NNNドキュメント'11 遠き故郷 ~フクシマから逃れた200日~

NNNドキュメント'11
3・11大震災 シリーズ18 遠き故郷 ~フクシマから逃れた200日~
2011年10月30日25:00~ 日本テレビ

ナレーター:小室 等
制作:福井放送

大震災の後、福井県にも500人近い被災者が避難した。その中の一人、川崎葉子さん61歳。避難者同士のネットワーク作りに奮闘している。県外に避難すると、物資の配給や情報から孤立しがちだと感じていた。自宅は双葉町。福島第一原発からわずか3キロの所にある。塾やカルチャースクールを開き、講演活動も行っていた川崎さんのもとには、全国の友人・知人から大量の物資が届く。使い切れないその物資を他の被災者に提供する催しを開催。会場では、福井に身を寄せた被災者の名簿作りから始め、7月には「避難民のつどい」を開いた。高齢化が進む過疎地の空き家に集落ごと被災者を受け入れる事業では、福島との橋渡し役を務めている。



・川崎さんの5月~9月までの活動を伝える。彼女は、福井県あわら市での避難者のための物資提供会を主催する。そして、一時帰宅の様子や福井県での活動を伝える。

地元福井放送制作であり、恐らくローカルニュースでは話題の女性なのだろう。彼女のような避難生活を送っている人たちは大勢いるだろう。番組のナレーションにもあったが、見知らぬ土地で暮らす心細さを感じ、だからこそ、支え合うことや絆の大切さを実感しているということだ。

歯科医であった夫は震災後に仕事ができなくなり、長女も福井で見つけた仕事に出勤できない状態であるという。葉子さんは学習塾の先生をして家計を支えているということだ。こうしたことも大震災・原発事故の被害と言わざるを得ないだろう。

もし地元ニュースで報道するならば、なかなかここまでは放送できないのが実情だ。そこに、ドキュメンタリーとして再構成し全国に伝えることは地味ながら意義がある。できれば長期に取材をしてほしい。
スポンサーサイト

イラン女性「いい人いなくて…」大卒増え結婚相談所繁盛

イラン女性「いい人いなくて…」大卒増え結婚相談所繁盛
2010年11月18日 朝日新聞

 イランで結婚相談所が繁盛している。特に高学歴の女性が入会するケースが目立つ。伝統的な見合い結婚に縛られず、自分に合った伴侶を納得できるまで探したいという欲求が強いようだ。

 「28歳の大卒です。父親は医者です。いい人がいなくて困っています……」。女性が遠慮がちに電話で話す内容を相談員がメモする。首都テヘラン西部のビル内にある結婚相談所「若者の希望の家」。14人の相談員がいる部屋の電話は、片時も鳴りやまない。1日で400件近くの相談が寄せられるという。

 非営利の民間NGOが1999年に設立し、会員は1万6千人。心理学などを学んだ相談員が、会員の個人情報を手がかりに適切な相手を紹介する。毎月10~15組が結婚しているという。会員の7割は女性で、うち、大卒以上の学歴を持つ人が6割。「伴侶探しで妥協したくない女性が増えている」とマネジャーのマリキさんは話す。

 イランでは、親が見つけてきた相手と見合いをして結婚するのが一般的だが、最近は恋愛結婚も増えている。大学生の半数は女性という事情が大きい。高校までと違って男女共学なので、異性と知り合う機会が多くなるためだ。

 結婚に至らなくても、「親だけに頼っていたら損をする」(婚活中の女性)と考える女性も多い。

 ただ、未婚男女の交際はイスラムの教えで禁じられているお国柄。電話やインターネットで入会できる結婚相談所が、こうした女性たちの「受け皿」となった。ここ10年間で急成長し、いまでは全国で30カ所ほどあるという。

 「婚活」事情はこの世代の女性に厳しい。一般的に5歳の年齢差が望ましい結婚と考えられているが、政府統計によると、25~29歳の未婚女性は57万人。これと釣り合う30~34歳の未婚男性は26万人だ。さらに、若年層の失業率が20%を超えており、将来への不安から結婚に二の足を踏む男性も多いとされる。

 だが、女性たちはあきらめない。ある団体職員(25)は「親の紹介で20人ほどの男性に会ったけど、ルックス、年収、社会的地位など、どれもいまひとつ。30歳までに結婚したいから、何としても自分で見つける」と話した。



・自由恋愛であれば、やはりルックス、年収などで判断するということ。古今東西同じなのか。お見合いは、やはり釣り合いということを考えるのだろうか。

神の風景-人間と世間-11

「宗教を信じると考えが狭くなるから、広く自由に生きるために、学びはするが信じはしないという人がいます。もっともな気もしますが、そう考えること自体に狭さはないのでしょうか。何ものにも囚われまいというかたちで、実は自分自身に強く囚われ、底の浅い自我を主張しているのではないでしょうか」(藤木正三)2-23広く自由に

・広く自由に生きるためとは、浅い自我主張ではないのですか。宗教は人間の過去の生きた知恵ともいうべきものです。そのなかには汲み尽くせぬ豊かな発想があります。科学万能の時代にあっても、人間の生来のあり方は変わりません。考え方が滞ったときに先人の知恵を知ることは、ネットで答えを検索するよりも価値があります。人間の悩みなんて所詮知れています。

「子どもには伝統的な名前を」ベネディクト16世が斬新すぎる名前をつけたがる両親たちに苦言

「子どもには伝統的な名前を」ベネディクト16世が斬新すぎる名前をつけたがる両親たちに苦言
2011年01月12日 GIGAZINE

「ヤハウェは慈悲深い」という意味で洗礼者ヨハネや使徒ヨハネと同名の「John」や、聖母マリアと同名の「Mary」、その夫ヨセフと同名の「Joseph」をはじめ、ヨーロッパや旧植民地で一般的な名前の多くは、聖書の中に登場したり、同名の聖人・殉教者などが存在するキリスト教・ユダヤ教の伝統的な名前だったりします。「マシュー」や「ルーク」「ジュード」と聞いてもピンと来なくても、「マタイ」「ルカ」「ユダ」と聞くと「宗教っぽい」と感じる人も多いのではないでしょうか。

特にカトリックにとっては伝統的な名前を持つことは重要で、司祭は「不適切な名前」の子どもの洗礼を拒否することもできるそうですが、最近では子どもに斬新な名前を付けるセレブなどの影響を受けてか、伝統的な名前が減ってきているとローマ教皇ベネディクト16世が嘆いています。

もちろん宗教的な意味とは関係なく「家族の伝統だから」「響きが好きだから」といった理由で伝統的な名前を選ぶ両親も多いかもしれませんが、キリスト教社会、特に幼児洗礼を行う宗派にとっては「子どもに名前をつける」ということは「教会のメンバーとして子どもを受け入れる」ということでもあり、名前と信仰は切っても切り離せない関係。洗礼名をつけるという意味の「christen」は一般的な「名前をつける」という意味でも使われ、洗礼式の代父母という意味の「Godfather」「Godmother」は一般的な「名付け親」という意味でも使われています。

ローマ教皇ベネディクト16世は、先日ヴァチカンで行われた洗礼式において「キリスト教徒の名前は一生消えることのない聖霊からの印であり、家族生活を守るものです。強い名前で受洗することは、教会を通じて得られる豊かな精神生活の始まりです。その伝統的な名前がいま、危機に瀕しています」と述べています。

司祭は洗礼式の際、一般的に名前として認識されている以外の名前や「不適切な名前」と判断した場合、子どもの洗礼を拒否することができるそうです。このルールが適用されるのはごく珍しいことのようですが、最近ではジェノヴァの夫婦の子どもが「金曜」という意味の「Venerdi」という名前で洗礼を拒否されたという例があるそうです。

また、デンマークやスペイン、ドイツ、ポルトガル、アルゼンチンなどの国では、登録できる名前のリストがあらかじめ用意されていて、子どもの両親はそのリストから名前を選ぶそうです。ちなみにポルトガルでは「Lolita」「Mona Lisa」そして「Maradona」といった名前が禁止されているとのこと。



・外国人の名前って、聖書の人物が多い。日本人でも、無理やりに!?入れる人もいる。確かに、名前は大事で生涯使うものだからしっかりとしたものを付けておきたい。

牧師の名前って、それらしいのが多いね。まあ、先祖代々牧師家系っていうのもあるしね。

そう言えば、この前オーストラリアの名前事情ってラジオで放送していた。そこでは、名前の変更が容易であり簡単に行えるとのこと。ご丁寧に、役所に適当な名前の一覧もあるそうだ。だから、生涯名前を守るということは絶対的なことではないんだね。

Brilliant Classics J.S.バッハ:作品大全集11

CD.1411~CD.142
・18のコラール(ライプツィヒ・コラール集)BWV.651~668
 ハンス・ファユス(オルガン)

† BWV.654のコラール。

‡ 動画はトン・コープマンによる演奏。


Bach - Choral Prelude ''Schmücke dich, o liebe Seele'' BWV 654

Ton Koopman, organ

《バッハ探究メモ》
バッハが晩年にまとめたオルガン・コラール集です(コラールとは,ドイツのプロテスタント教会の賛美歌のことで,単純な旋律を持つもほとんどです)。もともと17曲だったものに,後に第3者が,BWV.668を加えて,18曲としたものです。若い頃(ワイマール時代)に書いた作品を補筆改訂し,散逸しないようにライプツィヒでまとめた作品ということで,「ライプツィヒ・コラール集」と呼ばれることもあります。

BWV668の「汝の御座の前に、われ進み出で」は、「フーガの技法BWV1080」未完成を補うために最後に付け加えられた。

酒気帯び:住職逮捕 「奈良漬け食べただけ」 奈良・橿原

酒気帯び:住職逮捕 「奈良漬け食べただけ」 奈良・橿原
2011年1月24日 毎日新聞

 奈良県警橿原署は24日、酒を飲んで車を運転し赤信号を無視したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、同県大和高田市松塚、住職、蓮本正照容疑者(49)を現行犯逮捕した。

 同署によると、逮捕前の飲酒検査で基準値を上回る数値が出たが、蓮本容疑者は「奈良漬けを食べただけ」と飲酒を否認。しかし、同署は「呼気から酒の臭いがし、検知したアルコールの数値は奈良漬けを食べた程度ではなかった」としている。

 逮捕容疑は24日午前1時20分ごろ、同県橿原市曽我町の国道24号で、酒気を帯びた状態で車を運転し、赤信号を無視した疑い。当初、「酒は飲んでいない」と供述していたが、その後、「スナックでウイスキーを飲んだ」と飲酒を認めたという。

 アルコール健康医学協会によると、通常の奈良漬けなら約400グラム(60切れ程度)食べないと基準値を上回ることはないという。



・嘘はつかないのが宗教家の第一歩だと思うのだが、理解はされていないようだ。このような微罪でネタになるのは、聖職者に対する厳しい見方とともにエールがあるのだろう。

アルコールを認めない宗教もあるが、適度ということと社会ルールは守ることは当然のことだろう。どの程度の濃度は書かれていないが、事故にならなくてよかった。

奈良で「奈良漬」とユーモアだったのか、思考力が薄れていたのか・・・。まあ、これからは奈良漬を車に常備しておいてね。

飲酒を「奈良漬食べた」と言い訳 奈良の住職を現行犯逮捕
2011年1月24日 共同通信

 奈良県警橿原署は24日、酒を飲んで車を運転し赤信号を無視したとして、道交法違反の疑いで奈良県大和高田市松塚、住職蓮本正照容疑者(49)を。橿原署によると、飲酒検査で基準値を超す数値が出たが、蓮本容疑者は「奈良漬を食べただけ」と飲酒を否認。その後「スナックでウイスキーを飲んだ」と認めた。同署は「呼気から酒の臭いがし、検知したアルコールの数値は奈良漬を食べた程度ではなかった」としている。


みつを19

生きているうち はたらけるうち 日のくれぬうち

・毎日を、毎時間を楽しむんだ。いつかは終わってしまうからね

ETV特集 ハイチのマザーテレサ~83歳・日本人女医の挑戦~

ETV特集 第339回 
ハイチのマザーテレサ~83歳・日本人女医の挑戦~
2011年1月23日 NHK教育

去年1月の大地震で22万人が死亡した中米のハイチ。あれから1年たった今も復興は遅々として進まず、被災者の暮らしはほとんど変わっていない。首都では約130万人が仮設テントで暮らし、衛生状態は悪化の一途をたどっている。
10月にはハリケーンが直撃。その直後には北部でコレラが発生、瞬く間に全土に感染が拡大した。死亡した人は12月末までに3千人を越え、感染者は14万人に膨れ上がっている。11月末には大統領選挙が行われたが、選挙に不正があったとして各地で暴動が起きた。情勢は混迷する一方だ。
この大混乱する国で人々から「ハイチのマザー・テレサ」と慕われる日本人女性がいる。ハイチで、34年間にわたって医療活動を続けてきた医師、須藤昭子さん(83歳)だ。カトリックの教会に所属する修道女でもある須藤さんは、結核やハンセン病の治療に力を注ぎ、多くの貧しい人々の命を救ってきた。
現在の須藤さんの最大のミッションは、総予算およそ2億円の国立結核療養所の再建である。しかし計画は、ハイチ政府、WHO世界保健機構、さらに日本政府や各国の援助団体などが絡み、須藤さんの思い描いていたものとは全く違うものとなりつつある。大統領選挙後の混乱が続く中、須藤さんは再建計画の見直しを求めて、関係者と交渉すべく東奔西走している。
番組では、大地震から1年、須藤さんの生涯をかけた大仕事、病院再建に向けた苦闘を見つめ、国際援助の難しさを浮き彫りにしていく。



・国立結核療養所の仮設テントで50人が暮らす。今も大統領選の混乱が残っているようだ。

番組は、須藤医師がハイチに帰国した昨年10月あたりからの取材のようだ。全体を通して見て、一応の体裁はあるものの取材が不十分で伝えたいことが分からなかった。そのために、必要かと思われるカットが散見されて全体の緊張感をなくしてしまった。

最貧国ハイチに起きた地震と、ハリケーンやコレラ蔓延などは日本にも伝えられている。国全体が混乱状態ということだ。その中で、結核治療に生涯を捧げる修道女の生き方などが脚光を浴びる状況ではないかもしれない。
もはや国の行政組織が機能していないのも歴史的な問題だろう。この番組では、そうした問題には触れていなかった。

物足りなさを感じたのは、須藤医師が医療行為にではなく、病院建設をめぐる問題に忙殺されていることだ。本来ならば、病院管理に関しては専門の職員が担当しなくてはならないのだが、病院の運営自体、修道会に任されているのが現状だという。むろん予算も援助もないらしい。

現場に不相応な病院計画をめぐっての駆け引きは、須藤医師には手に余ることに違いない。それを撮影したところでどうなるというのだろうか。医師の仕事は病気の治療であり、快癒後は去っていくものだ。須藤医師は、淡々と治療を行ってきたのだろうと推測する。それがことさら美談となるわけでもない。

彼女が、現地の日本大使館臨時大使と面談したり実務担当の三等書記官と話をしていたが、こうした場面にカメラが入っていいものなのだろうか。すべては交渉事なので、直線的に出ても上手くゆくことはないものだ。カメラが入ることで、相手方は身構えてしまうだろうし差しさわりのない雑談に終始するからだ。

彼女は、もう日本に帰国することはないと言う。番組でも、日本人に対して援助の依頼とかメッセージらしいものはなかった。海外援助の困難さは、援助慣れした人を作るのではなく、自ら自律できる国民に育てることだ。だが、それを達成することは難しい。

このブログでも触れた、マザー・テレサのドキュメンタリーにも同じような政府との軋轢の場面があった。マザーには何か強い確信があるように行動し、事態がなぜか上手く運んでいった。奇跡は期待するものではなく起こすものかもしれない。

なお、「ハイチのマザーテレサ」という呼称については、番組では触れなかったし、周りにいる病院関係スタッフもドクター須藤という認識しか持っていなかった。彼女の行動を見ていると、そんな決め付けさえ失礼なことだろう。自分自身がマザー・テレサみたいな存在なんて思うはずもない。



〈以下追加引用〉

「ハイチのマザーテレサ」を支援
2011年7月17日 NHK

去年の大地震で20万人以上が犠牲になったカリブ海のハイチで、「ハイチのマザー・テレサ」と呼ばれる日本人女性が活動拠点としている結核療養所の施設の一部が、復興を支援する日本の自衛隊によって建設され、このほど引渡し式が行われました。
ハイチの西部レオガンにあるこの結核療養所は、去年1月の大地震で、4棟の病棟すべてが全半壊し、およそ60人いる入院患者が、猛暑の中、テントで治療を受けているうえ、シーツなども屋外で手洗いするしかない、劣悪な環境に置かれています。こうした衛生状態を改善しようと、復興支援のため派遣されている、兵庫県伊丹市が本拠地の陸上自衛隊第3師団を中心とした部隊が、国連のプロジェクトの一環で、洗濯場として使える建物を建設しました。この療養所は、現地の住民の医療支援に長く携わり、「ハイチのマザー・テレサ」と呼ばれる、医師で修道女の須藤昭子さん(84)が活動拠点としていて、15日に行われた建物の引き渡し式では、須藤さんのほか、国連や自衛隊関係者がテープカットをして完成を祝いました。屋内の洗濯場には、井戸からくみ上げた水がパイプで送られ、地元の子どもたちが、蛇口から流れ出る水に手を差し伸べて歓声を上げていました。須藤さんは、「今回の自衛隊の支援は本当にありがたい。テントで寝ている患者さんのために、一刻も早く病棟を建ててあげたい」と話しています。


神の風景-人間と世間-10

「感謝とは、一つの自己発見であって、幸福に誘発された感情ではないのです。幸・不幸を越えて包容する大きな肯定の中に自分を発見した人は、すべての事態を受けとめるでしょう」(藤木正三)2-22感謝

・感謝をもって生きる。それは自分の感情に左右されるものではありません。どのような事態も、大きな包容の中にあることには違いないのです。感謝できないものに対しても思いをはせましょう。

試験前に不安な気持ちを書き出すことでパフォーマンスが向上、「本番で実力を出せる」ように

試験前に不安な気持ちを書き出すことでパフォーマンスが向上、「本番で実力を出せる」ように
2011年01月14日 GIGAZINE

今週末には2011年度の大学入試センター試験が実施されますが、試験前になると「手が回ってない範囲から出題されたらどうしよう」「ド忘れしたらどうしよう」「この試験で失敗したら浪人だ」「浪人したら彼女に振られるかも」などと次から次へと心配してしまい、勉強が手に着かず食事はのどを通らず夜も眠れない……というような人もいるかもしれません。

そういった不安を感じやすく緊張する場面に弱い、「本番で実力を発揮できない」タイプの人は、試験直前にその不安な気持ちを紙に書き出すことで、不安が解消され成績が向上するそうです。

シカゴ大学の心理学者Sian L. Beilock准教授らの行った実験により、試験に関する不安を試験直前の10分間に紙に書き出すことにより、成績が向上することが明らかになりました。論文はScience誌に掲載されています。

Beilock教授によると、試験で問題を解く際に使える「ワーキングメモリ」(読んだばかりの設問を覚えたり、計算途中の式や数字を覚えたりする短期記憶)は限られていて、試験に関する不安を感じていると、そのワーキングメモリが心配事だけで手一杯になってしまうそうです。試験前にあらかじめ不安を書き出すことで、問題を解くことに使えるワーキングメモリが増えるというわけ。

Beilock教授らはまず、大学生の被験者20名に2セットの数学のテストを受けてもらいました。1回目のテストでは単純に「ベストを尽くすように」と指示したのみですが、2回目のテストの前には「成績優秀者には賞金が出る」「成績が悪ければ連帯責任としてチームのほかのメンバーに迷惑をかける」「試験の様子はビデオ撮影され、数学の教官に見られる」といった「プレッシャー」をかけました。そしてこの2回目のテストの前に、半数の学生は10分間「試験に関する不安」を書きつづってもらい、対照群は10分間静かに座ってもらったそうです。

その結果、試験直前に静かに座っていたグループでは、2回目の「プレッシャーのかかった」テストは1回目のテストと比べ正答率が12%下がったのに対し、試験前に不安を書き出したグループでは2回目のテストの方が1回目のテストより5%正答率が向上したとのこと。また、別の実験では「紙に何かを書く行為」に緊張を和らげる効果があるのではなく、特に「試験に対する不安について書くこと」に効果があると示されたそうです。

研究では次に、高校生活で初めての期末試験(生物)を受ける9年生(日本でいう中学3年にあたる学年、アメリカのハイスクールのフレッシュマン)を対象に実験を行いました。生徒たちは期末試験の6週間前にアンケートに答えてもらい「テストに対する不安の感じやすさ」を評価されたそうです。

そして、生物の期末テストの直前に、席についた生徒たちに「テストについての気持ちを書く」または「テストに関係ないトピックについて考える」よう指示したところ、テストについて書いた生徒たちの方が高い成績をおさめ、特に「不安を感じやすい」タイプの生徒では、テストについての不安を書いたグループの成績の平均が「B+」だったのに対し、対照群は「B-」と、明らかな差がついたそうです。

Beilock教授は、試験に対する不安を感じやすく「本番で実力が出せない」タイプの人は、特に教師や試験監督からの指示がなくとも試験前に自分で時間をとってノートなどに不安な気持ちを書き出すことで、パフォーマンスを向上させることができるだろうと述べています。また、このように不安を書き出す行為は、仕事でのクライアントに対するプレゼンテーションや、大勢の人の前でのスピーチ、就職のための面接など、プレッシャーを感じるさまざまな場面で役立つだろうとのことです。



・非常に分かりやすい説明で説得力がある。PCのメモリーも同じことで、余分なソフトとかがメモリーを奪っていると効率が悪くなるからね。頭の一時メモリーも、不安などの想いをスワップしておくことで、本来の使い方ができるというものだ。

こうしたことで、例えば5%アップすれば合格できる人たちは大勢いるだろう。そんな学生・社会人の皆さんには一度試して頂きたい。

みつを18

かねが人生のすべてではないが 有れば便利 無いと 不便です 便利なほうがいいなぁ

・お金にしがみついているとイヤらしい感じがする、でもね、お金がない苦しさは体験すると分かる。だから、有れば便利なのだ…

NHKスぺシャル 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第2回巨大組織“陸軍” 暴走のメカニズム

NHKスペシャル シリーズ 日本人はなぜ戦争へと向かったのか
第2回 巨大組織“陸軍” 暴走のメカニズム
2011年1月16日 総合テレビ

世界の表舞台に躍り出た日本が、なぜわずかの間に世界の趨勢から脱落し、太平洋戦争への道を進むようになるのか。太平洋戦争70年の年に問いかける大型シリーズの第2回。
戦争を引き起こした戦犯とされる日本陸軍は、なぜ、いつから暴走したのか。人事記録や幹部の発言を子細に追う最新の調査の結果、浮かび上がってくるのは、エリート官僚集団が徐々に変質し、中心なきまま迷走していく姿だ。当初、世界から遅れぬよう“改革”を叫んだ若手の軍官僚たちは、軍の枢要なポストを独占し思い切った机上のプランを実行に移すようになる。そして軍事戦略の違いから派閥抗争を繰り返し、やがて、現地が東京の軍中央の統制が効かないまでに混乱が広がる。
巨大エリート組織が暴走した“錯誤のメカニズム”を、まさにその組織の最前線にいた当事者が赤裸々に語る。



・昨年、放送された海軍の首脳による反省会に続くもので、今度は陸軍の首脳の肉声テープを発掘した。

その内容は、上記の番組内容の通りである。第一次世界大戦を目の当たりにした、陸軍の駐在武官らが日本の軍隊の近代化を痛切に感じて、新たな動きを起こそうと決めた。それには、陸軍の人事を詳細に検討することで、どのポストを牛耳ると、陸軍省や参謀本部を掌握できるかという実にきめ細やかな方法であった。

この40人の将校グループは、陸軍省の人事課長ポストに人材を送り込み、主要ポストにグループの軍人を配置する。陸軍の新しい動きとなったグループだが、中核となる考えはなく、ただ組織を一新したいという思いで一致していたに過ぎなかった。そのために、保守的なグループと先鋭的なグループに分かれていく。

また、勢い余った先鋭的な人たちが、関東軍の実権を握り満州事変や日中戦争のきっかけとなる事件を起こし、軍中央の意向を無視して単独行動に走っていく。保守的なグループの筆頭が、暗殺されるとまとまりがなくなり、その後は組織の論理で戦線拡大という方向で日米戦争に向かっていく。

さて、番組制作者は当然として、現代日本の状況と重ね合わせて過去を検証しようという意図がある。海軍反省会の時にも同じ感想に至ったが、組織というものを守ることが第一となること、また、自分が所属する部署の利益を第一とすること、自分自身の立身出世が第一という共通項があるように思える。

日本人の言う、大義とは誰それのために国家のために・・・という体裁をとりつつも、実は身近なことの利益を減らさないことを基本に自分自身と組織の利益を最大化しようとする動きに他ならない。

番組の肉声の中で、暗殺された軍人が生きていたなら、その後の日本の針路は大きく変化したし日米戦争回避に動いたかもしれないという声があった。

陸軍は一枚岩というイメージが吹っ飛んだ、とても内容のある番組だった。番組で紹介されていた資料は膨大なものなので、今後とも陸海軍の組織研究はシリーズとして別枠で報道を続けてほしい。それは、現在の日本の組織の弱点そのものを提示し局面における判断を的確に行うためには必要だからである。

大義に関しては一切言及がなかったが、それが空しい飾りのようなもので軍人らの行動原則にはなっていなかったと感じた。

心の泉71

「『いかに人を愛するか、あなたに教えたのは、このわたしである。』いったい、誰が、そのように言い張ることができるか?イエズス・キリストなら、できるか?」(アントニー・デ・メロ)1-412

Who can claim the credit of having taught you how to love?
Can Jesus Christ?

・最後が?が終わっている。反語か…

タイ 寺の壁画にあの有名キャラクター

タイ 寺の壁画にあの有名キャラクター
2011年1月18日 TBSニュース

 敬虔な仏教徒が多いことで知られるタイの寺院に意外なものが出現しました。お寺の壁に描かれた子どもに人気の日本のキャラクターとは一体何なのでしょうか。

195119.jpg

 バンコク郊外の小さな町にあるごく普通のお寺。お堂の中に入ると、壁一面にお釈迦様の一生が、色鮮やかに再現されています。お釈迦様の一生を描いた壁画は見るものを厳かな気持ちにさせますが、それをなぜか子どもたちが指差しています。何があるのでしょうか。

 「えっ!これ!?」
 「1、2、3、ドラえもん!!」(壁画を見る子どもたち)

194947.jpg

 地獄の業火で焼かれているのは、あのドラえもんです。ここにもドラえもん、その隣にはのび太君までいます。このほか、水面や雲から顔をのぞかせているドラえもん。壁画全体では4か所にわたって登場しています。いくつもの仏教画を手がけてきた画家のラキアットさんが5年前から描き始め、現在も制作中だといいます。

 「宗教画には昔から画家の遊び心があるものです。ドラえもんは描きやすく、頭や手だけで見た人がすぐわかります」(ラキアットさん)

195022.jpg

 タイでは子どもから大人まで大人気だというドラえもんですが、寺の壁画に漫画のキャラクターを描かれたことを住職はどう受け止めているのでしょうか。

 「画家がネコ好きで、ドラえもんを描いたと聞いています。珍しいし、いいじゃないですか」(寺の住職)

 意外と好意的です。ただドラえもんばかりが目立ち過ぎ、肝心のお釈迦様の印象が薄くなってしまうことから、絵を描いたラキアットさんは、「今後、ドラえもんを増やす予定はない」としています。


・これも宗教教育。ドラえもん、100年後には凄いことになっているかも。


ドラえもん、中国で最も人気があるキャラクターに!ミッキーマウスに大差をつける!
2011年1月18日 シネマトゥデイ

 中国のコンテンツ市場についての日本貿易振興機構(ジェトロ)の調査で、中国で最も人気のあるアニメキャラクターが、故藤子・F・不二雄さんの人気キャラクター、ドラえもんであることが明らかになった。ミッキーマウスといった世界的キャラクターもランクインしている中で、堂々のトップを獲得して、アジア人気を見せ付けた。

 本調査は、中国の5エリアにつき200人ずつ計1,000人にインターネットで調査したもので、ドラえもんは92.8パーセントという高い知名度を記録していることが明らかになった。中国では、テレビアニメや劇場映画も昨今のアニメブーム以前から放映されており、その歴史の長さが今回の結果につながった形だ。続く2位には中国産の人気アニメーション「喜羊羊与灰太狼」が81.2パーセントでランクイン。僅差の3位にはディズニーキャラクターのミッキーマウスが79.4パーセントでランクインしている。

 今や世界で人気のある日本アニメーションだが、中国や韓国といったアジア圏では欧米のそれをはるかに上回る人気・知名度を誇っている。今回の調査でも、ミッキーマウスのほか、くまのプーさん、スヌーピーといったキャラクターを除けば、トップ10は「クレヨンしんちゃん」「ウルトラマン」「鉄腕アトム」といった日本発のキャラクターが独占している。また、今回は対象年齢を4歳からとしたため、飛び抜けた結果とはなっていないものの、アニメ「ONE PIECE ワンピース」「NARUTO -ナルト-」といった作品は80年代生まれには抜群の知名度を誇っている。

 日本人としては、自分たちになじみの深いキャラクターが、中国などの海外でも人気があるといわれてもあまりピンとくることはないが、製作側にとっては、今後、これらの結果を踏まえ、国内市場だけでなく、海外市場も見据える必要があるかもしれない。


人生いろいろ:ラジオと宗教の時間1

† 早朝または深夜帯にラジオで宗教番組が流れる。子どもの時からラジオの深夜番組が好きだったせいもあり、これらも視聴していた。そうした時間はふと淋しくなるもので、優しく語りかけるパーソナリティに親近感を持った。まだ、若かったから純粋だったと思う。

‡ 宗教は大事なんだと感じ始めてから、番組にハガキを出したりしたこともあった。今考えると、全体状況を分かっていない時に無謀なことだったと感じる。5分程度の番組伝えられることは少ない。

書評:100歳までボケない101の方法―脳とこころのアンチエイジング

書評 100歳までボケない101の方法―脳とこころのアンチエイジング

[評者]長薗安浩 週刊朝日2010年12月3日

■帯を広告として徹底活用

 こりゃ売れる。

 書店でこの『100歳までボケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング』(白澤卓二)を手にとってすぐ、私はそう確信した。

 まずはタイトル。「100歳」に「101の方法」を重ねてリズム感よくまとめ、ハウツーの王道らしく内容を要約している。既存の“めざせ長寿”本との差別化は、具体的な数字ではさんだ「ボケない」4文字で図り、長生きしたってボケたらしょうがないだろう、という昨今の中高齢者ニーズに対応。さらには、サブタイトルを使って「脳とこころのアンチエイジング」まで訴求するあたり、編集者はどこまでも貪欲だ。

 そして何よりすごいのは、帯だ。カバー表面の半分以上を占める帯の上部には、タイトルよりも著者名よりも大きい「日野原重明先生推薦!」の赤い文字が組まれている。しかも、学生服姿の20歳代の日野原先生、白衣を着た50歳代の日野原先生、99歳になった現在の日野原先生の写真がこちらを向き、「私の例も含めて、健康長寿のための最新知識をこうもわかりやすく書かれた本は他にない」のコメントが添えられているのだ。

 帯を広告面として徹底活用する狙いはその裏面にもおよび、「何歳からでも効果があります。ひとつからでも効果があります。ボケない人生を今日から始めましょう」なるコピーで明るく勧誘。その上で内容の一部、たとえば、「リンゴは皮まで食べる」とか「2日前の日記をつけよう」とか「誰よりも若々しく見える首の体操」といった、タイトルに相応しい項目を紹介してみせる。

 ここまで知恵をしぼった外面にうながされて中を開くと、「101の方法」がレッスン1~3に分類されて整然と並んでいる。それらのどれもが明快で実際的なのだから、中高年の男女はもうたまらない。ひょっとしたらこの本は年を越してロングセラーになり、日野原先生が百寿を迎えるころには、語呂よく100万部を突破するかもしれない。



5157r6p.jpg

4166607693.jpg

で、でかい~帯に、日野原医師アップ! 誰の書いた本・・・裏面もあるらしい。

100歳までボケない101の方法―脳とこころのアンチエイジング 文春新書
白澤 卓二【著】
文藝春秋 (2010/09/20 出版)

何歳からでも効果があります。
ひとつからでも効果があります。
ボケない人生を今日から始めましょう。

1 何を、どう食べるか?それが問題です 食事編(115歳の女性の大好物はニシンとオレンジジュース;脳のエネルギー不足にご用心;朝食抜きは肥満のもと ほか)
2 日常生活の一工夫で脳とこころが活性化します 習慣編(長寿遺伝子は誰でももっている;健康長寿の第一歩は階段の上り下り;ひとくち30回は噛もう ほか)
3 超簡単!アンチエイジング・トレーニング入門 運動編(世界一の長寿者カルマンさんがしていた運動;まずは足腰を鍛える;1万歩の目標も500歩から ほか)

野菜はブロッコリ、魚ならサケ。睡眠は7時間で2日前に食べたものを日記につける。アンチエイジングの第一人者による超実践レッスン。

◆朝食はパンよりご飯を
◆ネバネバメニューが老化を防ぐ
◆リンゴは皮まで食べる
◆魚の王様はサケ
◆野菜の王様はブロッコリー
◆真っ赤なトマトを食卓に
◆ザクロジュースが脳に効く
◆健康長寿の第一歩は階段の上り下り
◆2日前の日記をつけよう
◆笑顔を作るだけで脳は活性化される
◆7時間睡眠が長生きの秘訣
◆誰よりも若々しく見える首の体操
◆食べる力を作る舌出し体操   ---ほか

白澤卓二 [シラサワタクジ]
1958年神奈川県生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。1982年千葉大学医学部卒業後、東京都老人総合研究所分子病理部門研究員、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダー等を経て2007年より現職。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。日本抗加齢医学会理事



・著者のインタビューを聞いていて、即刻調べた本です。目次がすべて手に入れば買う必要ないと踏んでいたが、やはり書かれていない。その上、上記の書評にあるように、計算尽くされた広告である。

著者の話では、長寿の要因の25%は遺伝だが、75%は生活習慣だというのが現代の医学常識だという。そして、彼らの疫学的な調査から、共通する生活態度を羅列し一つでも日常化することが、脳と身体のアンチエイジングだと語る。

聞いていて何やら嬉しくなってくる。ただ、何のために長生きするのだろうか!?という疑問に答えてくれるのだろうか。日野原医師は現役医師として活躍し、後進の指導よりも現在ではシルバー世代のお手本みたいな人だからマネできるものではない。

ということで、とにかくボケッとせずに何かに打ち込み、適度に身体を使い、パソコンなどよりも生身の人間付き合いをすれば・・・でもね、100歳生きられるかは分からないよ。

現在52歳の白澤医師だが100歳まで生きてね。それこそが書かれざる本になるのだ。

■ 白澤卓二 公式ホームページ

神の風景-人間と世間-9

「真理を求めるといいます。しかし、求めているふりをしながら、実は、真理から逃げているのではないでしょうか。逃げる、人間の本質です」(藤木正三)2-21背中

・真理を定義することは止めましょう。高等な話は止めましょう。真理ってことばに惑わされないようにしたいものです。真理をもって人は真理に殉じます。死ぬほどの真理とは何なのでしょうね。そうではなく、真理とは、その場から一刻も立ち去りたいという人間存在の逆説を示すものなのです。

チャプリン幻の出演作、3月に日本で初上映

チャプリン幻の出演作、3月に日本で初上映
2011年1月6日 読売新聞

 喜劇王チャーリー・チャプリン(1889~1977)の“幻の出演作”が今春、日本で初上映される。

 デビュー当時、まだ無名だったチャプリンの姿を映した貴重な資料だ。

 この作品は、1914年に撮影、公開された約10分の「A THIEF CATCHER(泥棒を捕まえる人)」。海外の映画研究家が 骨董市で買ったフィルムの中から発見され、昨年7月、公表された。警官が大量に登場し、ドタバタ劇を繰り広げる「キーストン・コップス」と言われるシリーズの1作で、チャプリンはちょびヒゲの警官役として出演している。

 チャプリンは14年に、このシリーズを制作したキーストン映画社に入社、すぐに頭角を現し、その年のうちに主演作を撮るほどになった。同社での出演作は、これまで35本とされてきた。

 無声映画の研究をしている大阪市立大学講師で日本チャップリン協会の大野裕之会長(36)がフィルムを手に入れ、日本での上映準備を進めてきた。大阪・梅田のHEP HALLで、3月12日午後3時半から上映される。



・チャップリンの喜劇は、もの悲しい。お金持ちになったけど、優しいんだね。

日本チャップリン協会会長、新年早々に、こちらも喜劇かな。


日本チャップリン協会  http://www.chaplinjapan.com/

日本チャップリン協会長の劇作家、傷害容疑で逮捕 
2011年 1月12日 産経新聞

 知人女性を殴ったとして、京都府警川端署は12日、傷害容疑で、京都市左京区吉田河原町の文筆業、池内裕之容疑者(36)を逮捕した。「軽く一発殴った」と容疑を認めているという。

 同署などによると、池内容疑者は「大野裕之」のペンネームで劇作家などとして活動。映画研究も手がけ「日本チャップリン協会」の会長も務めている。

 逮捕容疑は昨年2月1日午後3時ごろ、自宅で、主宰する劇団の元団員の女子大学生(23)=名古屋市=の顔を殴り、全治約1週間のけがをさせたとしている。

 同署によると、池内容疑者は一昨年11月に病死した劇団員の葬式の連絡がなかったことに怒り、女子大学生に「俺に連絡を回さないように呼びかけていたらしいな」などといい、殴ったという。



ron07_01a.jpg

大野裕之(おおの・ひろゆき) 1974年大阪府生まれ。京都大大学院博士課程修了。95年にミュージカル集団「劇団とっても便利」を設立。チャプリン映画祭や英米のチャプリン関連映画を監修するなど、チャプリン研究家として国際的に活動する。

Brilliant Classics J.S.バッハ:作品大全集10

CD.142
・6つのコラール(シュープラー・コラール集)BWV.645~650
 ハンス・ファユス(オルガン)

† BWV.650のコラールを聴く。

‡ 非常に有名な曲集なので、650以外も、いずれ聴く機会があるだろう。


J.S.Bach - "Kommst du nun, Jesu, vom Himmel herunter" BWV 650

Organo Tamurini 1941, tre manuali, 69 registri reali

《バッハ探究メモ》
シュープラー・コラール集(Schüblerschen Choräle für Orgel, BWV645-650)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1748年~1849年頃に出版した6曲のオルガン・コラール集の通称。出版譜の発行者ヨハン・ゲオルク・シュープラーにちなむもので、正式な表題は「二つの手鍵盤と足鍵盤を持つオルガンで演奏すべき種々の様式による六つのコラール」。第1曲の「目覚めよと呼びわたる物見の声」は特によく知られ、オルガニストのレパートリーに欠かせない曲集である。また作曲技法においても、オルガン・コラールの規範に位置づけられる。

三声または四声で、演奏の難易度は中程度とされている。6曲ともバッハ自身が作曲した教会カンタータから抜き出した曲をオルガン用に編曲したものである。調性はまったく変えていない。この試みは当時としては珍しいが、編曲と出版を思い立った経緯は明らかになっていない。ただし、同時期に高難度のカノン風変奏曲「高き御空よりわれは来たり (Vom Himmel hoch da komm ich her)」BWV769を作曲し、ミツラー協会に献呈していることと関連づけて、中級レベルの奏者向けに出版したのではないかと推定する学者もいる。
成立時期も正確には分かっていない。表題に続く奥付に「発行元:ライプツィヒ楽長バッハ氏、ベルリンとハレのバッハ氏の息子、ツェラの発行者」とあり、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハがハレに就職した1746年以降に編纂されたことは判明している。1747年9月にシュープラーが出版した『音楽の捧げ物』BWV1079よりも製版・印刷技術が向上していることから、1748~1749年に出版したと推定される。

第1曲「目覚めよと呼びわたる物見の声 (Wachet auf, ruft uns die Stimme)」BWV645
第2曲「われいずこに逃れ行かん (Wo soll ich fliehen hin)」BWV646
第3曲「ただ尊き御神のままに (Wer nur den lieben Gott laesst walten)」BWV647
第4曲「わが魂は主をあがめ (Meine Seel erhebt den Herren)」BWV648
第5曲「われらとともに留まりたまえ (Bleib bei uns)」BWV649
第6曲「主を頌めまつれ (Lobet den Herren)」BWV650

《ウィキペディア》 フリー百科事典

米国で「緑の聖書」が静かなブーム

米国で「緑の聖書」が静かなブーム
2010年12月30日 alterna

green_bible1s.jpg

2008年に米国で出版された「緑の聖書」をきっかけに、聖書を環境の視点から読み直そうとする試みが静かに広がっている。「ノアの方舟」のエピソードから環境問題を論じるなど、今までにない発想が受けているようだ。京都議定書を巡る国際交渉では消極的な米国だが、緑の聖書はその流れを変えるだろうか。

■人間の自然への「支配」の意味とは?

「偉大なる神は、私の同胞である大地を、自然を、森を、生き物を作られた」――。『緑の聖書』の冒頭には、愛の深さゆえに鳥獣にも慕われ対話したとされるカトリックの聖人であるアッシジの聖フランチェスコ(1182―1226)の詩が掲載されている。

「キリスト教は自然、そしてすべての生き物へ責任を果たすことを、あなたに求めている」。前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(1920―2005)が1990年の世界平和デーに公表したメッセージが続く。

聖書の記述はこれまでの英語版とほぼ同じだが、約1400ページのうち解説と索引で約200ページを占める。

その中には聖書を読む誰もが持つ疑問について答えたものがある。ウィスコンシン大学で環境学を教えるカルビン・ドウィット教授の『緑のレンズを通して聖書を読む』という文章だ。

同教授は「『神はすべての被造物に人間がしたいことをする権利を与えた』と解釈する人がいるのではないか」と問題を提起した。

世界の創造を記した聖書の『創世記』には、「神は彼ら(注・人間のこと)を祝福して言われた。産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ」(1章28節、日本聖書協会新共同訳)という一節がある。

答えは次の通りだ。「『支配』とは他をまったく顧みない圧制ではない。(中略)創世記の文章は聖書の他の個所や文脈から切り離して理解してはいけない。ここでの『支配』とは『責任を持ち管理する』という意味だ」。

また「環境より人間が大切だ」という考えに、同教授は創世記のノアの方舟の物語を引用して反論する。この説話では、けがれた世界を浄化するため神は大洪水を起こしたが、ノアに生物の雄雌を方舟に乗せて救うることを命じた。「神の救いは、人間だけでなく、すべての生き物を含む」。このように環境に配慮した、現代的な視点で聖書を読み直そうとしている。



・いろいろな聖書がある。もちろん翻訳の違いは大きいが、子ども向けにしたり、イエスの言葉だと思われている箇所だけを別色にしたり、「緑の聖書」では環境関連と思われる聖句が緑色に印字されている。

記事に書かれていることが重要なのは、欧米人の環境や自然に関するものの見方が、アジア特に日本人のような自然に対する感性とは全くことなるということだろう。

キリスト教の影響もあり、自然を神から与えらた人間に服従すべきものという捉え方や、人間と自然を対峙させる考え方が未だに強い。だから、環境保護などの運動も起きるのだろう。

日本人は、土地柄か自然と共生するという生き方を有史以来してきており、自然物に対する崇拝もある。巨大都市・江戸が、エコライフの鏡のような循環型社会を形成していたことは知られている。

欧米人の聖書観が、このように環境重視の姿勢を見せるのは時代の流れだろう。ただ、保守的な信仰を持つ人たちには受け入れられないと感じる。


・「Reading the Bible through a Green Lens」(緑のレンズを通して聖書を読む)

DeWitt_Calvin_hs07_9421.jpg

DeWitt, Calvin B.
University of Wisconsin-Madison Professor, Nelson Institute for Environmental Studies

Land stewardship, purchased development rights, local government environmental policy, wetland ecology, environmental stewardship, faith-based stewardship

人生いろいろ:2050年

† 携帯電話のカレンダーで、どんどんと先を見てみた。2050年の誕生日は日曜日だった。

‡ 一日一日と確実に数えられる。つながっている。2050年にどう生きているのか…架空の話ではない。

テロ:ドイツのイスラム教徒の男 志願者募集、資金提供も

テロ:ドイツのイスラム教徒の男 志願者募集、資金提供も
2011年1月5日 毎日新聞

 ドイツに住むイスラム教徒の男が04年ごろから、国際テロ組織アルカイダに資金や軍事物資を提供したり、ドイツでテロ志願者を募集している実態が4日、明らかになった。男の軌跡を追うと、アルカイダ・ネットワークが欧州に伸びている様子が浮かび上がる。

 詳細は毎日新聞が入手したパキスタン系ドイツ人、アレム・ナシル服役囚(48)をめぐる裁判記録で判明した。同服役囚は07年6月、パキスタン当局に拘束された後、ドイツでテロ組織支援罪で起訴され、10年11月に懲役8年が確定した。独連邦最高検は「国家治安にかかわる内容が含まれている」と判決内容の開示を拒否した。ナシル服役囚は罪を否認している。

 裁判記録などによると、同服役囚は1962年、パキスタン・ラホールに生まれ87年4月、ドイツに移住しフライブルクで結婚。90年にゲルマースハイムに引っ越した。

 服役囚が10年ほど前、ドイツにモスク(イスラム礼拝堂)を建設しようとしたことなどから公安当局は服役囚を注意人物とした。

 そして、米同時多発テロから2日後の01年9月13日、服役囚は勤務先の独南部カールスルーエの「超ウラン物質研究所」の職員休憩所で、「米欧への攻撃はまだ続く。もう後戻りはない。米国はやがて消える」と叫び声をあげた。

 同研究所は欧州共同の核実験炉を備えている。ナシル服役囚は、この行動をきっかけに研究所を追放され、その後、商人としてパキスタン山中に通うようになった。だが、実際にはアルカイダとの接点を探していた。

 ナシル服役囚はパキスタンの故郷ラホールで03年、「ザワヒリ(アルカイダ副官)の腹心」なる人物にアルカイダを支援したいと訴え、南ワジリスタンの村シカイでバス停前のティーハウスを訪ねるよう指示された。当時、その村はアルカイダの隠れ場所だった。翌年6月から8回、パキスタンのアフガニスタン国境地帯にアルカイダを訪ねた。

 結局、同服役囚はアルカイダ軍事部門の幹部アナス・アルリビ氏、財務部門トップでアルカイダのナンバー3とされたサイド・アルマスリ氏などと親密になった。アルリビ氏らに現金約4万ユーロ相当(約430万円)と防弾チョッキ2着を贈り、厚い信頼を得たという。

 その後、電子メールでアルカイダに、「何かいるものがあれば言ってくれ」と尋ね、ドイツで軍仕様の高精度双眼鏡、民生品のニコン製レーザー距離測定器、暗視装置、登山用ヤッケなどを買いパキスタンに運んだ。

 また、少なくとも4人のテロリスト志願者をドイツから送り込んだ。うち1人のモロッコ系ドイツ人は現在も国境地帯にとどまり、ドイツ語のプロパガンダビデオで欧州へのテロ予告を繰り返している。

 同服役囚の自宅台所からはテロリスト志願者を山中に送るためのA5判のアラビア語推薦状が押収されている。06年春には、自らも戦闘に参加し、家族には封筒に入れた「ジハード(聖戦)遺書」を託していた。

 服役囚が英独のモスクなどで集めたアルカイダへの献金は総額8万ユーロ(約860万円)に上る。

 ボスニア・ヘルツェゴビナ国籍のアルカイダ元メンバーは独当局に「ナシル氏は独英攻撃のための資金を準備し、彼自身が12人に爆発物製造を教えた。独、オーストリア、トルコの計3グループがドイツに対する脅威だ」と供述している。

 判決後、最高検は刑務所での接見をほぼ禁じ、服役囚に不利な証言をした義理の息子は名前を変えたうえ警察による24時間体制の保護下に置かれている。



・私も含めてイスラム教に対する偏見があるものと感じる。それほど日本ではイスラム教の内容が伝えられていない。

こうした記事を含めて、9.11テロとは何であったのかと考えている。国家間の戦争から、テロ組織による戦争へと変わって喜んでいるのは誰だろう!? 戦争は儲かるからね。

神の風景-人間と世間-8

「人生は結局は、働いて、苦しんで、それでおしまいなのです。たしかに空しくはありますが、それをそれとして引き受ければ、空しいままに優しくなるのが、人生というものです」(藤木正三)2-20人間のプライド

・人生は空しいものです。だから放棄する人があとを絶ちません。そんなことは百も承知なのです。齢を重ねれば重ねるほどに、それでも生きることは価値があるのです。身体が弱っても精神は強いです。あれこれ考えます。そして理屈でなく毎日あることは楽しいことなのです。本当ですよ!

人生いろいろ:「オーケストラの少女」と現代

† 映画:「オーケストラの少女」は、私には必要な映画だった。ビデオを買って見た。この映画は失業音楽家たちが、一人の少女の活躍によりオーケストラを作るという筋なのだが、むろん背景には大恐慌による不況を意味している。現代の世界と同じような構図があるのだ。腕があっても雇ってもらえない。働く機会すら与えられない。

‡ 当時のストフスキー/フィラデルフィア管弦楽団の映像を見られる。この映画は戦前に作成されているので、もう関係者は少ないだろう。フィルムに生きている人は、もう生存していないと思うと胸がキュンとなる。簡単に映像が残せる時代になったが実像は残せない。

「オーケストラの少女」(原題:One Hundred Men and a Girl)(1937年、ユニバーサル)
主演:ディアナ・ダービン 、アドルフ・マンジュー、レオポルド・ストコフスキー

「はい上がらなきゃ」=邦人女性、震災復興に取り組む―「ハイチのマザー・テレサ」

「はい上がらなきゃ」=邦人女性、震災復興に取り組む―「ハイチのマザー・テレサ」
2011年1月11日 時事通信

 カリブ海のハイチで死者22万人を出した大地震から12日で1年。この国に30年以上住み、医療活動に取り組んできた日本人女性がいる。医師で修道女の須藤昭子さん(83)。「はい上がらなきゃしょうがない。負けてはいられない」―。10日までに時事通信のインタビューに応じた須藤さんは、大地震やコレラ禍からの復興に力を尽くしたいと語った。

278095_c450.jpg

 須藤さんは1976年、クリストロア宣教修道女会(本部カナダ)の医師として、ハイチに赴任した。それ以降、首都ポルトープランス西方約30キロにあるレオガンの国立結核療養所で患者の治療に従事し、「ハイチのマザー・テレサ」の名が定着した。

 昨年1月の大地震で療養所は倒壊。その際、たまたま日本に一時帰国していて須藤さんは難を逃れたが、患者数人が亡くなった。地震前は医師6人前後が交代で勤務。「地震後にほとんどの医師が戻って来ず、週末に医者を置けない病院になってしまった」と肩を落とす。約50人の入所者は今もテントでの生活を余儀なくされている。

 須藤さんは80歳で診療現場から退き、今は療養所の再建に力を注ぐ。「予定通りには進んでいないが、私がやらなければ」と話し、引退の2文字には無縁な様子。「多くの人は自分の人生に自分で区切りを付けてしまうようだけど、何かしないと生きている意味がない」と強調する。

 農業振興と雇用創出を目指し、植林・農業学校の創設もかねて計画。今は地震で行き詰まった形だが、近い将来何としても実現する決意だ。

 苦難の中にあるハイチの人々については、「苦しみに対して我慢強い。どんな困難も乗り越えようとする性格が好き」。ハイチと共に歩み続ける須藤さんの思いは揺るがない。



・つくづく定年のない仕事はいいなぁって思う。医師もそうだ。最先端医療を必要としている人は多くない。途上国など人類のほとんどは感染症などの対策で助かる場合が多い。

ハイチ地震も、発生一年で正式に死者数のカウントを開始し30万以上が確認されている。日本人が海外で活躍することは本当に嬉しいことだ。

【Blog】 シスター須藤昭子 ハイチの話 ハイチの話をあれこれ綴ります。

“ハイチのマザーテレサ”須藤昭子さん 83歳日本人女医の挑戦

心の泉70

「ひとりになるとは、自己を愛すること。自分へのいたわりである」(アントニー・デ・メロ)1-411

Solitude is an act of love, a kindness to myself.

・自分を愛さないで誰を愛するのか。偏狭な自己愛を指しているわけではない。また、ひとりになることが条件。

戦場に音楽の架け橋を~指揮者 柳澤寿男コソボの挑戦~

戦場に音楽の架け橋を~指揮者 柳澤寿男コソボの挑戦~
2009年6月20日 BSジャパン

2008年2月にセルビアから独立したコソボ共和国。今なおセルビア系住民とアルバニア系住民の溝は深い。今なお町中に内戦の爪痕が残るこの地で国立コソボフィルハーモニーの指揮者をつとめるのは、38歳の日本人、柳澤寿男。東京に妻子を残し彼がこの地で追いかける夢とは、対立する民族の住む地区を結ぶ橋の上で、それぞれの民族から参加したオーケストラのコンサートを開くこと。

第6回日本放送文化大賞受賞番組。内戦の爪痕が残るコソボ共和国で奮闘する日本人指揮者・柳澤寿男に密着した。


・コソボ共和国はアルバニア人92%、セルビア人5%という人口構成。柳澤はオケから与えられた非常に粗末なアパートに住んでいた。断水や停電は当たり前だという。独立前の2007年に客演指揮をした。音楽に国境はないとうが現実は難しい。オケは今はアルバニア人だけで構成されている。音楽には可能性があるという。本当に上手くないオケだが、紛争以前は他民族で構成されていたという。

民族間対立それは、日本人には理解できないかもしれない。番組は、子どもたちの音楽会を開くことで何かを進めたいという柳澤の意気込み。2008年6月に開かれた音楽会は、音楽に触れる機会もなかった。コソボの中にもアルバニア人居住区があり、雰囲気が全く違っていた。この地でも演奏会をしたいと柳澤は考えていた。

音楽家の活動が政治的色彩を帯びることは、ある意味仕方ないことだろう。

一時期は危ぶまれた演奏会だが、紆余曲折をへて実現した。それには、勇気あるマケドニア人演奏家たち、勇気あるセルビア人演奏家たち、国連らのスタッフの力があった。柳澤の感じた橋を隔てた分断が、一瞬にしても溶けた。恐らくは、時代とともに記憶や怨念は風化していくだろうと思いたい。

演奏会を終えて、柳澤は一生忘れない音楽会になったろうと語ったが本当にそうだろう。

番組取材は、何度かスタッフがコソボを訪問する形で行われた。現地からの柳澤のEメールは、ローマ字だった。日本語ソフトなどないからだろうね。また、柳澤が日本のオケを客演するために帰国した時の表情なども伝えている。この番組が、大変に価値あると認められたのは、民族紛争というもの根深さを伝えるとともに、音楽家ができることを通して隣人を理解するということを伝えたためだろう。

民族対立という背景を示すために、アルバニア人らにインタビューをしていた。音楽を主題にしたドキュメンタリーだから民族音楽の紹介や文化の紹介も入れてほしかった。もともとはユーゴスラビアであったわけだが、クラシック音楽では有名なオケは知らない。

このオケは、室内管弦楽団よりも編成が小さく管楽器さえない。弦楽でも最小限の曲しか演奏できない。ただ、生の音楽を聴くことは人間にとって本当にインパクトがあることだ。

手放しで喜べない現実があるものの、次につながる期待の持てる終わり方であった。柳澤の語っていたように、日本人だからこそ、できることもあるんだということを特記したい。

第6回日本放送文化大賞受賞

20110108.jpg

〔番組内容〕
かつてのセルビア人支配から2008年に独立したコソボ。今では対立していたアルバニア人が大多数を占め、歴史の怨念から未だに対立が続く。
番組は、民族の分断を象徴する橋のあるセルビア国境の街「ミトロビッツァ」で活動する日本人指揮者を追う。「国立コソボフィルハーモニー」の常任指揮者として活躍する柳澤寿男は、東京に妻と幼い息子を残し、楽団が提供する古いアパートで月給3万円の単身生活を送る。
音楽の持つ力を信じ、民族間の対話のきっかけとなるコンサートを開こうと奔走する彼の行動と心の葛藤を1年以上密着取材。コソボの実情を織り交ぜて伝える。

〔中央審査・審査講評〕
日本人には理解が難しいコソボ内戦の悲惨さや、民族対立の深さについて、主人公の活動を通じて丁寧に描かれている。
音楽の持つ普遍性や力によって、民族の垣根をも越えるという主人公の高い志を画面から感じることができると同時に、日本のポジションが低下するなかで、利のない日本人こそが平和に貢献できる可能性があることを気づかせる。
緻密な取材力に敬意を払うと同時に、国際番組として海外にも紹介したい番組である。

〔スタッフ〕
岩田牧子、大岡サダム(プロデューサー)、井手康行(ディレクター)、田中伊知郎(構成)

〔ナレーター〕
遠藤憲一

〔出演者〕
柳澤寿男、コソボフィルハーモニー交響楽団メンバー



s-map.jpg
コソボ共和国

1.面積
10,908平方キロメートル(岐阜県に相当)

2.人口
220万人(2008年、世銀統計)

3.首都
プリシュティナ(人口60万人、推定)

4.民族
アルバニア人(92%)、セルビア人(5%)、トルコ人等諸民族(3%)

5.言語
アルバニア語(アルバニア人)、セルビア語(セルビア人)等

6.宗教
イスラム教(主にアルバニア人)、セルビア正教(セルビア人)等

榎本栄一6

  経文無尽

書かれざる お経が
私の日日をとり巻いており
南無と合掌していれば
少しずつ読めます
順逆の風がふいています

・書かれざる お経、そうなんですね。ことばにならない思いこそ実感に近いものであり、教条化しない。

神の風景-人間と世間-7

「住むべき家があり、暮しを支える仕事があり、その他まずまず人並の体面を保てるだけのものがあれば、私たちは身の寄せ所を持っているような気持になっていますが、人生の事実は身の寄せ所のないさすらいなのです」(藤木正三)2-19さすらい

・たれプーさん♪は「のたれ」プーさんという意を兼ね備えています。山頭火のように、人生の旅に殉ずるのが理想的な野垂れです。何かに安住している人は、共通して品がないと藤木師は続けます。安住するとは毎日の変化ない生活を、感動もないように生きることです。生きるとは毎日を、ひっそりと丁寧に生まれてはじめての日のように生きることです。その意味で、日々野垂れながら復活するということが宗教的な生き方でしょう。家族だけは最後まで味方なんておセンチになってはいけません。最期には独りで死んでいくのです。しかし、それは大いなる自然(神・仏・宇宙・森羅万象・山川草木…)との合一であります。

ミニスカート禁止も=仏教国スリランカ

ミニスカート禁止も=仏教国スリランカ
2011年1月4日 時事通信

スリランカの文化相は3日、「ミニスカートに関する苦情があちこちから寄せられている」と述べ、着用禁止を検討していることを明らかにした。



・日本はどちらかというと性・風俗に対しては大らかな国民性である。半尻でもファッションとされる文化。スカートの丈は経済問題と考えるのが日本人だ。
↑