相棒8 第18話「右京、風邪をひく」

相棒8 第18話「右京、風邪をひく」
2010年3月3日 テレビ朝日

山中で初老の男性の他殺体が発見された。捜査は難航するかと思われたが、意外にも捜索願が出されていたことから被害者は西島と判明。右京(水谷豊)が風邪をひいていることを知った伊丹ら捜査一課は、捜査を邪魔されなくていい、と嬉々として聞き込みをする。西島と同じアパートに住むジュン(東風万智子)が怪しい。伊丹の直感で再度の事情聴取に行くと、ジュンは意外にもあっさりと犯行を自供する。共犯の戸倉(滝直希)も逮捕、鼻高々の伊丹だったが、右京と尊(及川光博)はなぜか2人で微笑み合う。実は事件解決の裏には伊丹らが知る由もない顛末があった。自供の裏で起こっていたもう一つの事件とは!?

0001.jpg
0003.jpg

ゲスト:東風万智子 滝直希

脚本:古沢良太
監督:東伸児



・相棒シリーズでも出色のエピソードとなった。脚本が上手だとスマートな仕上がりとなる。このドラマシリーズの脚本は大変よくできていて俳優のムダな動きがない。反対に考えると細部に渡って見ていないとつながりが分からない。

テーマは人間の絆というものだと思う。すべてはつながりあっており、この世には誰一人として忘れられている人はいないというもの。多少強引に設定をもっていくのは仕方ないものの、犯人が自分の間違いに気づき罪を告白すると彼女にも微笑ましい結末が用意されている。

★台詞の書き起こし★ 終結部サビ部分

樫山ジュン(東風万智子):
あなたたちには分かりませんよ…どうせ。

私、親も兄弟もいません。5年前に離婚して、それからずっと一人で生きてます。

昨年、このマンションで一人暮らしのおばあさんが亡くなりました。孤独死です。

それから、西島さんのことも気になるようになって…いつも一人ぼっちで訪ねてくる人もいない。

あー、この人もきっとおばあさんと同じようになるんだろうなって…考えてみたら、他人ごとじゃないんですよね。

私もそうなんです。このままいけばきっと…そう思ったら無性に怖くて…。

彼だけなんです…私には。彼がどんな人間であろうと、私にとってはたった一つの繋がりなんです。

これ以上調べる必要があるんでしょうか。真実を暴くことにどんな意味があるんですか。

西島さんは、天涯孤独なんですよ。

亡くなって誰が悲しむんですか。誰が怒るんですか。誰が困るんですか。

誰とも繋がっていない人間なんですよ。

これ以上は何もしゃべりません。私たちが殺人に関わっているっていうなら証拠を持ってきてください。

(中略)

杉下右京(水谷豊):
何を証明したか分かりますか。

西島さんは、断じて天涯孤独ではないということです。

彼が亡くなったと知ったら確実に悲しむ人がいるんです。

あなたは、彼を誰とも繋がっていない人間だと仰った。

誰とも繋がっていない人間などこの世にいるとお思いですか。

時には、本人さえ知らないどこかで、みな誰かを支え、誰かに支えられている。

人間とはそういうものなのではないでしょうかね。


スポンサーサイト

宗教はなぜタブーなのか サウスパーク脅迫騒動で

宗教はなぜタブーなのか サウスパーク脅迫騒動で
2010年4月23日 gooニュース 「ニュースな英語」

■本日の言葉「bleep」(ピー、ピー音で消す)

肩の力を抜いたゆるい「暇ダネ」英語をご紹介する金曜コラム、今週の話題は大好きなアメリカの風刺アニメ「サウスパーク」なので、ゆるいといってもそこは「サウスパーク」ですから、あまりゆるくありません。「ムハンマドを侮辱」した制作者を殺すと脅されている事態に、誰もが不安で不満です。(gooニュース 加藤祐子)

○誰でも平等に攻撃するアメリカの良心

いきなりですが、アニメ「South Park」はアメリカの良心だと私は思っています。えらい良心もあったものですが。世の中のあらゆる偏見、あらゆる差別、あらゆる思い上がり、あらゆる権威、あらゆるくだらない物事をこてんぱんに笑い飛ばしてバカにするこの風刺アニメが存在することで、その分だけアメリカという国は風通しのいい国になっていると思うからです。

保守派白人やキリストという(一部の)アメリカ人にとって大事なものをからかい、リベラル白人や黒人や同性愛といった(やはり一部の)アメリカ人にとって大事なものも笑い飛ばす。右だろうが左だろうが、白だろうが黒だろうが、身障者だろうが高齢者だろうが、何らかの「権威」となり社会的影響力をもつようになった瞬間、誰も彼らの風刺攻撃からは逃れられない。

トム・クルーズだろうがマイケル・ジャクソンだろうが、金正日総書記だろうがサダム・フセインだろうが、大統領だろうが女王だろうが法王だろうが天皇だろうが。どの宗教の教祖だろうが。

誰でも攻撃するがゆえに誰に対しても平等だというこのアニメは、そんじょそこらの覚悟がなければ作れない。その度胸の座りっぷりに、私は惚れ惚れとします。

なので、「South Park」が200回記念番組にまた確信犯で宗教をネタにしたと聞いても、当初は「元気だなあ」というぐらいにしか思いませんでした。モーゼやイエスやブッダと一緒に、どうやってイスラム教の預言者ムハンマドを登場させるか(番組内で登場人物たちが)あれこれ苦労した挙げ句、クマの着ぐるみを着せて登場させたと聞いて、「そう来たか」と笑いました(イスラム教は偶像崇拝を禁止するので、ムハンマドを「描く」ことは大問題となるのです)。

番組の登場人物たちが気を遣って苦労したのも水の泡で、結局は一部のイスラム教徒がこれに激怒し、制作者トレイ・パーカーとマット・ストーンの殺害をほのめかす脅しをウエブサイトに載せた。それを知った時は、「ああまたか…」と天を仰ぎました。やはりどうしてもどのようにしても、ジョークが通じない相手というのはいるのだな、と。

ジョークが通じなくて怒られるだけならともかく、イスラム過激派は「殺す」と言ったら実行することがあるので、「大丈夫か」と心配にもなりました。トレイとマットを脅迫した連中は、イスラム社会に批判的なドキュメンタリーを撮ったオランダ人監督が殺された6年前の事件を引き合いに出して「同じような目に遭うぞ」と脅迫しているので、尚のこと。

○放送局のジレンマは分かるが

そうしたら「South Park」を放送するケーブルチャンネル「コメディ・セントラル」は、脅迫を深刻に受け止め、問題となったエピソードの続編では「ムハンマド」に触れるセリフを全て「ピー」で消した。ちなみに日本語で言うこの「ピー」は英語では「bleep」という擬音です。「bleeped out all references to Mohammed(モハメッドへの言及を全てピーで消した)」という使い方をします。

「bleep out」するというこの局側の対応に、トレイとマットは不満を表明。公式サイトに載せた短い声明で「自信をもって出すことのできない番組は作ったことがない」「コメディ・セントラルが番組内容変更の判断をした」「コメディ・セントラルが『ピー』音を付け加えたんだ(Comedy Central added the bleeps)」と説明。主役のカイルが毎回番組最後に語る「いつものスピーチは、実は脅迫と恐怖についての内容だった。ムハンマドには全く触れていないのに、それもピーで消された(it got bleeped too)」のだと言うのです。

マットとトレイの勇気に拍手します。しかし同時に、ロサンゼルス・タイムズ記事にあるように、「コメディ・セントラル」が放送局として直面するジレンマにも同情します。イスラム過激主義者に風刺は通じない。実際に被害者が出ている。そこで「表現の自由」や「そもそも風刺とは」という大前提と、局としての立場や責任がぶつかり合った。諸々を天秤にかけて局として判断したのだと言われれば、それは理解したくなくても理解できてしまいます。

それにしても。なぜ宗教をからかったり批判したりすることが、タブーになってしまうのでしょうか。子供の性的虐待をめぐるカトリック教会の対応を批判した際にも少し触れたように、外国人と世間話をする時には宗教と政治の話題は避けろとよく言われます。日本でも、宗教や信仰について踏み込んだ話をすると厄介だからと、なるべく踏み込まない風潮が確かにある。ゆえに客観的な知識は広まらず、議論も深まらず、共通理解も生まれないわけです。

自分の信仰を批判されることは、自分の全存在を否定されるに等しい。しかもこの地上における存在だけでなく、来世とか天国における自分の存在、つまりは自分の永遠性すらも否定されることになる。それは「死」の絶対性を認めろと言われるに等しく、あまりにも耐えがたい。だから決して決して決して、宗教批判は許さないのだ??というのが、宗教の恐ろしさのように思います。あるいはむしろ、宗教そのものと言うよりも「宗教依存症」の恐ろしさでしょうか。

確かに、ケンカする覚悟がないなら、人様が大事にしているものは軽々しくからかったり批判するべきでない。それが信仰だろうと、好きなアイドルだろうと、生活習慣だろうと。けれども「South Park」は風刺番組で、まさに彼らはケンカ覚悟というか、世界中にケンカを売ることを芸風としているのです。

外野から勝手なことを言うのはいかにもお気楽で無責任だと分かっていますが、放送局には、番組関係者を全力で守りつつも「bleep」に頼らない対応を選んで欲しかったです。宗教というタブーに触れることの恐ろしさは、分かっているつもりなのですが。

◇本日の言葉
・bleep = ピー、ピー音で消す



・宗教の話は避けよという風潮はあります。今回の騒動は、風刺もできないほどにジョークも通じない人たちがいるということです。そして、オマエタチを殺すぞと脅迫することもためらわず、純真な部下たちにヒットマンを命じるわけです。その対策として放送局はピー音で音消しをする。日本のバラエティ番組じゃないのですから、困ったものです。自分自身の信じていることを汚されたら、復讐しても差し支えないというのは極端すぎるのでは…創始者は、そのような行動を望んでいるのかと反省することができないものでしょうか。

試しにサウスパークの一エピソードを日本語字幕で見てみた。サウスパーク (South Park) は、1997年8月からアメリカのコメディ中心のケーブルテレビチャンネル、コメディ・セントラルで放送されている大人向け(R指定)の切り絵風アニメ。ちょっと危ない内容で過激な内容だが、面白い。誤解される余地がありそうなアニメ。笑うのか怒るのか、それが分かれ道だろうね。

s-creator.jpg
写真左から、マット・ストーン(Matt Stone)氏とトレイ・パーカー(Trey Parker)氏


ムハンマドに熊の着ぐるみ 米国のアニメ番組が波紋
2010年4月22日 朝日新聞

 過激な風刺で知られる米国のアニメ番組「サウスパーク」が話題になっている。14日に放送された番組で、熊のぬいぐるみを着たイスラム教預言者のムハンマドを登場させたことに対し、一部のサイトが脅迫まがいのメッセージを載せた。番組は、表現の自由の範囲だとする論調がある一方で、批判はイスラム諸国に飛び火する可能性がある。

 「サウスパーク」はコメディー中心のケーブル放送局で10年以上、放送されている。高い人気を保ち、エミー賞も受賞している。タブー視されてきた宗教問題にも挑み、キリストも風刺の対象にしたことがある。14日の放送では、熊のぬいぐるみ姿のほか、世界の主な宗教の創始者らが登場するなかで、ムハンマドだけは「検閲」として姿が隠された状態でも紹介された。

 米メディアによると、米国内のあるイスラム系の団体が反応、過去にムハンマドを侮辱したために殺害された事例をサイトで取り上げた。サイトは現在、閲覧できない状態になっているが、団体幹部は「制作者に対する警告だ」と主張しているという。


煩悩林23

   私は脱皮動物

頭をうち
つまずくので
自分の殻が破れる
おろかなるゆえ
これをくりかえしあゆむ

・自分らしくなれるのは苦難を通して変わってゆくから。
その変化は自ら望んだものではなくとも、必要な変化なのだから…。

消火器投げ込み、防犯ビデオに犯行の様子…大阪・旭区

消火器投げ込み、防犯ビデオに犯行の様子…大阪・旭区
2010年4月28日 読売新聞大阪本社

 27日未明に大阪市旭区のプロテスタント系教会「日本基督教団森小路教会」に消火器が投げ込まれた事件で、現場近くの商店街の複数の防犯ビデオに、犯行の一部始終が映っていたことがわかった。商店街側は防犯ビデオを大阪府警に提出、府警は撮影された人物の特定を進めている。

 商店街関係者によると、防犯ビデオには、27日午前4時20分頃、ミニバイクを運転する不審な人物が、商店街を北から南へ通り抜けて教会前で止めた後、消火器のようなものを教会の玄関扉に投げつけ、周辺に消火剤とみられる煙が立ち上る様子が映っていたという。この人物は犯行後、再びバイクに乗り、商店街を北へ逃走。犯行時間は数分間だった。黒っぽいダウンジャケット姿でヘルメットをかぶっていたという。

 大阪、兵庫両府県など近畿各地では2008年秋以降、プロテスタント系教会施設を狙った同種の事件が50件以上相次いでおり、警察は器物損壊容疑などで関連を調べている。



・警察の捜査も進んでいる様子。今回犯行人物とされる男性とバイクが写った防犯カメラ映像が公開された。公開されていない防犯ビデオでは犯行の様子も記録されているという。車種は分かったし犯人の恰好も写し出された。ナンバーが解析できれば逮捕に結びつくだろう。とりわけ犯行の抑止効果が期待される。後は捜査に期待したい。


消火器投入犯か?防犯ビデオの男
2010年04月28日 MBSニュース

27日、大阪市旭区の教会に消火器が投げ込まれた事件で、教会近くの防犯カメラに犯人とみられる人物の姿が映っていたことがわかりました。

 この映像は27日午前4時ごろ大阪市旭区の防犯カメラに映っていたもので、バイクに乗った人物がスピードを出して路地を通り過ぎる姿が映っています。

 そのおよそ1時間半後、すぐ近くの「森小路教会」で玄関の扉に消火器が投げつけられているのを近所の住民が見つけました。

 近くの商店街に設置されていた別の防犯カメラには、犯行の様子も映っていたということです。

 プロテスタント系の教会に消火器が投げ込まれる事件はおととしから100件近く相次いでいて、警察はこの人物が事件に関わっている可能性もあるとみて特定を急いでいます。

NNNドキュメント’10 ハウスブルー  主婦たちのうつ事情

NNNドキュメント’10 ハウスブルー  主婦たちのうつ事情
2010年04月25日放送分

自殺による死者が12年連続で3万人を超えた。最も多い原因が「うつ病」。既に患者数は100万人を超えている。働き盛りの男性のうつばかりが注目されているが、女性患者数は男性の1.7倍。発症の可能性も2倍高いと言われている。男性は仕事や職場が原因となっても家庭を心のより所にできるが、家庭環境そのものがブルーな気持ちの原因となる主婦の場合、逃げ場が無く治癒に時間がかかるという。うつで入退院を繰り返す主婦・弥生さん(33)が「この病気のことを世の中の人に知ってもらいたい」と名前も顔をふせずに取材に応じてくれた。その壮絶な暮らしぶりから、主婦がうつになる事の深刻さをクローズアップする。

ナレーター:湯浅真由美
制作:中京テレビ



・実名での闘病記録。主婦たちにとっては体調が悪くても家事・育児からは逃れることができない。その点で、これらのストレスにさらされると厳しい状態になる。彼女の場合は、シングルマザーで二人の子どもがある。母親と同居しているので4人暮らしだろう。不調になって9年目という。番組では入院中と退院後、そして入院という流れを追っていく。

番組を見て感じることは、最後に彼女を支えているのが子どもたちと母親だという現実。その細いながらも太い絆をもとに自分自身を肯定していくという道のりを歩むしかないということ。彼女の場合は、母親が家事を代行することができ愚痴も出せるという環境にあることが救いだと思う。

彼女の弁によれば、娘に手がかからなくなった頃から空虚感を感じ始めたということである。それだけではないような気がするが…。番組では患者へのインタビューや自助グループの活動も挿入されていた。気になったことは取材が割と少ない感じがして密着という感じはなかった。


平成22年日本民間放送連盟賞  番組部門 テレビ教養番組 優秀

ハウスブルー~主婦たちのうつ事情

[番組内容]
シングルマザーである弥生さんは、娘に手がかからなくなった空虚感をきっかけに「うつ状態」になってしまい、精神科病院に入院していた。病院では同じ悩みを持つ人たちとの支えあいで少しずつ回復し退院するが、再び自傷行為と過食を繰り返すことになる。自宅では失業して職探しを続ける母親と、14歳になった娘が彼女を支える。

[制作意図]
私達は2年前、自殺を図って病院の救急救命センターに運ばれてくる人たちに対し心のケアを施す精神科医を取材しました。その医師の「精神科への偏見がなくなればもっと多くの人が救える」という言葉が今回の取材の出発点となりました。
多くの主婦が家庭内の事が原因で心の病に陥っていることはあまり知られていません。
うつ病が「心の風邪」と言われ、未だに「気の持ちよう」とか「怠け病」との誤解がある中で、家族への影響も深刻なこの病気の現実を知ってもらい、同時に家庭の主婦や母親が社会で置かれている立場を考えてもらえればと制作に取り組みました。

[審査講評]
映像も音声も加工せず、彼女と彼女を支える家族のありのままの姿を伝えることで、「うつ」を真正面からとらえ、考えるきっかけを与える。


大阪市内で2件 教会に消火器投げ込まれる

大阪市内で2件 教会に消火器投げ込まれる
2010年4月27日 MBSニュース

 大阪や兵庫などで教会に消火器が投げ込まれる事件が相次ぐ中、27日朝も大阪市内の2つの教会に消火器が投げ込まれているのが見つかりました。

 午前5時半ごろ大阪市旭区の「日本基督教団森小路教会」で、1階の扉に消火器が投げつけられているのを近所の住民が見つけ110番通報しました。

 この1時間後には、大阪市此花区にある「大阪四貫島教会」に併設された「天使保育園」で1階の教室のガラスが割られ、消火器が投げ込まれているのが見つかりました。

 「教会も保育園も地域の役に立てるよう努力しているので、私たちの施設が狙われるのは心外」(保育園の園長)

 去年から、大阪や兵庫を中心にプロテスタント系の教会に消火器が投げ込まれる事件が100件近く相次いでいますが、今回の2つの教会もプロテスタント系で、警察が関連を調べています。



・一日で二か所の被害がコンスタントに出ている。

NHKスペシャル 権力の懐に飛び込んだ男~100日の記録

NHKスペシャル
権力の懐に飛び込んだ男~100日の記録
2010年2月28日 NHK総合テレビ

1年前、”年越し派遣村”の村長を務めた湯浅誠氏。NPOとして在野で活動を続けてきた彼が政府に招かれ、昨年秋から内閣府の参与となり、緊急雇用対策本部「貧困・困窮者支援チーム」事務局長として活動を始めた。待ったなしの貧困対策。カメラは、従来の枠組みを超え、官僚や政治家、地方自治体の間を自在に飛び回り、貧困者の対策に乗り出す湯浅に密着。「誰もが平等に尊厳を大切にされる社会」を理想に掲げ、現場一筋に解決策を見出してきた湯浅は、果たして行政に横たわる様々な障壁を乗り越え、効果的な施策を実現してゆけるのか。困難に直面しながら格闘し、時に挫折する湯浅の100日を通して、政治主導を掲げる新政権、そしてなかなか崩れない縦割りの官僚組織や、疲弊する地方自治体の現実を描いていく。



・非常に有名になった湯浅氏の活動であるが、私は彼が内閣府参与として今年度のワンストップサービスや東京都の年末年始の宿泊施設提供に関わっていたことは知らなかった。この番組を見ていろいろと感じた。

国の官僚機構、地方自治体との折衝で7割の労力を使ったという。役人は悪い人はいないのだろうが、器が小さいと感じていたようだ。湯浅氏のようにNPOで活動することとは訳が違うということが初めて分かったという。番組では、当事者の立場に立っていくという彼の姿勢が反映して事態が推移したこともあった。湯浅氏の結論は、世論を喚起しないと物事は進まないのが日本の現実ということで、再びNPO活動に戻り従来の活動を続けていくということだった。

カメラが回っている時とカメラがない時、オフレコに何があったのかということが想像できるようなドキュメンタリーができれば最高である。今回は湯浅氏の活動を中心にして見てみると、行政の腰の重さが伝わってくる描きかがしてあった。どこでも会議、会議…という役所の決まり。そして、彼が漏らしたように霞ヶ関に力があると思っていたけど現実はそうでもなかったということが事実に近い。山井政務官が、彼の辞意表明についてオフイスで慰留する場面が映し出されていた。山井氏の続けてみたら分かることがあるという言葉は重いものがある。湯浅氏はあくまでもアドバイザーとして呼ばれて協力できそうだったら参与を引き受けたという立場を崩さなかった。一方で、政治家としての山井政務官は簡単に職を辞することができる立場ではない。少しでも良い政策を実施するためには清濁併せ飲む覚悟がある。その対比が実に興味深かった。

同じ時期に日本テレビもドキュメンタリーを撮っており、NHKと日本テレビが競争していたわけだ。日本テレビのものは見ていないので比較はできない。結局、遺留を受けたものの湯浅氏は3月に正式に辞書願を受理されている。100日で何かを変えることが元々無理があったのだろう。テレビとは、映像を通して本人・関係者・製作者の意図を超えて伝えられるものがあることが魅力である。できれば番組制作者の感想をNHKもホームページに載せてくれたらいいと感じる。

<以下追加引用>

縛られたくない?湯浅・内閣府参与の辞表受理
2012年3月7日 読売新聞

政府は7日、湯浅誠・内閣府参与(内閣官房社会的包摂推進室長)から出されていた辞表を受理したと発表した。

湯浅氏は2009年10月に内閣府参与に就任し、いったん退任した後、10年5月に再起用された。

藤村官房長官は7日の記者会見で「官邸で縛られるより自由に動きたい気持ちがあるのではないか」と述べた。


イスラエル 携帯電話は通話機能のみ…ユダヤ教超正統派

イスラエル 携帯電話は通話機能のみ…ユダヤ教超正統派
2009年8月22日 毎日新聞

 高画質カメラやワンセグ、GPS(全地球測位システム)機能などを加え、ますます進化する携帯電話。だが、宗教的な理由からこうした流れに逆行し、通話機能のみの携帯電話に固執する人たちがいる。イスラエルのユダヤ教超正統派だ。背景には、インターネットやメールは使い方次第でユダヤ教の倫理観を脅かしかねないとの懸念がある。

 エルサレムにある超正統派の教徒の街メア・シェアリーム。携帯電話店には、ヘブライ語で「認定」と太鼓判を押された商品がずらりと並ぶ。「ここでは『コシェル携帯』しか買えないよ」と店長のマークさん(32)。「コシェル」とはユダヤ教の規律に照らして「適正」なものを指す。認定印は、専門機関が公式に規律に合致していることを認める証明だ。

 コシェル携帯の基本は通話のみ。カメラはなく、インターネットはもちろん、短い文章を送受信するSMS(ショート・メッセージ・サービス)も使えない。特有の電話番号が充てられ、コシェルかどうか番号で判別できるのが特徴だ。

 厳格なユダヤ教の生活規範に反しない最新技術の活用法を研究しているラビ(導師)、ハルペリン師(75)は「問題は電話自体ではなく、付随機能。インターネットやメールは不道徳に使われかねない」と説く。例えば、超正統派はテレビを見てはいけないとされる。女性の裸など宗教倫理に反する映像を不意に目にする危険があるためだ。インターネットはポルノ系サイトにアクセスする恐れがあるし、メールでは、面と向かって言えないことでも文字にしてしまうかもしれない、という。

 イスラエルの携帯大手によると、コシェル携帯は約5年前に登場。今では超正統派が持つ携帯の約8割を占めるまでに浸透した。「子供の学校の連絡でも、新聞広告を出すにも、コシェル番号でなければ異端視される」(営業担当)ほどだ。

 総人口約700万人のイスラエルで、超正統派は1割程度。同国でも携帯電話は多機能化の一途だが、利用者の低年齢化に伴い、世俗派の間でも超正統派と同様の懸念が深まりつつあり、携帯との健全なつきあい方は社会的議論になっている。【エルサレム前田英司】



・携帯禁止理由がポルノ系サイト視聴など宗教倫理に反するものを助長するかもしれないからだという。ある面正しい。日本でも児童に携帯を持たせることの議論があるし、非行防止の意味もある。通話機能に限定することは必要ないならいいだろう。それを決めるのがラビなのか自分自身なのかということだけだ。そうまでして携帯を禁止しないといけないのは宗教倫理に反する行為が多いということでもある。

偉人たちの無神論的な50の格言25

デイブ・バリー(Dave Barry)

41.「もし栄光とともに万物を創造した神がいて、その神がメッセージを人間界に伝えようとするとしても、ヘアスタイルのおかしなテレビの人間を使わないだろう。


41. If there really is a God who created the entire universe with all of its glories, and He decides to deliver a message to humanity, He will not use, as His messenger, a person on cable TV with a bad hairstyle.

鳩山、大丈夫?謎のインド人占い師“予言”で安全保障政策?

zak20100424015view-small.jpg

鳩山、大丈夫?謎のインド人占い師“予言”で安全保障政策?
2010年4月24日 夕刊フジ

 鳩山由紀夫首相(63)は23日、「5月末までに決着する」としていた米軍普天間基地移設問題に、「職を賭す」と大見えを切った。失敗すれば退陣するという意味だが、自信の根拠は見えてこない。そんななか、「幸夫人がインドの占い師から意見を仰ぎ、首相にアドバイスしている」という仰天情報が永田町で流布している。よもや、日米同盟という極東最大の安全保障政策を「インドの占い」に委ねているわけではあるまいが…。

 鳩山首相は23日の参院本会議で、「首相としてすべての政策に職を賭す覚悟で臨んでいるのは当然のことで、その中には普天間移設先の問題も当然含まれている」と述べ、退路を断った。

 ホワイトビーチ、徳之島などの“腹案”はことごとく苦境に追い込まれ、「5月未決着→辞任」をささやく声は、日増しに高まっている。

 そんななか飛び込んできたのが、「幸夫人にインド人占い師が『米国は必ず譲歩する』とアドバイスしているという。これが首相に伝わり、首相は自信を持っているのでは」という仰天情報だ。

 たしかに、幸夫人(66)は、以前からスピリチュアルな趣向が強い。昨年5月に放送されたテレビ東京「美女放談」では「太陽を食べてるわけ。パクパクパクパクってちぎって食べてる。気持ちいい」と発言。超常現象の専門誌「ムー」(学研)での対談をまとめた著書『私が出あった世にも不思議な出来事』でも「魂が三角形のUFOに乗って金星に行ってきた」など、“宇宙系”の発言が目立つ。

 永田町関係者は「夫人はスピリチュアルな事象が大好き。ハワイのヒーラーから中華系まで、いろいろな占い師や風水師に会って見識を深めている。昨年末、夫婦でインドを外遊した際にも、『ガンジス川が見たい』と言い出し、インド大使館サイドが調整に困っていた」と漏らす。

 政府関係者も「鳩山首相が元気なのは幸夫人がいるから。毎日、幸夫人から『あなたのやっていることは正しいのよ』などと激励されて、精神的に持っているようだ」と打ち明ける。

 それにしても、「インドの占い師」とは誰のことなのか。具体的な名前は今のところ判明していないが、インドで思い浮かぶのはサイババ(83)だ。実際、民主党関係者の1人は「以前、鳩山夫妻はサイババにかなり興味を持っていた」と明かす。

 そこで、日本サイババ研究会(愛媛)の渡部英機氏を直撃すると、「日本人にサイババの信仰者は多くいるが、幸夫人のことは聞いたことがない」という。ただ、「教えの基本は『真理を求める』『正義』『平和』『非暴力』『愛』の5つで、非常にわかりやすい」と語る。「友愛」の鳩山首相と近いといえば近い。

 サイババ以外にも、伝統のあるインドの占いは日本の中高年女性に人気が出ているという。「口コミで広がり、リピーター率も高い。よく当たるから評判になるわけです」と胸を張るのは、東京都内でインド人占い師のコーディネートを行うプラシャンティネットワークコンサルタンシー社のラージ・ナレーシュ・クマール代表。

 「ヒンズー教の哲学から生まれたインド占星術は、人生が惑星によって定められているという考え方。生年月日で占うが、生まれた時間も重要。秒単位で運命が違ってくる」

 さらに、「人生だけではなく、天災や米軍基地移転といった社会問題も占うことができる」という。幸夫人については「私のところには来ていない。ただ、身分を隠していたら分からない。やって来るのは30代以上の女性が多い」。クマール代表によると、日本で活動しているインド人占い師は10人程度と、そう多くはないらしい。

 宗教に詳しいジャーナリストの広橋隆氏は「(鳩山首相以外にも)日本の首相と易者の付き合いは以前からあった」と指摘する。古代では、邪馬台国で巫女の卑弥呼が女王になった例もある。

 広橋氏は「トップリーダーは孤独で、精神的な支えが必要となる。首相たちが右か左かの重大な判断の意見を易者に聞いたというのは、よく耳にした話。ただ、鳩山首相はいろいろなところに興味を持つ人なので、支柱となる信仰があるようには思えない」と話している。



・閣内からも宇宙人と言われている首相とつり合った夫人。確かにトップリーダーは孤独で頼るものがない。学者のような見識ではなくて、閃きのようなものが必要なのかもしれない。まあ夕刊フジだから問題視されないけれども現実の問題は簡単に解決しない。首相が実に落ち着いているのが妙におかしい。

福音はとどいていますか55

「決断することで迷うべき問題が切り捨てられてしまうわけで、程度の差こそあれ偽りなのです。偽りなく生きようとすれば、人は迷い続けなければなりますまい」(藤木正三)1-78人生の懐

・そんな偽りの生き方も認めてくれるのが神の懐であると藤木師は語ります。人間に善悪の判断はできないのです。ですから神の存在が必要なのです。神の懐といえる広大な許しが…。

<サウジアラビア>テレビで「予言」 レバノン人男性死刑に

<サウジアラビア>テレビで「予言」 レバノン人男性死刑に
2010年4月2日 毎日新聞

 レバノンの衛星テレビ番組に出演し、視聴者の将来を「予言」していたとして、レバノン人のイスラム教徒の男性が巡礼先のサウジアラビアで「魔術」にかかわった容疑で逮捕され、死刑判決を受けていたことが分かった。

 AFP通信などによると、アリ・サバト被告(46)で、番組に何度も出演して視聴者に対して、その未来を予言したり、助言をしていた。08年5月、サウジの聖地メディナを訪問した際に宗教警察に逮捕され、昨年11月に現地の裁判所で死刑判決を受けた。

 サウジの法律では殺人や麻薬密輸に加え「魔術」も死刑の対象となる。07年11月にはエジプト人薬剤師が「魔術」に関与したとして斬首(ざんしゅ)刑になっている。

 被告の弁護士は「近く刑が執行されるとの情報を得た」と述べたが、レバノン法務省は被告の母親に「執行は延期になった」と連絡したという。国際人権団体によると、サウジ国王が恩赦する可能性が残っているという。

 アムネスティ・インターナショナルによると、サウジでは09年に69人が死刑となり、中国、イラン、イラクに次いで4番目の多さだったとみられている。



・宗教警察なんかそぐわない。異端審問所。未来を予言することは魔術なんだろうか!? それにしても、テレビ出演するくらいの人だから有名だろうし…巡礼先のサウジアラビアで死刑判決!? 巡礼するくらいの信仰もある。戒律に厳格であることは社会の安定には寄与するだろうが、厳しすぎると萎縮する。

偉人たちの無神論的な50の格言24

作者不詳

40.「人に魚を一匹与えれば一日の食事になるだろう。人に釣り方を教えれば一生の食事になるだろう。人に宗教を与えれば一匹の魚を願いながら死ぬであろう。


40. Give a man a fish and he will eat for a day; teach a man to fish and he will eat for a lifetime; give a man religion and he will die praying for a fish.

ローマ法王の辞任は有り得るか

ローマ法王の辞任は有り得るか
2010年4月5日 ウィーン発 『コンフィデンシャル』

 世界に11億人以上の信者を抱えるローマ・カトリック教会の最高指導者ローマ法王べネディクト16世は16日、83歳の誕生日を、19日には第265代法王就任5年目を迎える。本来ならば、祝賀会を盛大に開催したいところだが、今年は少々、タイミングが悪い。アイルランド教会から始まった聖職者の未成年者への性犯罪問題がドイツ、オーストリア、オランダ、スイス、イタリアなど欧州各地の教会に飛び火し、法王の責任を問う声が出てきたからだ。
 法王が9月訪問予定の英国ロンドンで先月末、聖職者の未成年者への性的虐待問題に抗議し、ローマ法王の辞任を求めるデモが行われた。米国からは法王に裁判所の出廷要求が出ている。異常な事態だ。
 ドイツ出身のべネディクト16世は就任以来、不祥事が絶えなかった。法王就任初年の9月、訪問先のドイツのレーゲンスブルク大学の講演で、イスラム教に対し「モハメットがもたらしたものは邪悪と残酷だけだ」と批判したビザンチン帝国皇帝の言葉を引用したため、世界のイスラム教徒から激しい反発が起きた。また、アフリカ訪問の際の「コンドームの不要発言」など、法王自身の発言内容が不協和音を生み出すケースが少なくなかった。聖職者の未成年者への性犯罪問題でも教会最高指導者として対応が遅すぎた。事態の深刻さを過小評価していたのかもしれない。
 ベネディクト16世はミュンヘンで学生時代を過ごした後、神学教授を務めた人物だ。バチカン法王庁に入った後は、元異端裁判所の教理聖省局長を久しく勤め、「新カトリック教理要綱」をまとめた張本人だ。現ローマ法王は元々学者だ。学者は過去の文献や著作には強いが、牧会や説明は苦手だ。その点、巧みな会話と気さくな言動でカトリック信者だけではなく、他の宗教者からも広い支持者を得た前任法王ヨハネ・パウロ2世は、現代的に表現すれば、「スーパー・スター」だった。旧西独のシュミット首相(当時)が「ヨハネ・パウロ2世となら、何でも話し合いができる」と感嘆したほどだ。学者べネディクト16世にヨハネ・パウロ2世の外交センスを求めることは酷だろう。
 バチカン放送はここ数日、批判にさらされるべネディクト16世に連帯感を表明する高位聖職者のコメントを報じている。イタリア、フランス、米国、そして南米の教会司教たちが「法王支持」を表明しているのだ。これまた異常だ。逆に言えば、法王への批判の声を無視できなくなってきたわけだ。バチカンも必死に応戦しているわけだ。
 5年前のヨーゼフ・ラッツィンガー教理省長官(当時)の法王選出は、本格的法王出現までのショート・リリーフと受け取られてきたが、聖職者の性犯罪問題がさらに拡大し、法王への批判の声が一層高まれば、法王の辞任も非現実的でなくなってくる。バチカンとしては終身制の法王の「辞任」といったシナリオだけは回避したいわけだ。



・いろいろな問題にさらされているんだ。前法王が包容力があったために対比されて考えられるのだろう。

NHK こころの遺伝子 第4回 益川敏英

NHK こころの遺伝子
第4回 議論は自由に 研究室では平等だ 益川敏英(物理学者)
2010年4月19日放送

理科への興味が科学者への夢に

益川さんが科学に興味を抱いた最初のきっかけは父・一郎さんだった。電気技師になる夢を持っていた一郎さんが、身振り手振りで説明してくれた月食や電気にまつわる現象。その不思議に満ちた話は、勉強嫌いの小学生だった益川さんの心を捉え、理科や算数だけは得意科目になる。「科学者になりたい!」夢がはっきりとした形になったのは高校生のときだ。何気なく読んでいた科学雑誌に、地元・名古屋の大学教授・坂田昌一さんが素粒子に関する新しい理論を発表したという記事がのった。「新素粒子の複合模型について」と題されたこの論文に、宇宙の謎が今まさに解明されているという興奮をおぼえた益川さん。大学で理科を学びたいと心に決め、幼いころの勉強嫌いが嘘のように必死で受験に取り組み、見事、名古屋大学に合格した。

坂田教授のE研でのびのびと研究

益川さんが生涯をかけて取り組んだ素粒子論。その研究を志し、大学院2年生のときに、2人の同期とともに最先端を走る評判の研究室、通称E研の門をたたいた。E研のリーダーは、世界の物理学をリードする存在であり、坂田さんが科学雑誌の記事であこがれた坂田昌一教授だ。坂田教授のE研では、教授に対しても「先生」と呼ばずに「さん」付けで呼ぶというルールがあった。坂田さんは、優れた研究成果を挙げるためには、自由で対等な議論が必要だと考えていたからだ。20名を超えるメンバーたちが日々、意見をぶつけ合う。その雰囲気に魅了され、のびのびと研究を進めた益川さん。誰にでも反論することから、ついに「いちゃもんや」のあだ名が付けられるほど、相手が大物であろうと秀才であろうとぶつかっていった。

E研仕込みの議論がノーベル賞に

京都大学の助手となった益川さん。その2年後、同じE研の後輩・小林誠さんが京大にやってきて、ノーベル賞につながる研究が幕を開ける。当時、世界中の研究者を悩ませていた素粒子の難問に挑んだ2人は、E研仕込みの議論を徹底的に交わした。議論を初めて2か月目。考えるのに疲れ果てた益川さんは湯船の中で突然ひらめいた。まだクォークが3つしか見つかっていなかった時代に、6つ存在するという奇抜な発想。小林さんはそれを否定せず、さらに2か月かけて議論と検証を重ね、論文を書き上げた。通称「小林・益川理論」。その後の実験で予測が正しいことが証明され、理論を発表して35年後につかんだノーベル賞。議論は自由にという坂田さんの遺伝子が科学界最高の賞に輝いた瞬間だった。



・4月から始まった番組、この番組を見ていて感じたこと。益川先生の恩師・坂田教授とは少なからず因縁あるために、どのように放送されるか楽しみであった。上記のNHKホームページの文言にすべて集約できてしまい内容的には15分でも放送できる。NHKの強みは徹底した取材にあるが、今回は材料が少なかった。NHKに残っている記録としてはラジオ番組の肉声テープだけのようだ。提供写真も少なくて残念である。

この番組は、再現ドラマと関係者へのインタビューという方法で、ゲストの心に残る一言に迫る。しかし、48分番組にするには内容が乏しいものとなる。ゲストにとって一言を選ぶこと自体が無理があるように思える。人間はさまざまな人から影響を受けている。この番組のスタンスは、恩師に影響を与えた人にも遡り、無理にも話をつなげようとする強引さがある。遺伝子という言葉はあまりよくない。

再現ドラマが必要なのだろうという疑問はある。それよりも、関係者へのインタビューを多く放送することで恩師と弟子という構図を多面的に表現できないものだろうか。それに、29分番組でも十分であり西田敏行のような司会も必要ないだろう。ことさら劇的にするのではなく、NHKの持つ遺産を集めてみるだけでも歴史的に興味深い番組を作ることは可能であろう。

大阪と兵庫 また教会に消火器投げ込まれる

大阪と兵庫 また教会に消火器投げ込まれる
2010年04月22日 MBSニュース

22日未明、大阪と兵庫の教会に消火器が投げ込まれる事件がありました。

 同じような事件はこれまでに90件以上相次いでいて、警察が関連を調べています。

 22日午前0時すぎ、大阪府吹田市津雲台の「日本キリスト改革派千里摂理教会」で1階の執務室にいた牧師(52)がガラスの割れる音を聞いて駆けつけたところ、玄関のガラスが割られ消火器が投げ込まれていました。

 そのおよそ5時間後、兵庫県宝塚市の「宝塚栄光教会」でも修行生の女性(35)が1階に鍵を開けに行ったところ窓ガラスが割られているのを見つけ、近くに消火器が落ちていました。

 いずれもプロテスタント系の教会でけが人はいませんでした。

 近畿各地ではプロテスタント系の教会でガラスが割られる事件が相次いでいて、日本キリスト教団などによりますと去年から90件以上の被害が出ているということです。



・もう90件以上ということでエスカレートしています。警察は恐らく張り込みしているでしょうが、すんなりと捕まるでしょうか。投げ込まれた消火器ですが、どのようなルートで手に入れるのでしょうかね。

煩悩林22

   死後

重い墓石の下へはゆかぬ
縁ある人びとの
こころの中が
私のすみか

・人間の心には、いろんな記憶が焼き付いている。
先に逝ってしまった人たちの記憶は、自分自身の生きる術となる。

法王、自身の疑惑に触れず 復活祭 首席枢機卿が擁護声明

法王、自身の疑惑に触れず 復活祭 首席枢機卿が擁護声明
2010年4月5日 産経新聞

 世界各地でカトリック聖職者の性的虐待と隠蔽(いんぺい)工作が発覚する中、キリスト教の復活祭(イースター)を祝う行事が4日、バチカン市国のサンピエトロ広場で行われた。ローマ法王ベネディクト16世は恒例メッセージで自身が虐待を見逃したとされる疑惑には触れず、ソダーノ首席枢機卿(すうききょう)が異例の声明で「つまらないゴシップに迷わされてはならない」と法王擁護に努めた。

 復活祭の日曜日はイエス・キリストが死後3日目に復活したとされる日。法王はミサの最後に巡礼者と世界10億人のカトリック信者に向けた恒例メッセージで「キリスト復活の後、教会は歓喜と希望だけでなく苦痛と悲嘆とともに歩んできた」と述べ、苦衷をしのばせた。

 ロイター通信はソダーノ首席枢機卿の声明について、復活祭に法王以外の聖職者が発言するのは前例がないと指摘。ローマ法王庁の混乱ぶりをうかがわせた。

 米紙は、米国の神父が聴覚障害の児童ら200人を虐待したことが判明した後もバチカン教理省長官(枢機卿)だった法王が措置を怠ったとして弁護士が法王の証人出廷を求めていると報道。法王は1日、聖木曜日のミサで「キリストは侮辱されても侮辱し返さなかった」と遠回しに反論し、バチカン教理省長官のレヴェイダ枢機卿は「報道は中傷だ」と非難した。

 しかし、法王の出身国ドイツのほかベルギーの大司教が「沈黙は罪だ」と指摘するなど足元からも批判の火の手が上がっており、騒ぎが収まる気配はない。



・復活祭に法王以外の聖職者が発言するのは前例がないと指摘…法王は権威であるから、弁明することはないだろうから側近がサポートするのだろう。

偉人たちの無神論的な50の格言23

ベンジャミン・ディズレーリ(Benjamin Disraeli)

39.「知識の限界で宗教が始まる」


39. Where knowledge ends, religion begins.

ローマ法王就任5年、虐待問題で逆風

ローマ法王就任5年、虐待問題で逆風
2010年4月20日 MBSニュース

 ローマ法王・べネディクト16世が19日、就任から5年を迎えました。欧米では、カトリック教会の聖職者が信者に性的虐待を加えていた疑惑が次々に発覚していて、その権威は大きく揺らいでいます。

 ベルリン中心地では、虐待問題の対応が遅いと教会側を批判するデモが行われています。

 「今こそ事実を話そう!」(デモ)

 虐待を告発する声は、法王の出身地ドイツを始め、スペイン、オランダ、アメリカなど欧米各地で拡大。古くは70年代から「神父が学校などで絶対的な主従関係を悪用し、少年信者に性的虐待を繰り返してきた」というのです。

 「神父は何時間もの間、いろいろな道具を使い、私の裸の尻をたたきました。その後、触られましたが、たたかれるよりも屈辱的でした」(10代前半に虐待を受けた被害者)

 メディアの一部は、「背景としてカトリック聖職者の独身性、禁欲生活が性的虐待につながった」と批判。抜本改革が必要だとして、法王の辞任を求める声も上がり始めました。法王は18日、ようやく被害者と面会し、謝罪しましたが、バチカンの対応は後手にまわっています。

 「今回の問題でカトリック教会は第2次大戦後、最大の危機に陥っています。実際に信者のカトリック離れが進んでいるのです」(宗教問題に詳しいウィンクラー連邦議会議員)

 10億人以上の信者を抱えるカトリック教会。就任から5年を迎えた最高指導者は、かつてない逆風にさらされています。



・テレビ報道の記事で、デモの様子が出ています。当事者たちの声は生々しい。教会を批判するデモって、今まであったのかな!?

煩悩林21

   宿業往生

身軽にとぶ いっぴきの蚊が
血を吸いたくなり
眼がくらんで
人間の手に
たたかれて死にました

・血を吸うと、身体が重くなり容易に動けなくなります。
人間も欲望で張り裂けそうなくらいになっています。その先は…。

神父の性的虐待、被害者と面会 ローマ法王「涙の謝罪」

神父の性的虐待、被害者と面会 ローマ法王「涙の謝罪」
2010年4月19日 産経新聞

 欧米各国の教会の神父らが長年にわたり、児童に対して性的虐待や暴行を繰り返してきた問題で、ローマ法王ベネディクト16世は18日、地中海に浮かぶ島国・マルタを訪問、虐待の被害者と面会し、涙ながらに謝罪の言葉を述べた。

 AP通信によると、一連の問題が明るみに出て、法王が直接、被害者と面会するのは初めて。ローマ法王庁(バチカン)は「法王が被害者の苦しみに対し、遺憾の意と深い悲しみを表した」との声明を出した。

 また、法王は各教会で再発防止策を徹底させることを約束。個々のケースを内部調査し、虐待を行った神父に対して、責任を取らせることも誓ったという。



・はじめての被害者との面会。その涙の意味するところは!?


性的虐待被害者に法王が謝罪 マルタで涙ながらに
2010年4月19日 共同通信

 カトリック聖職者による未成年者への性的虐待問題で、ローマ法王ベネディクト16世は18日、訪問先の地中海の島国マルタで、虐待被害者の男性8人と会談、涙ながらに謝罪した。今年に入り世界各地で次々とこの問題が報告されて以来、法王が被害者と会うのは初めて。DPA通信などが伝えた。バチカンの権威は失墜しており、会談により事態沈静化を図る狙いがあるとみられる。


心の泉41

「あなたの心の美しさは、ただ、神の目にだけ尊い」(アントニー・デ・メロ)1-406

Your inner beauty is reserved for God's eyes only.

・あなたの理解者を求めるならば、神に求めなさい。ただ、神だけが、あなたの心の奥をきちんとご覧になれる。それで満足しなさい。

神戸の教会関連施設に消火器投げ込まれる

神戸の教会関連施設に消火器投げ込まれる
2010年4月18日 読売新聞

 18日午前6時55分頃、神戸市中央区中島通のプロテスタント系教会の関連施設「神戸ルーテル聖書学院」で、1階廊下に消火器が転がり、消火剤が散乱しているのを男性牧師(63)が見つけ、110番した。
 玄関のガラスが割られており、葺合署は、何者かが外から消火器を投げ込んだとみて、器物損壊容疑で捜査している。発表によると、消火器は安全栓が抜かれた状態だった。

 兵庫、大阪、京都、滋賀の4府県では2008年秋以降、プロテスタント系の教会を中心に同様の被害が50件以上、相次いでいる。



・関西圏での事件。同一犯によるものだろうか。教会・施設は安全対策は不十分だろう。教会併設幼稚園があるところでは、かなり不審者対策をしている。一般の教会が監視カメラを設置したら困るだろうし…。
それにしても、犯罪がエスカレートしなければ良いのだが…。


・教会に消火器、ガラス割る 大阪
 2010年4月12日 産経新聞

 11日午前9時ごろ、大阪市城東区鴫野西の日本フリーメソジスト大阪城東基督教会で、1階出入り口付近に消火器が投げ込まれ、ガラスが割られているのを、教会の男性牧師(47)が見つけ、110番した。城東署によると、この建物は1階が教会で3階部分が住居になっており、牧師は午前10時からのミサの準備をしようとしてガラスが割られていることに気がついたという。



偉人たちの無神論的な50の格言22

黄檗希運(おうばく きうん/Huang Po)

38.「愚者は自分の思いより見えるものを無視する。賢者は自分の見えるものより思いを無視する」


38. The foolish reject what they see and not what they think; the wise reject what they think and not what they see.

私の教会はどうしたのですか?

私の教会はどうしたのですか?
2010年4月4日 ウィーン発 『コンフィデンシャル』

 オーストリアのローマ・カトリック教会は31日夜、ウィーンのシュテファン大聖堂で聖職者の未成年者への性的虐待を懺悔する特別礼拝を行った。これは同国教会最高指導者、ウィーン大司教区のシェーンボルン枢機卿が提案し、教会刷新運動「私たちの教会」も賛同、聖職者から性的虐待を体験した犠牲者も出席して開かれた。
 大寺院には約3000人の市民が参加して懺悔礼拝が行われた。シェーンボルン枢機卿は「わたしたち聖職者、教会が行った罪を認めます。われわれの中の者が他の人間に取り返しのつかない内的な死をもたらしてしまった」と、教会の名で謝罪を表明した。
 それに対し、当日参加した犠牲者たちの1人が「私の神よ、私は怒りを抑えることが出来ません。教会で未成年者に行われた性的虐待に対して、そして、それらの犯罪行為が教会上層部で隠蔽されてきたことに対して、私の怒りは高まります。私は当惑しています。私の教会、私のカトリック教会で何が起きたのでしょうか」と語っている。
 ちなみに、犠牲者の話を聞いたシェーンボルン枢機卿は「犠牲者が語る時、神が私たちに話し掛けてくる」と述べている。
 聖職者から性的虐待を受けた人が連絡するオンブズマンでは今年1月から先月末までに566件の電話があった。全てが聖職者の性的虐待の犠牲者からではないが、予想以上の件数に教会関係者はショックを受けている。内訳をみると、ウィーン大司教区で174件、インスブルック教区で115件の電話が入っている。その大多数の性犯罪は1993年前に発生しているため、法的には時効となっている。
 シェーンボルン枢機卿の謝罪表明と懺悔礼拝は、教会に対して批判的だった信者からも一定の評価を受けている。イースター(復活祭)を前に、教会が罪を悔い改め、再生することへの期待が強いからだろう。
 同国日刊紙エストライヒのフェルナー編集長は社説で「懺悔の祈りだけでは少な過ぎる。聖職者から性的虐待を受けた犠牲者には、教会側が経済的に償わなければならない」と述べている。



・懺悔ということはカトリック教会らしくていいなぁ。

福音はとどいていますか54

「宗教体験は自分というものを見た、正確に言えば見せられた、その自分の正体の自覚のことです」(藤木正三)1-77宗教体験

・宗教体験というと何か特別な才能の持ち主が受ける啓示的な出来事のように考えます。しかし、藤木師は宗教体験とは全ての人に開かれたものだといいます。その意味では日常に起こることのなかに宗教体験はあるのでしょう。徒に宗教体験を吹聴する人には気をつけたいものです。日常の中にそれを見ている人には、なんら不思議はないのです。

元被害児童が証言「法王は虐待を知っていた」

元被害児童が証言「法王は虐待を知っていた」
2010年03月26日 AFPニュース

 米ウィスコンシン州で1950年~1974年、カトリック神父が200人あまりの聴覚障害児に性的虐待を加えていたとされる問題で、被害者の1人が25日、当時、バチカン教理省の長官だったローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、82)も事件を知っていたと証言した。

 米紙ニューヨーク・タイムズの報道によると、ウィスコンシン州の聴覚障害児学校に勤務していたローレンス・C・マーフィー(Lawrence C. Murphy)神父は1950年~1974年にかけて、学校の児童200人あまりに性的虐待を行ったとされる。同州の大司教は問題を報告する書簡を2度にわたってバチカン教理省に送ったが、現ローマ法王のヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿(Cardinal Joseph Ratzinger)を含むバチカン聖職者らは、何の対応もとらなかったという。

 ニューヨーク・タイムズの報道をうけ、被害にあった児童の1人、アーサー・ブジンスキー(Arthur Budzinski)さん(62)は同州ミルウォーキーで25日、「ローマ法王は虐待を知っていたはずで、責任を負うべきだ」と語った。

 ブジンスキーさんによると、マーフィー神父は夜間に寮にやってきて、児童らをクローゼットに連れ込み性的虐待を行っていたという。ブジンスキーさんは1974年に当時のミルウォーキー司教らに虐待の事実を報告したが、司教に怒鳴りつけられ、泣いて部屋を出たという。

 ブジンスキーさんの会見は手話で行われ、ブジンスキーさんの娘がこれを訳して報道陣に伝えた。

 マーフィー神父は聖職をはく奪されることもないまま、1998年に死亡している。

5536477.jpg
米紙ニューヨーク・タイムズが公開した、米ウィスコンシン州の聴覚障害児学校で1950年~1974年に児童らに性的虐待を行っていたとされる故ローレンス・C・マーフィー神父(撮影日不明)。



・全寮制の学校だったんだ。教会は福祉・医療・教育などの全寮制施設を多数保有しているからね。この当時は、PTSDとかの概念はなかったんだろう。子どもを守るべき立場だろうに。

偉人たちの無神論的な50の格言21

ロバート・グリーン・インガーソル(Robert Ingersoll)

37.「我々の知らないことは神である。知っていることは科学である」


37. Our ignorance is God; what we know is science.

<カトリック教会>神父の性的虐待次々発覚 バチカン窮地に

<カトリック教会>神父の性的虐待次々発覚 バチカン窮地に
2010年4月2日 毎日新聞

 カトリック教会神父による子供に対する過去の性的虐待が、3月以降に米欧で相次ぎ発覚している。しかもローマ法王ベネディクト16世(82)が虐待を知りながら見逃していたとの疑惑も報じられ、法王の辞任を求める抗議デモが起きるなどバチカン(法王庁)は窮地に追い込まれている。

 今回騒動の直接のきっかけは、アイルランド政府の調査委員会が昨年11月に出した報告書だ。それによると、アイルランドでは1930~80年代にかけ、学校など教会運営の100以上の施設で、数百人の神父や尼僧が少なくとも2500人の未成年者に性的虐待を加えた。9年がかりでまとめた報告者は「組織的な隠ぺいがあった」と結論付けた。

 また、ドイツのシュピーゲル誌によると、ベネディクト16世の生地ドイツでも75年から83年にかけ、西ベルリンのイエズス会系の名門校で約500件の性的虐待があった。

 被害はドイツの他の都市や、スイス、スペイン、オランダでも続々と発覚している。

 こうした中、3月25日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、法王が枢機卿時代の93年、米ウィスコンシン州のろう学校で、少年約200人に性的虐待を加えた神父の処分を見送っていたと報じた。

 法王はこの報道の前の3月20日、アイルランドの性的虐待隠ぺいに関連し、工作をした神父らに向け「神の前と法廷で答える必要がある」と諭したばかりで、バチカンの権威は大きく傷ついた。

 だが、法王は28日、米紙報道を「つまらぬゴシップだ」と批判。周辺の司教らも、聖職者による性的虐待について「一部の者の過ち」との主張を崩さず、「性的虐待はカトリックだけの問題ではない」「何者かの陰謀だ」などと逆に反撃を強めている。

 こうしたことが「火に油を注ぐ」形ともなり、英国では28日、法王の辞任を求める異例の抗議行動が繰り広げられた。欧州の一部メディアは退位問題に触れ始めた。米国では被害者の代理人弁護士が「法王を証人として法廷に出廷させるべきだ」と訴えているという。

 発覚した過去の性的虐待は氷山の一角とみられ、被害報告は今後、さらに広がる可能性がある。今月19日に就任5年を迎える法王は重大な危機に直面していると言えそうだ。



・こうした話題でマスコミが騒ぐのは異例。この記事がでてから2週間になるがイースターを挟んで、さらにヤマを迎えることになる。
↑