおりであり特に東京都職員(福祉施設勤務)を経て弁護士となった男性が、社会的弱者のために奮闘する姿は新・司法試験のモデルケースとなるだろう。

ただ、現実的には将来的に安定した職業という意識で法曹をめざす人が多いのは変わりないだろう。これらも法曹バブルがはじけた格好だ。

最近聞いた話では、米国弁護士は、日本では弁護士・司法書士・行政書士等の仕事をやっているということで、米国の弁護士数は多い理由だそうだ。日本では、弁護士と代書屋さんは法律を商売道具とするも違った職業とみられているいる。機会があったら調べてみたい。


【ゲストの発言】
●法科大学院を出て司法試験を受けても合格率が23%程度。合格できなかった方々が非常に多い現実をどうみている?。
当初、合格率が70%から80%を予定していたが、現実には、25%を切る状態。しかも、法科大学院を修了して直後、現役で受かる人はもっと合格率が低いわけです。つまり少なくとも4人に3人は不合格っていうレッテルを貼られるわけですね。こういう人たちが数千人単位で、法科大学院ができてから累積し続けている。その中には、三振者といってその後の試験を、受験できなくなるという人たちも増えてきているわけですね。問題は、こういう人たちが、非常に多数、社会に滞留しているのだが、いったん法曹以外に職域を求めようとすると、法科大学院で学んだこと自体がほとんど評価されない。つまり専門職養成の法科大学院を出たにもかかわらず、適職に就くことができないという状態が生じているわけです。

●多様な人々を司法の場に入れていきたいという趣旨から遠く離れていくわけですよね。
 合格率が25%を切るような状況だと、極めてことばは悪いんですけれども、投機的な制度といわざるをえないです。ということは志願者が、良質な志願者が減るということになります。また法曹の多様性を確保するために、期待されていた社会人経験者であるとか、他学部出身者、こういう人の志願者が激減しております。これは長期的に見て、法科大学院の志願者母集団の質に対して、悪影響を与えるということになります。

●法科大学院の数は74校あって、これだけ合格できない方々が増えている。やはり構造的な問題ですか?
 もともと、合格率7、8割を維持しようとすれば、また当然、入学定員っていうのはコントロールされるべきはずだったんですね。これは数字の問題ですから、計算すれば分かる問題ですね。さらに悪いことには、司法試験の合格者数は、制度設計のときの約3分の2になってる。ということは、入り口と出口のねじれがどんどん大きくなる。このねじれによって、どんどん合格率が下がっているという悪い影響が出ていると思います。

●受験重視というような傾向も、今や法科大学院で見られるわけですよね。
 受験重視になれば、本来、法科大学院で学ぶべきこと、例えば社会性を身につけるとか、高い倫理観を身につけるとか、また自発的に研究活動をするとか、こういった法曹の基礎的な素養といいますか、そういった部分の教育というのが、極めておろそかになるという危険性があると思います。

●こういうふうに弁護士のほうから寄り添ってくれるというのはありがたいですね。
 太田さんのケースなんかは、まさに司法制度改革の理念で求めていたような、弁護士像といっていいのではないでしょうか。国民の社会生活の医師・ドクターということが期待されているわけですけど、本当にそのようなイメージが持てる弁護士像だったと思います。

●しかし一方で、法科大学院を出て、司法試験を受けても、合格できない人たちが4人に3人。どういう制度改革が必要だと思いますか?
 これは早急に司法試験合格者数、等受験者数の合理的なバランスを取るべき。できるだけ資格試験に近づける、これが重要だと思います。そして、法科大学院側は入学時、進学時、修了時、これに厳格な質的なコントロールをする。これが条件です。それから第2に合格者数の問題。現在、約2000人ぐらい合格させていますけれども、法曹三者以外の分野には、僅か5%以下しか進まないわけです。こういうような合格者数では、司法試験、司法制度改革の理念は達成しにくいと考えます。例えば、行政分野であるとか、企業であるとか、もっといえば、グローバルに活躍するような場を弁護士は求めるべきだと思います。それには、在学中に法科大学院が学生に対して、適切なキャリアガイダンスをする、これが肝要だと思います。そのためには、自分たちが教育した学生が、将来、どこへ就職しているか、こういったデータもきちんと集める必要があると思います。現在、このデータ収集がほとんどできていない。教育と教育の成果について、責任を持ててないという状態、これは非常に問題だと思いますね。


神の風景-人間と世間-51

「平等は相違をなくす問題ではなく、相違を超えてその根底にある人間としての同一性を見つめる目の問題なのです。しかし、それはもはや人の目ではありますまい」(藤木正三)2-67平等

・人の目と神の目の違い。相違を超える目は神の目であると藤木師は語ります。相違を超えて根底にある問題を人としての同一と捉える、表面的な違いをどうこうするのではないのです。根底にある問題を共有することが大切だと言えましょう。
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